2012.11.04 (Sun)

GERMÁN PASCUAL(ジャーマン・パスカル)の初ソロ「A NEW BEGINNING」。

「購入して良かった…!!」と心底思っているスウェーデンのシンガー、GERMÁN PASCUAL(ジャーマン・パスカル)のデビューソロ作。

(バイオグラフィーを拝見すると)74年にウルグアイで生まれ、ブラジルで育ち、その後家族とスウェーデンへ移り住んだジャーマンさんは5歳の頃にはラジオから流れてくるポピュラーからオペラ、クラシックまでも全ての音楽を歌った(うお!)という。

そして、15歳の時にスラッシュバンドのドラマーとして音楽活動を始めたそうだが、次のステップとなるバンドではボーカリストとして迎え入れられ、本格的にボーカルのキャリアを開始した…というのが94年の頃のようだが、そのバンドがMIND'S EYEだったと。

それから時を経て、NARNIAがシンガーを探していた08年当時、友人だったジャーマンさんが参加して…という。(且つ、DIVINEFIREの方でもボーカル兼任し。)

さて、本デビューソロ作は、彼自身のバックグラウンドを踏まえた音楽性を基調として、全編通して力強さやヘヴィネスを打ち出しながら、時にアグレッシブに、時に高雅に、時に情熱的に…と、各々の趣きを携えた楽曲が連なっており、所々、Dio他を彷彿させもする歌唱力あるボーカリストによるソロという事もあってか、心身にしっかりと着地する歌メロを尊重した内容になっており。

また、個々の楽曲はよく纏まっているその分、曲から発される熱量も大!と思われるし、余所見(余所聴?)させず即時に「いいっ!!」と反射的に感じさせる曲の良さがリスナー側に直撃してくる!のである。

今回、特別ゲストとしてギタリストのCarl-Johan "CJ" Grimmark(NARNIA、FIRES OF BABYLON、ROB ROCK)、またベーシストにPer Schelander(PAIN OF SALVATION、ROYAL HUNT) 、Raphael Dafras (ALMAH、SEVEN HORIZONS) が参加しており、彩りを添えたゲストからの豊かな感化もあってか、質の高いメロディック/スラッシュ/パワーメタルのアルバムが完成したものと…!!(確信。)

◆1st「A NEW BEGINNING」
New BeginningNew Beginning
(2012/10/09)
German Pascual

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GERMÁN PASCUALmyspace    official

美しいピアノの調べから始まる“Seek the Truth”は「歌!」のボーカル・ラインが際立った「歌っていてモノスゴク気分がいい」、Gソロも非常に心憎しなストライク曲!!
続く“The Wrath of God”はヘヴィでアグレでPowerfulなメタルで、中盤のグロウルもアクセントとなっている一曲。
“If the Sky Would Fall”はちょいとHELLOWEENを思わす箇所もありの、テンポ速ナンバーで、言うなれば「秘めたる闘志」的なサビメロも鋼鉄かっちょよし!
“Misty Dreams”はハイトーン・ボーカルの後に続くフレージングに肝ありか!?という骨太チューン。(間奏部はプログレッシブな作りであり。)
今作のハイライトの一つという印象の“Open Your Eyes”は感情が高ぶって止まないメロディといい、北欧ネオクラ派の流れを汲んだ華麗過ぎる楽曲で、Gも弾き捲っており。構成も見事の一言に尽きるかと。(機会ありましたら、是非ともお聴き下さいm(_ _)m)
頭振り回し~の“I Call for the One”はガシガシ「熱い気」が充満した叩きつけるパワーに溢れ。輝きを放つ演奏陣のPlayも聴き逃せないが、その実、重めのOutroが良い。
“Unbroken Wings”は哀愁と優雅が混じり合った感のボーカルの旋律が秀逸なネオクラシカル風の。
“Come Ease the Pain”は自然に身体動くフックに富んだリズム、そして洒脱な曲調も◎という。(宛もSKYを飛行している態のソロがグレイト。)
“Fate of the Blind”は「ノリ」感が大変良好な、PRIMAL FEARやCONSFEARACY辺りを思い出したりのスラッシーと言える好感度な曲。
“Canción con todos”は(前々記事でも書かせてもらいましたが)アルゼンチン・フォルクローレを原曲とするCover。情熱さながらにシンフォニックにアレンジを効かせたこのMetalバージョンに於いてスペイン語で切々と歌い上げるジャーマンの歌声に激しく心奪われ。(機会ありましたら、是非是非とも…!m(_ _)m)

現在地のスウェーデン・ストックホルムです。

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尚、ジャーマンさんは音楽以外にも、ホームレス、薬物の中毒症の…、といった人々との行動にも献身されている方のようだ。

(ある意味)ボーカリストのソロ作品というのは、(その時点での)ボーカリスト個人の求める志向や求心性、密度などが(結果としてブレずに)濃く反映されやすい作品になる傾向があるのでは?…と考えたりもしているのだが。

例えば、割りと近い所ではALMAHの「MOTION」、LANCE KING「MOMENT IN CHIROS」など、自分的に感銘を受けたボーカリストのソロ・プロジェクト作品があるが、

ひいてはその個人の「人となり」までも「地に」「直に」表れやすいかもしれない気が。
もしかすれば、ボーカリストが「肉声による表現者だから、より」なのだろうか。
(ワカラナイ…。私の推測でしかないのですが 汗)

ともあれ、本作については「妥協なしの、ハードでヘヴィ、メロディックなパワーメタル」との紹介書きがあるが、確かに、重みや厚みやタフネスを保った輪郭のくっきりした音像という感想を抱かせるし、
何より、ジャーマンのお人柄が広がっていくような、衒いなく聴き手を感情移入させる(もしくは感情を開放させる)芯のあるメロディック・メタルに触れ……

深く深く感動しているのです。

P.S.
今しがた映画でクリストファー・クロスが流れてなかったでせうか。

(拙ブログの記載ミス多く…m(_ _)mm(_ _)m)
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タグ : GERMÁN PASCUAL

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Comment

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
職務経歴書の書き方 |  2012年11月18日(日) 17:38 | URL 【コメント編集】

コメント有難うございます!

職務経歴書の書き方さん 江

初めまして!
コメント有難うございます^^

> とても魅力的な記事でした!!
自分では伝えたい所が伝わり足りなさがあったりも
した記事でしたが、、、(恐れ入りますm(_ _)m)

> また遊びに来ます!!
> ありがとうございます。。
こちらこそ有難うございます!
よろしければ、どうぞまたお立ち寄り下さい^^♪
silverwinger |  2012年11月18日(日) 22:59 | URL 【コメント編集】

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