2011.12.25 (Sun)

LANCE KING(ランス・キング)の初ソロ作

PYRAMAZEからの流れでLance King(ランス・キング)を追跡するシリーズ(?)のキングのソロアルバム「A MOMENT IN CHIROS」。

AVIAN、PYRAMAZE、BALANCE OF POWER…等々といったバンドで多くのキャリアを積んできたランス王は、80年代の初期からプログレッシブ~パワーメタルのボーカリストとしての確かな力量を披露してきたという事になるが、そのボーカリストという面以外にもNightmare Recordsの設立者&オーナーでもあったり、またその他にもライターやプロデューサーなど様々な顔を持つお方でもある。

さてさて、初ソロアルバムという当作「A MOMENT IN CHIROS」であるが…

……いやぁ~~~、有難うございました!!!!!

大変に…!良質な…!
プログレパワーなメロディック・メタルを届けて頂きまして……っ!m(_ _)m

現在に至るまでランスがボーカル経験を積んできたバンドの音楽性から大きく離れるものではなく、というより、その土壌を最大限に生かした音作りであって、ランスの達者なボーカルならではの「Dreamがカム・トゥルー」…、
つまり、「こういったもの、聴きたかったよね!」願望を見事叶えていると思う。

…という本作は「11:11 the Time Prompt Phenomenon」をテーマにしたコンセプチュアルなアルバムという事だが、(例えばPAGAN'S MINDやEVERGREY等を思い出すかの)宇宙的、スペーシーな佇まいが漂流しているスケール感のあるサウンドが、これまでのランスの音楽活動の中でも感じる事の出来た妖艶でダークでディープな空気感と融合して、えも言われぬ魅力を誕生させているものであり、そこへランスの意気も闊達な歌唱が合わさるという…もう。
(優婉な「METALケミストリー」です。)

◆「A MOMENT IN CHIROS」
CD Baby   AmazonMP3

Moment in ChirosMoment in Chiros
(2011/11/08)
Lance King

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LANCE KINGmyspace   official

少しだけ曲へのコメントを…(※追って追記の可能性アリマス)

気宇壮大な大気を吸い込んだ“A Sense of Urgency”は艶のある浪漫ティシズムが貫くメロディアスな秀曲。(1曲目からソノ世界へ飛ばされますーー。)
アラビアンな節回しも聴ける“Awakening”は歌心を刺激する洗練された好曲で…うーん。。全くもってゾクっと来るボーカルですねぇぇ。(流石は「ボーカル男前」ですな)
“Manifest Destiny”は弾ける様な明朗闊達さを見せつつ、サビも実に「虹色ファンシー」。ファンシーなのだが、薄く中近東風味な曲調で重厚さも忘れない?
“A Given Choice”は…大好きです!こういったフックにも富んだ優れたパワーメタルに接すると有難みを実感して止みません。
アルバムタイトルの“A Moment in Chiros”は今作きっての大曲で、威厳な響きからコズミックにヘヴィにリリカルに転じてストーリーを描き出していき、終盤のスパートに至って…すっかり参りました!(名曲)
“Dance of Power”…自分は諸手挙げてこの曲に大賛辞を送りたい気持ちがフルだという…(本当に本当です。)ヘヴィな序章も、エモーショナルなGソロも、スペーシーなSEも良いのだが、(通して)旋律に力があると。
“Kibou”は日本への想いを馳せて作られたという「希望」の名を冠したピアノの伴奏による楽曲。高音域のボーカルの細やかな表現が圧巻。あまりにも素晴らしい…
“Infinity Divine”はQUEENSRYCHを思わせるシリアスで怜悧な質感のある音だが、中盤にややオーガニックなタッチが加味されるというか。
“Joy Everlasting”は骨太のダイナミズムと幻想的なムードがいい具合に溶け合ったという佳曲であり。
テンション(緊張)も高いintroで始まる“Sacred Systems”は、エキゾチックなサウンドとボーカルとのフィット感も良好なプログレな趣向を凝らした楽曲で、その実、親しみ深さも。
ラストの“Transformation”はまさに当アルバムの終曲として相応しい、妖美さをも奏でるスペクタクルだという。

Nightmare Recordsの所在地・ミネソタ州のセントポールです。

大きな地図で見る

(尚、このアルバムの収益は「NOT FOR SALE!」という人身売買の撲滅を目的とする組織への寄付が予定されているようだ。)

ボーカリストとして定評のある人物のソロ作>であり、ボーカルの技を堪能させて頂けるのは勿論だが(例えば、洋々と上昇したかと思えば、フっと的確に中下音域へ急降下するボーカル・アクションの冴えっぷりは流石であるなと)、
その秀逸な歌唱共々、描き出された音世界のイリュージョンにすっかり魅了されてしまうので。

当作、パワーとメロディを兼ね備えた、得難くも、非常に上質なプログレッシブ・コンセプトアルバムであると信じます…!!!

(よって、今後もランス王を追っていく事になるのは間違いなさそうだという。)

P.S.
記事書いたり、「今日は一日“ハードロック・ヘビーメタル”三昧Ⅳ」聴いたり、フィギュア観たり。観てたり。
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テーマ : HR/HM - ジャンル : 音楽

タグ : LANCE KING ランス・キング

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