2009.12.31 (Thu)

【2009年】衝撃!感動!のバンド達(振り返って名付けるで賞)その②

記事分けたので、前記事からの続き。

《メロデス編》
ETERNAL TEARS OF SORROW 「CHILDREN OF THE DARK WATERS」
 ⇒バンド名さながらの美メロデスで賞
SKYFIRE 「ESOTERIC」
 ⇒高雅・良質なシンフォ・デスで賞
INSOMNIUM 「ACROSS THE DARK」
 ⇒慟哭とナチュラリティの調和で賞
DESTROY DESTROY DESTROY 「BATTLE SLUTS」
 ⇒初期メロデスぶりににんまりで賞

ひと言:
フィンランド勢が目立っているが(やむを得ず?)、EToSは自身のバンド名も本領発揮の、ゴシックテイストの哀感備えた美メロ迸る強力作であった。
同じくフィンランドのベテランであるSKYFIREもブルータル側面を強めつつもこだわりポイントを凝縮させたシンフォニック・デスを展開。
INSOMNIUMは大地の壮大さと慟哭を感じさせるしっとりしたメロデスでアイデンティティを強化させたとの感。
USのDESTROY DESTROY DESTROYは初期NORTHER、SKYFIRE、COBといったフィンランド・スタイルの趣向を示す良作となった。
ギリシャのDESCENDINGもモダンなアレンジながらメロディを重視した作風が光る内容。
尚、イタリーの雄・DISARMONIA MUNDIも新作「THE ISOLATION GAME」をリリース。

《デスラッシュ編》
IMPIOUS 「DEATH DOMINATION」
 ⇒帝王後継者の呼び声もナットクで賞
HATESPHERE 「TO THE NINES」
 ⇒重鎮の底力を思い知ったで賞

ひと言:
方々で「THE CROWNの後継者」の呼び声高まっているIMPIOUSであったが、悪っちさも切れっぷりもセンスも文句ナシ。尚、個人的にはTHE CROWNの再結成の報に発奮ひとしおであったが、ONE MAN ARMY AND THE UNDEAD QUARTET共々に北欧デスラッシュの雄としてIMPIOUSシンパとなった次第。
HATESPHEREは(小細工無し!)デスラッシュの重鎮たる地力を知らしめた。

《フォーク/ヴァイキング編》
AMORPHIS 「SKYFORGER」
 ⇒モダンな哀愁フォーキー健在で賞
ENSIFERUM 「FROM AFTER」
 ⇒壮麗なヴァイキングに魅了されっぱで賞
BLACKGUARD 「PROFUGUS MORTIS」
 ⇒好き者にはたまらんかったで賞

ひと言:
秀逸なvoも誉れなAMORPHISは哀愁を込めつつもモダンでポピュラリティも押さえたその音楽性は健在という好盤であった。
ENSIFERUMは洗練さや壮麗さに加え、勇壮な漢気を鼓舞させるヴァイングメタルを披瀝し続けて、メロディ作りの点でも申し分無い。
カナダのBLACKGUARDは好き者のハートを打ち抜く?キャッチーなコンポージングも冴え亘った内容。

《メタルコア編》
DARKEST HOUR 「THE ETERNAL RETURN」
 ⇒Gソロに涙止まらん好メタルコアで賞
THE AGONIST 「LULLABIES FOR THE DORMANT MIND」
 ⇒女性voによる名盤中の名盤で賞
THE BLACK DAHLIA MURDER 「DEFLORATE」
 ⇒激情と美メロの融合で賞
DAATH 「THE CONCEALERS」
 ⇒エキセントリックなセンスが吉となったで賞
WINDS OF PLAGUE 「GREAT STONE WAR」
 ⇒デスコアだけど映画的シンフォで賞

ひと言:
個人的には何故かMAメタル系よりも他地域のものに関心高まってしまったが、かなりのヘビロテとなっていたDARKEST HOURはその優れたGソロに感涙し続けた優良メタルコア/HCサウンドであった。
femaleメタルの最高峰の声も上がるカナダのTHE AGONISTは種々の要素が融合しながら各楽曲の屹立した様相に驚愕を覚えた電撃の完成度を誇る傑作。
USのTHE BLACK DAHLIA MURDERはキレたボーカルアクションと美メロが舞うデスコア/メタルコアの快盤であった。
同じくUS・アトアンタのDAATHはUSデスメタルのダウナーさを伝えるエキセントリックさ?も有難いメタルコアに思わず快心の笑み。
カリフォルニアのWINDS OF PLAGUEは洗練されたシンフォニック要素とデスコア/メタルコアをブレンドさせるという離れ技?をやってのけた。

