2012.06.09 (Sat)

WHITE SKULL(ホワイト・スカル)の新譜

イタリアン・パワーメタルバンドのWHITE SKULLの新譜「UNDER THIS FLAG」。

北部のヴィチェンツァを拠点とする80年代に結成された歴史のあるバンドだが、今作で9thという事になるだろうか。

前作「FOREVER FIGHT」でボーカルを披露していたElisa“Over”De Palmaさんは2010年の夏には脱退し、今回、約10年ぶりに、オリジナルメンバーのFederica“sister”de Boniさんが復帰したというコトになり。

(YouTubeの公式チャンネルの動画を拝見するに、Federica姐様のカムバックを首を長くして待っていたファンの歓迎コメントなどもありますねぇ。)

前任のElisaさんもそうだったが、聴いていて感じるのは、個性的でWildな歌唱の女性ボーカルがこのバンドのサウンドにはごくごく自然に馴染んでいるというのと、それが一つの特質でもあり魅力でもあろうと。
その理由として、恐らくはバンドが女声でスタートしている面は大きく作用しているとは思うが、(男声のGustavo“Gus”Gabarroさんがバンドを去った後に)Elisaさんを迎えた時点で、それ(女声)をバンドとしてのオリジナルの特徴とする方向性を打ち出したみたいである。

尚、嘗ての記事でも触れた様に、当バンドはドイツのGRAVE DIGGER(墓掘人)との親交も厚く、クリスさんが当バンドのアルバムにゲスト参加したり、というのもある訳だが、骨々太々しくパワーに重きを置いたそのエピカルなメタルは、音楽性自体もディガー様と親近性が濃いと言えるもので。

そして、待望の今作は…
ぐっと贅肉を削ぎ落とした感の、「パワー(力)メタル」の本道をひた走る印象で。

「毅然とした直球勝負」であるがゆえに、音楽そのものの熱量が、より「真っ直ぐ」「強く」聴き手の耳と身体に伝わってくる。

『のめり確実なintro~Aメロ』『高揚を齎すメロディックなサビ』『感情移入必至の(泣きもありの)Gソロ』…、それらは忠実と言えば忠実な有り方なのだが、、

その背筋を正す忠実さが、嬉しくも、有難い、

我々の核心エナジーを沸き立たせる、そういうWHITE SKULL

◆9th「UNDER THIS FLAG」


WHITE SKULLmyspace   official

ヘビロテ中。(少しだけコメントを…m(_ _)m)

オープニングを抜けた直後のドラムで会心の笑みが零れる“Hunted Down”は、クワイアのサビで熱気急上昇なheavy Metalチューンで、テンポがUpするソロのパートに…(見事にI'm on fire。)
続く“Bottled Mind”は2曲目らしく歌メロも覚えの良い(早速、好き好きになった)快曲。ドラマチックなGソロは特筆ものかと。
開始早々にGが紡ぎ出すリードにぞっこん!の“Red Devil”はメディエバルなアレンジも、勇壮なサビもムードがあるミドルテンポ。(嗚呼、ギターが泣いてる~~~!)
“Lost Alone”は、ですねぇ…(特にintro辺り)日本でも多くcoverされたボニー・タイラーの“Holding Out for a Hero”を彷彿させるような歌謡なエッセンスがあると申しますか、という素敵さであり。又、やはりこの曲でもGソロが…、この琴線に触れるソロは心底「素晴らしい(Great)!」の一事。
タイトルの“Under This Flag”はですね…もう…初っ端からテンションが異常に上向いてしまう、大合唱のサビでも興奮はウルトラ級の、これぞ正しく「Power Metal」。よって、「お待ちしてましたっ」という感謝の念も猛々し。
“A.D.O”は姐様の女声を生かした神秘的でファンタジックな…から徐々に白熱を情感を増す、ハード・ボイルドな哀愁に満ちた劇的パワーバラード。(いいねーーー)
メロSpeedyな疾走感の“Prisoners of War”は歌メロも雄弁な、インパクトのタフな楽曲。(またしても、ソロが沁みます、沁みますねっ)
ジャーマンなテイストもある“War After War”は、サビの旋律もしみじみと耳に残る、こちらも歌謡な向きだろうか?という纏まり良い曲作り。
Aメロが物凄くグッドな“Nightmares”の哀感は…ホントにたまらないですねぇぇぇ。事実、バッキングの効果はリアルかと。(※この曲は途中、姐様の語りも入りますん。)
エピックな序章で既にそそられ捲りの“Freedom's Not Free”は、最高潮なサビに至って、拳を高らかに掲げらずにいらなくなり。
“You Choose”は、その「格好良しなキメっぷり」に痺れる、私がゾッコンな曲でありますーー(告白)!細かい所でイタリアンなアレンジも効かせたりするが、基本、ディガー様を思い出せなくもない曲調ですー。
“Redemption”は「来る…、来るぞっ!」の王道Speed&Power!で、「最後まで攻めて行く」アツイ…熱っ!のラスト・ナンバー!

本拠地のヴィチェンツァです。

大きな地図で見る

改めて、本作はなかんずくギターの感情表現が非常に見事で、聴き所が満載&満点ではないか、と。
加えて、復帰されたFederica姐様のボーカルも「無くてはならない存在感」を示しており、味があってアクティブで、誠に好ましい歌唱である、と。

実は、(個人的な嗜好に則せば)ディガー様と同様、聴くより前から「きっと…好きだろうなぁ♪」というのがほぼ確定?という気がするバンドだが…

想像通り、予想通り……

いや。「予想を超えて」大・大・大好きですね!

P.S.
これからバレーボール観戦に臨みます。
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タグ : WHITE SKULL イタリアン

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