2012.12.24 (Mon)

PARADOX(パラドックス)の新譜「TALES OF THE WEIRD」

チャーリー・シュタインハウアー率いるジャーマンのスラッシュ/パワーメタル・PARADOXの最新作「TALES OF THE WEIRD」。

今作の制作までにはメンバー集めに苦心された様子だが(うーぬ…)、、、

…けれど、クリスチャン・ミューナー<g>、ダニエル・ブルド<Dr>を迎えた強力布陣にて、こうして再びPARADOXの新作を手にとっている事実に、
【ド・Guts】不撓不屈のスラッシャー・チャーリーさんの狼煙が高々と上がった事を思い知らさせる訳で。

「嬉しい」としか言い様がないし、また、尊敬に値するものと信じざるを得ないが、その新譜を手にした喜びもさながら、勇んでその音にアクセスすると…

「(つくづく)凄いな…」という感嘆・感激・感動の念ばかりが込み上げ。

その結成は86年に遡る、PARADOXのサウンドに触れて再認識するのは「音が怜悧で理知的」だという事なのだが、その冷やりとしたテイスト、怜悧で理知的な音像ながらも、その実ハスキーでエモーショナルで有機的とも言える(メタルというよりかはHRな味かも?の)チャーリーさんのボーカルが合わさると、独特というべき「PARADOX節」が生み出される化学反応があるなと。

更には、メロディアスな叙情面の融合も得意とする所だから「PARADOX節」というのは単に冷たい感触だけが残るというのではないThrash/Power Metalなのだと改めて思う。

しかも…
その(クールでありつつ)ハイ・エナジーな「気迫」たるや…

こちらの身体全体が気迫音に覆われ、細胞がざわざわと唸り出すかの感覚に襲われ。

重層的な音の重ね合わせで綿密に構築されたドラマチズムはPARADOX仕方の格好良さだが、率直に「Metalとして」「Thrashとして」格好いい。

(嗚呼、格好いい…!!!)

◆6th「TALES OF THE WEIRD」
各種取り扱いあり。
Tales Of The WeirdTales Of The Weird
(2012/12/17)
Paradox

商品詳細を見る

※PARADOX→myspace   official

何かが始まる予兆を示す劇的イントロダクションから(一気)烈々たるThrashの渦へ!!の“Tales of the Weird”は、PARADOXの特性・特長をよく表しているであろうGreatタイトル・トラック。(アグレッション&叙情&ドラマチズム&…)
ドカドカドカドカ…!のドラミングでアガる↑↑2曲目・“Day of Judgement”は俄然「刻み」が心地良い快走曲、…であるし、聴き手の感情を捉えて離さない展開力は流石。
“Brutalized”は冷や冷や(クール)な味っぷりで…当バンドならではアレンジが光る、
「らしさ(個性)」溢れる重厚でスラッシーな曲。
“Fragile Alliance”はこちらもパラドックス流の世界観と妙味が息づく、少々テンポを抑えたナンバー。(個人的には「ツボ」であります。)
頭ガシガシ!がんがん!の“Escalation”はまさしくEscalationなリフ・ワークがグッジョーーーブな直Thrashチューン。(ハイライトのGソロは聴き応え◎◎◎。)
“Brainwashed”は歌メロ(特にAメロ?)にちょいと捻りがあって、それが「覚え」にも繋がっているような?。間奏パートでのフックにアクセントありか。
歌心を刺激する“Slashdead”は纏まりとノリの良さが魅力のナンバー。チャーリーさんのボーカルにキック感があって楽曲に生き生きとした印象が生まれ。
“Zeitgeist”はしっとりとした情感、リリシズムなインスト・ナンバー。
「叩・叩・叩・叩・叩!!!!!」の“The Downward Spiral”は至極【痛快極まりナシ】のTHRAASH!!!(であるし、しっかりメロディアスという。)
“A Light in the Black”はRAINBOWの楽曲のテンポアップなCover。ボルテージも高く、激しくも美しいオマージュ。

バンドが結成されたヴュルツブルクです。

大きな地図で見る

…且つ、非常に「クリエイティブ(creative)」な実態だという事。

先般より蛇ロテ中のDESTRUCTIONには主には「センス」に、そして、PARADOXの今アルバムについては、「アイデア(の豊かさ)」に驚異を覚える所があって。

ピリっと、溌剌なアイデアのTipsが隆々と曲中に組み込まれ、また、生かされている姿はクリエイター(創造者)としての本領がTrueであるという証しの一端では、と。

(尤も、アイデア豊富ながらもパラドックスとしての一貫性を感じさせるが。)

それもこれも、
「一念」、「一心」…。

(ほんの僅かでもより一段上の高みへと登ろうとせん)表現へのタフな執念強さがあればこそ、と。

その執念強さの根底を支えるのは、
やはり、音楽…、Metal/Thrashへの愛だろうかと。

…と感じさせて頂いた、
素晴らしき本作とシュタインハウアーさん&メンバー、に乾杯!!!!!

P.S.
寒波が来ているようですので、どうか風邪などひきませんよう。m(_ _)m

※無事、年賀状(前編)も用意できました。
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タグ : PARADOX

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