《エクストリーム編》
SCAR SYMMETRY 「DARK MATTER DIMENSIONS」
 ⇒心配がふっ飛んだ新出発で賞
THE FEW AGAINST MANY 「SOT」
 ⇒フックを備えた絶妙激音で賞
ICON IN ME 「HUMAN MUSEUM」
 ⇒期待のロシアン・エクストリームで賞
HDK 「SYSTEM OVERLOAD」
 ⇒オモロな実験的インダストリーで賞

ひと言:
看板メンバーが脱退して窮地へ追い込まれたかと心配されたSCAR SYMMETRYだったが、懸念を払拭するクオリティを示し、キャッチーで歌える特質はそのままに新機軸を打ち出した新生スカシンとなった。
そのスカシン離脱後に始動させたTHE FEW AGAINST MANYではクリーン封印のvoによるフックも携える巧者なエクストリーム・メタルが出来上がった。
(密かにヘビロテの)ロシアのICON IN MEもツボを押さえたインダストリーな曲作りに唸ったし、オランダのHDKはHiphop風だったり、ゴシック風だったり、様式ぽかったりと…とにかく実験的試みが面白かった。

《テクニカル/プログレ・デス、その他編》
AUGURY 「FRAGMENTARY EVIDENCE」
 ⇒CYNIC風の良質テクニカル・デスで賞
GOROD 「PROCESS OF A NEW DECLINE」
 ⇒微妙に様式美も香ってくる変則デスで賞
LOCH VOSTOK 「REVEAL NO SECRETS」
 ⇒デス+progの独自世界観が粋で賞
ChthoniC 「MIRROR OF RETRIBUTION」
 ⇒民族楽器+強力サウンドの暗黒メタルで賞

ひと言:
テクニカル/プログレデスというのは特にカナダとフランス辺りが強そうな分野なのだが、カナディアンのAUGURYはCYNIC風のjazz/fusionのアレンジも行き届いた高度な技量とvisibleとも言える音感覚を感じさせた。
フランスのGORODも時に様式美チックも見せる(魅せる)テクニカル・デスの快作。
デスボイスも入るLOCH VOSTOKはDTといったプログレ・メタルの趣向も備えた独自の世界観を感じさせるエクストリームな佳盤。
台湾のシンフォ・ブラックのChthoniCに関してはアイドル性云々よりも民族楽器を使用したサウンド、コンポージング自体に魅力があり、世界進出も納得の内容だった。

《BIG NAME編》
MEGADETH 「ENDGAME」
 ⇒MEGADETH節に鳥肌立ちまくったで賞
SLAYER 「WORLD PAINTED BLOOD」
 ⇒筋金のスラッシュ帝王で賞
LAMB OF GOD 「WRATH」
 ⇒ラウドな生々しい衝動が効果あったで賞
DREAM THEATER 「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」 
 ⇒シアワセの境地へ誘われたで賞
KISS 「SONIC BOOM」
 ⇒心から素敵なアメリカンの王道HRで賞

ひと言:
(インテレクチュアル・スラッシュ全開)ニヒルな大佐はそのまんまのMEGADETH節にはゾクりと鳥肌が止まらず。
SLAYERはSLAYERたる凄みが肉薄した筋金入りの格好良さ。
LAMB OF GODは無駄を省き生々しさを生かしたクールなデスラッシュに満足至極であった。
プログレ・メタルの先駆者DREAM THEATERは「ゼイタク過ぎる音のプレゼント」といった感であり、聴いていて、もう…「シアワセ」の境地。
大ベテランKISSは琴線を震わすアメリカン王道ハードロックに目頭熱くなり。
(忘れてはならんが、今年はBON JOVIも新作を!)

…という訳で、今年も予想通り?HR/HMに魅了されっぱなしの一年となりました。
(メタル有難う~!!)

P.S.
来年以降に持ち越し&後追い>あるとオモイマス。ベスト・チューン的なアレはまた来年にアレする予定。

本年も大変にお世話になりましたっ。
(拙文ばかりでお目汚しですが…お立ち寄り頂いて大変に有難く思っています。)
どうぞ良いお年を!!
関連記事

テーマ : HR/HM - ジャンル : 音楽

15:48  |  特集みたいな(ものかも)。  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

よいお年を

こんばんわ

私の今年の一番はMaidenの映画です。
サントラも含めて「あれ」が一番でした。

毎度書き込み感謝しております。
1つ来年もヨロシク願います、良いお年を。
ジュンビキ |  2009年12月31日(木) 20:53 | URL 【コメント編集】

良い一年を~!

