2011.10.02 (Sun)

『Soul/HUNDREDTH』 は、サウスカロライナのメロディックHC/メタルコア。

昨年リリースの1st「WHEN WILL WE SURRENDER」に続くHUNDREDTHの最新作2nd「LET GO」から。

HUNDREDTHは08年に結成されたサウスカロライナ出身、エモ/スクリーモ要素のあるメロディック・ハードコア~メタルコアの5人組で。

エモなハードコアのバンドらしく、サビの作りなどは(言わずと)叙情的なのであるが、この秋口にフィットする様な淡い透明な色味を湛えた(ややシューゲイザーなテイストを塗した)叙情性は非常に美しく…。

一方、スラッシーでブルータルなラウド・パートも強剛且つ重めで、(正直な所、エモだけではなくメタリックなmoreを欲張りがち傾向の私としては)叙情なパートとのバランスの良さを感じており。(つまり、軽くなり過ぎないのがいいと。)

本作「LET GO」は、曲配置(順番)も達者で、作品としての流れもよく計算され尽くされていると言えるかと。一気に(その世界へ)引き込まれていき、飽く事もダレる事もなく、通して聴けてしまう。
(流れそのものが芸術的、と申してしまいたくなるっ)

ともあれ、DARKEST HOURなどらを好む体質に呼び掛ける音楽因子を有している気がする。

さて、この曲…“Soul”
次第に心臓の鼓動が激しくなり。…重くも壮絶な音に呼応して「魂」が叫び出し。タイトルに相応しい曲なのではないか?と。凄みがあると思う。(※Outroに曲が挿入されているのだが…)

◆2nd「LET GO」
Let GoLet Go
(2011/09/27)
Hundredth

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HUNDREDTHmyspace  facebook

因みに、myspaceのページからリンクされている当バンドのtumblr.comのページを見ていたら、何らかの?チャートのMETAL部門で首位になった瞬間のキャプチャーが掲載されており。(この時はANTHRAXが2位だったみたい。)
3位は当バンドと同じレーベル「Mediaskare Records」所属のVOLUMESでこちらはプログレッシブなメタルコアでありますが、新作「VIA」も近日リリース予定でっす!

では、若干(…汗)ながら他の楽曲もコメントを。

スタートダッシュ前のインスト“Let Go”の1曲目を越えて始まる“Weathered Town”は、のっけから胸いっぱいのエモーションを合い混ぜにして攻撃的に駆けていく緊張状態(と眩しさ)。モッシュ・パートでの骨太なリフもズシリと。
咆哮で気合いを咬ます“Carry On”はメロディアスでスラッシーな運びも目出度く(愛でたく)、電光石火に感情が弾け出し…!
「チャカチャカチャカ…」のリズムで始まる“We Can Take Them All”はトータル的にはモダン・ヘヴィネス情調?という感。中盤の「連打」から発せられる開放感も秀逸な、メタリックな色彩と熾烈は当作の中でも顕著な一つかと。(いいね!)
“I Hold The Key”はメロディアスなラインが勢揃いの中にあっても、楽曲としてのインパクト強し?という印象の一曲。記憶に焼き付くそのサビメロも有力だが、モッシュ・パートでじわりと感情を練り上げていくのも◎。

ホームのサウスカロライナのマートルビーチです。

大きな地図で見る

一貫性のあるサウンド・メイクに破綻は無いように思うが、その一貫性は、隅の隅まで拘りを感じさせるディテールの一片一片にも行き届いているかと。

ゆえに、聴後の「感情の詰まった好いアルバムを聴いたんだ…」という味わいも満足も遠大で。

それは、「こういうのが観たかった」と思慕していた映画を観るような。

そういう風に掛値無しに思わせてくれるのは稀有だったりするので。

なので、自分は「So Good!!!」って。

P.S.
「1つの記事に纏めてしまお!」と思ったが、やっぱり分けよう。
→この後、ちょっと続きます。
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タグ : HUNDREDTH サウスカロライナ

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