2011.10.22 (Sat)

ICED EARTH(アイスド・アース)の新譜

ICED EARTHの記念すべき第10作目の最新作「DYSTOPIA」。

外ビニールに貼られていたシール『 ICED EARTH RETURNS 』の文字にも俄然盛り上がってしまうのはやむを得ない帰還であります。

そんなICED EARTHは再びバウロウが脱退して(ううう…)、INTO ETERNITYのStu Blockが加入決定したのだった。
その件についてはICED EARTH公式サイト内記事に詳しいが、マット退陣に伴い、ものすんごい数の(新ボーカル希望者からの)デモや履歴書が殺到したらしいが(人気バンドですし)、その中で新ボーカルとして選ばれたstuを迎えてリリースされた新作という事になります。

所で、Stu BlockはINTO ETERNITYを退いた訳ではないのかな。(ここは私の認識がはっきりしない?)現状のステータスに於いては…?
INTO ETERNITYもかなり優れたバンドなので微妙な気持ちが…。

尚、『Stu Block joins Iced Earth (Take 2)』というYoutube動画(※Take2なので前編からの続きモノだが)のコメント欄ではファン達のガチな激論(ディスカッション)が交わされており。
バウロウへの止むに止まれない想いとか「リッパーかバウロウに戻ってきてほしい」とか、喧々囂々。 ←それだけ愛されているんですね。
これを読むと、割と最近のコメントに「実際の所、StuはINTO ETERNITYから離れていて、ICED EARTHに集中したがっている、と自分は聞いた」という人の書き込みがある?
真偽の程はミステリーだがm(_ _)m、そういう記載があったと。(色々な情報、ご意見あります。)

さて、当バンドは「ICED EARTH節」(Jon Schaffer節?)という言葉に象徴される様に、あるスタイルを確立しているタイプのバンドだと考えられるが…、
…そうです…。
私はこの「節」の魅力に打ちのめされ(心酔?)ている者であります!!(激白)

それを「マンネリズム」というのはた易いけども、類型性、連続性というのは芸術・芸事のエッセンス、醍醐味の一つとして、確実に在るとは思うので。

(Jon Schafferは"Riff Lord" という栄えある称号が献上されている訳でして。)

…而して、今作では「かのStu Blockの加入によってどの様なケミストリーが…?」が注目点であろうが、stuが歌っているからといって、(大転換的に)エクストリーム・メタルへ…という訳ではなく、、(これまでと同様に部分部分でハイトーンなど烈々した箇所もあるけど)「ICED EARTH節」は顕在であって、あちこちに「~節」は散見されるので。

けれども、(その筋から逸脱しているのでは無いのは無いとして)ここ数日聴かせてもらって、私は今作、バンドが抱いているであろう「音を楽しむ」という音楽の、原初的な欲求が赤裸々に表れている気がしてきたのだ。

作り手の興奮のかけらがこちらにも(ビュシっ!と)伝わってくる瞬間が。

ちょっとしたフレーズにLoveやRespectやTrust(それは自身が実践する音楽=heavy metalへの)を強烈に嗅ぎ取れる瞬間があり。

なんだろう…、割とこう、音的にはヒヤヤか?というのか怜悧な(方の)感触のあるバンドかもしれないのに当作の曲の中でソレが顕在した時にやたら熱っぽく感じるものがあるんす。
(だから、自分の胸をずぎゅんずぎゅん=痺れさせていたのか…?!)

◆10th「DYSTOPIA」
DystopiaDystopia
(2011/10/18)
Iced Earth

商品詳細を見る

※ICED EARTH→myspace   official   facebook

曲について少々コメントをば。

“Dystopia”はオープニングに相応しいと言えば相応し過ぎます!!
ズンダガダガダガのintroで気分は最高潮!…そこへ本編突入の狼煙・ドラム、リフ!…続いてstuのハイテンション&ハイトーンなボーカルが被さり、歌心のあるサビへ…。(メタル、どう聴いても明らかにメタルの楽曲ですっ)
ズバリ、“Anthem”と名づけられたミドル・テンポの歌メロの…普遍的な強さのあるメロの素晴らしさには…!(アンセムだというのも了解。)
怒涛のドラミングで幕開ける“Boiling Point”というタイトルからして、沸々して来なかったら不思議じゃ?のPOWERチューン。stuの絶唱も…いやはや~~「アツイ」。(掛け声の合いの手もヨイし。)
“Anguish of Youth”は、、アコギの綺麗な響きといい、哀愁偲ぶ旋律といい…
自分、過去曲の“Melancholy”が好きで好きでたまらんのだけど、それに通じるかのペーソス、ドラマチズムを覚えるパワーなバラードで。(余りにもグレイトなもので、超絶リピしており。)
オトコっ柱の強い(!)“V”は骨太いへヴィな曲調で、しかも「シンガ・ロング確定」のメロディも擁しているという。(この曲もソッコウ気に入りましてねぇ…)
“Dark City”は、あちらこちらと「メイデンLove」なフレーズを発見される事と思うが、ですから「非常に劇性の高い」一曲で、後半のダッシュにはノック・アウトではないか?と。メロディアスな為、(嬉しい事に)早速歌ってしまうのでもあって。
“Equilibrium”はきっとハイトーンvoのキメで頭がんがん振っちゃうでせうし、所謂「~節」なリフ・メイクが有力だろうか?という鋼鉄曲だが、中盤のツイン・リードが生み出す流麗な音色が良過ぎるのでして…(心ゆくまでご堪能を…!)
“Days of Rage”も珠玉リフでぐいぐい言わす「鉄っ!!!」なアグレ・チューン。タイトルがタイトルなだけに!(…なのだけどドライにカラっとした感じも?)
“End of Innocence”はアメリカンらしいロック・バラード調子から次第に重音へ、と。
鼓舞させる「いざ行進せん」introの“Tragedy and Triumph”は光が差すが如くの明るさを発するハツラツとしたHR/HM。活々とした力がリアルに身体に漲って来るのを実感!

オリジンのフロリダ州タンパです。

大きな地図で見る

興味深いと言えば興味深いのだが、stuの参入によりもっと激音に向かいそうな所がそうにはならずに、元来当バンドが本源的に持っている(「節」より以前の)コアなメタル成分が引き出されたのだろうかなと。

(自らの筋を通しながらも)鋼鉄の基本の筋に忠実というのか。

だから、その意味でアイスド・アースに全く変化が無かったとか変わり映えしないとも私には思えない。

“Tragedy and Triumph”の歌詞はストレートでポジティブでパワフルなのだけど。

「…頭(こうべ)を高く上げ…
我らはけして(自身の)spiritを滅したりしないだろう」

只今そんな心境だろうか、というICED EARTH。

素直にいいヘヴィメタル・アルバムだと思う。

いずれにしても、これからも応援させて頂きたく!!(大好きですからーー。)

P.S.
(どなた様か存じませんが)いつもいつも有難うございます!m(_ _)mm(_ _)m

【10/25:追記】“Days of Rage”のコメントを追記しました。
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テーマ : HR/HM - ジャンル : 音楽

タグ : ICED EARTH アイスド・アース

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Comment

SILVERWINGERさん、毎度~。

SILVERWINGERさん、毎度~。

くぼちゃんでございます~。
御久しぶりでございます。(←平伏平伏)

ここ数日…持病の喘息発作が出てしまい、くたばってる最中でございます。(←激泣)

おぉ~っ!
ICED EARTH!

ここ近年のアルバムは未聴ですが、「NIGHT OF THE STORMRIDER」「SOMETHING WICKED THIS WAY COMES」は大好きなアルバムです~!

ICED~は、バリバリアメリカのバンドでありながら、ヨーロピアンの香りがするバンドですよね~。
また、俺はスラッシュメタルが大好きなんすけど…ICED~は、ギターリフが激烈でありながら、安易なスラッシュメタルに走る事無く、頑なに正統派HMを追求してますよね~。
コレって凄い事かと俺個人的に想うのでございます。(←平伏平伏)

うーん、新作聴いてみたいっすね~!

SILVERWINGERさんが、CDビニール包装上に貼ってるファクトリーシールを見て興奮されるのもわかりますよ~!ウンウン!

ちなみに…少し前ですが、ユ〇オンの格安中古CD段ボール箱コーナーをガサゴソ物色してたら、ENSLAVED/VERTEBRAEを発見。5枚で千円だったので、他にテキトーな物を見つけて購入しました~。

ENSLAVED、音楽性変わりました!びっくりしました!(←激驚)
しかも、一部楽曲にはあのメロハーバンド、TNTのロニー・ル・テクロがリードギターで参加してました。
ヴァイキング色が無くなり、強引な例えですが…OPETHやTOOLに近い音になってました!
これはこれでクオリティ高い作品です!

もし興味あれば是非!


季節の変わり目で朝夜と日中との寒暖の差が激しいので、体調崩されないよう御注意下さいね~。(←祈&願)

では、とりあえず失礼します~。

くぼちゃん。
くぼちゃん |  2011年10月23日(日) 22:23 | URL 【コメント編集】

くぼちゃんさん、毎度~。

くぼちゃんさん 江

> SILVERWINGERさん、毎度~。
> くぼちゃんでございます~。
> 御久しぶりでございます。(←平伏平伏)
こんばんわ。
くぼちゃんさん、毎度です~!(←平伏平伏)

> ここ数日…持病の喘息発作が出てしまい、くたばってる最中でございます。(←激泣)
そうだったのですか…
けしてご無理されないようにして下さいね m(_ _)m

> おぉ~っ!
> ICED EARTH!
おぉ~っ!おぉ~っ!おぉ~っ!

> ここ近年のアルバムは未聴ですが、「NIGHT OF THE STORMRIDER」
> 「SOMETHING WICKED THIS WAY COMES」は大好きなアルバムです~!
ナルホド、衝撃の2nd、名作の誉れ高い「SOMETHING~」ですね♪
私はホントどれも好きなんですが、「HORROR SHOW」も欠かせない~♪

> ICED~は、バリバリアメリカのバンドでありながら、
> ヨーロピアンの香りがするバンドですよね~。
> また、俺はスラッシュメタルが大好きなんすけど…
> ICED~は、ギターリフが激烈でありながら、安易なスラッシュメタルに
> 走る事無く、頑なに正統派HMを追求してますよね~。
> コレって凄い事かと俺個人的に想うのでございます。(←平伏平伏)
まさに仰る通りですね^^!
スラッシー…、ではあるけれども、
時にコンセプチュアルなドラマ性も持ち合わせつつの、
パワーでアグレッシブなピュア・ヘヴィメタル。
しかも、独自。
今日も聴いてまして、「何てかっこええんだろう…」と思いましたね。
ICED EARTHは素晴らしいっす!!!(←平伏平伏)

> うーん、新作聴いてみたいっすね~!
どぞどぞ、機会ございましたら~!

> SILVERWINGERさんが、CDビニール包装上に貼ってるファクトリーシールを見て
> 興奮されるのもわかりますよ~!ウンウン!
恐れ入りますm(_ _)m
そう、(嬉しさのあまり)やや涙目に…(T_T)

> ちなみに…少し前ですが、ユ〇オンの格安中古CD段ボール箱コーナーを
> ガサゴソ物色してたら、ENSLAVED/VERTEBRAEを発見。5枚で千円だったので、
> 他にテキトーな物を見つけて購入しました~。
へぇぇぇ。良いお買い物をされたようで!

> ENSLAVED、音楽性変わりました!びっくりしました!(←激驚)
> しかも、一部楽曲にはあのメロハーバンド、TNTのロニー・ル・テクロがリードギターで参加してました。
> ヴァイキング色が無くなり、強引な例えですが…OPETHやTOOLに近い音になってました!
えええ???
そ・そうなんですか?!
それは吃驚~~~(☆o☆)←意外だ

> これはこれでクオリティ高い作品です!
> もし興味あれば是非!
>
どの様な変貌を遂げたのか、興味ありますね~~
(これはチェックをば!)

> 季節の変わり目で朝夜と日中との寒暖の差が激しいので、体調崩されないよう御注意下さいね~。(←祈&願)
ホントですね~
今日も蒸しHOTで…閉口気味でした。。
でも暫くしたら気温が急降下するみたいで。。。
(せわしなさ過ぎますーー)

> では、とりあえず失礼します~。
お身体大切に~~(^^)/
いつもコメント有難うございますっ
silverwinger |  2011年10月24日(月) 23:12 | URL 【コメント編集】

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