ジュンビキさん 江

> こんばんわ
こんばんわ!(ご返事遅くなり…m(_ _)m)

> 私の今年の一番はMaidenの映画です。
> サントラも含めて「あれ」が一番でした。
おおー、「フライト 666」ですね!!
いいですねぇぇ(*^-^)b
(マダ見てないんですが、見たい…)←その内必ず。

> 毎度書き込み感謝しております。
いえいえ、こちらこそ~m(_ _)m

> 1つ来年もヨロシク願います、良いお年を。
ヨロシクお願いします!
ジュンビキさんにとって良い一年でありますよう。
silverwinger |  2010年01月01日(金) 22:29 | URL 【コメント編集】

あけまして・・・

おめでとうございまーす(^o^)/

先日、スティーブ・ウィリアムス(プロレスラー)が
病死したとか・・・

忌野狂四郎、マイケル・ジャクソン、三沢光晴他、
去年は実に死を意識させてくれた年でしたね(-_-;)

今年は音楽界、プロレス界ともに、
ニューヒーローが誕生する年であって欲しいっす☆
沙羅斗牙 |  2010年01月02日(土) 01:29 | URL 【コメント編集】

あけましておめでとうございます!!
本年もよろしくお願いします!!

あっそういえばDVD付きのKISSの 「SONIC BOOM」…
買ったのに、全く聴いてない…
勿体ないですね。
今日少し聴いてみます!!
hirokawai |  2010年01月02日(土) 07:46 | URL 【コメント編集】

あけましておめでとうございます。
2009年はsilverwingerさんのブログを
本当に楽しく拝見しました。
今年もどうぞよろしくお願いします。

SONIC BOOMが取り上げられていて、おお~!
・・・と、感涙に咽んでおります(;_;)。
①の記事も興味深く拝見しました~!
鉄仮面、オススメです!←と、ちゃっかり推す私であった( ̄▽ ̄;)
nekometal |  2010年01月03日(日) 04:04 | URL 【コメント編集】

おめでとうゴザイマス!

沙羅斗牙さん 江

> おめでとうございまーす(^o^)/
あめでとうゴザイマス^^!

> 先日、スティーブ・ウィリアムス(プロレスラー)が
> 病死したとか・・・
そうですか…。訃報、存じていませんでした。
(身内に急死の旨を伝えた所、驚いていました。)
心からお悔やみ申し上げたいと思います。

> 忌野狂四郎、マイケル・ジャクソン、三沢光晴他、
> 去年は実に死を意識させてくれた年でしたね(-_-;)
円楽師匠、森繁久弥さん…亡くなった方々おりましたね。

> 今年は音楽界、プロレス界ともに、
> ニューヒーローが誕生する年であって欲しいっす☆
それは本当にdesireする所ですね!
もしかすると…今年は何処からか台頭するかも?
しれませんね~♪
silverwinger |  2010年01月03日(日) 20:05 | URL 【コメント編集】

おめでとうゴザイマス!

hirokawaiさん 江

> あけましておめでとうございます!!
> 本年もよろしくお願いします!!
おめでとうゴザイマス^^!
今年もどうぞヨロシクお願いしますm(_ _)m

> あっそういえばDVD付きのKISSの 「SONIC BOOM」…
> 買ったのに、全く聴いてない…
> 勿体ないですね。
> 今日少し聴いてみます!!
あわわ (^^;) ←それはモッタイない気がしますですっ。
せっかくのDVD>ご覧頂ければと思いますよ~( ̄∀ ̄)
silverwinger |  2010年01月03日(日) 20:11 | URL 【コメント編集】

おめでとうゴザイマス!

nekometalさん 江

> あけましておめでとうございます。
> 2009年はsilverwingerさんのブログを
> 本当に楽しく拝見しました。
> 今年もどうぞよろしくお願いします。
おめでとうゴザイマス^^!
こちらこそnekometalさんのブログで勉強させて
頂いたり、(猫ちゃん画像等々)癒して頂いたり、
本当に有難うゴザイマス~m(_ _)m
今年もどうぞヨロシクお願いします♪

> SONIC BOOMが取り上げられていて、おお~!
> ・・・と、感涙に咽んでおります(;_;)。
> ①の記事も興味深く拝見しました~!
> 鉄仮面、オススメです!←と、ちゃっかり推す私であった( ̄▽ ̄;)
恐縮です~m(_ _)m
KISSはジーンと(←しゃれたつもり…)来ますもの。マジです。
オススメ鉄仮面>鉄仮面伝説(?)ですか!益々聴いてみたいです~!!
silverwinger |  2010年01月03日(日) 20:23 | URL 【コメント編集】

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://silverwinger.blog62.fc2.com/tb.php/179-2cc70f3f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |