2011.08.14 (Sun)

TRIVIUM(トリヴィアム)の新譜

木に留っている抜け殻や活動中の蝉をまじまじと観察したり。
しかし間近で聴いてて思ったが、蝉の放つ音量って半端無い。

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すっかり遅くなりながらも、TRIVIUMの最新作「IN WAVES」の感想を。

近頃では髪もこざっぱりしているみたいなキイチ君ではあるが、(雑誌によれば)ヨガとフード・ブログに凝っているとかで。うーん、ヘルシーっすね。
(という訳で早速アクセスしてみた⇒フード・ブログ「kiichichaos」。)
読んでいくとオモロい。(サン〇リーが地球上で最もオキニBeerなのね。)←の人が泣いて喜びそうな。

…それはそうと、前作「SHOGUN(将軍)」はコンセプトアルバムというのとも少々違うかもしれないけど、あるベクトルを持った、衝撃的な意欲作であった訳だが、続く今作では「IN WAVES」というタイトルが付けられており。

インタビュー記事からは如何にあらゆる方法(ハンド・メイドな楽器?など)を試して実験的に音を作り上げていたかが分かって、非常に楽しく読ませてもらったのだが。
「えっ?そんなものまで駆使して?」って。←ふふふ。
あと、ロブ・フリン(MACHINE HEAD)との交流とか。←ふふふ。
(そのMACHINE HEADも9月に新作「UNTO THE LOCUST」発表予定ですねぃ。)

ともあれ、「現在のメタル・シーンに不足しているもの」を模索しながら制作されたという最新作「IN WAVES」については、「聴き手が自由に受け取ってほしい」とのコトなので、自分の所感を少々書かせて頂くならば…

一聴した感じでは、アートワークの印象と大きく外れていないトーンに貫かれているなというのと、相変わらずビジブルというか、イメージ構築が巧いなという。

更に細かく聴き進むと、重低音とリズムを堪能出来るヘヴィ・パートや、リスナーの心をときめかす魅力的で即発的なメロディアス・フレーズはもとより、今作では(大きく言うと)「間を生かした音作り」が為されているのではないかと思えてきて。

こういう書き方すると「スカスカしい」とか「隙が?」という誤解を与えかねないが、そんな意味ではなくて…

例えば、ある環境下で、
「時が止まる」様な、「無音の煌きを感じる」様な得難い一瞬、瞬間があるけども、そういう醍醐味を感じたり。
(「間が自己充足している」とか「凝縮された間」とか「無音が音」とか。)

※あ、そういえば、静まり返った状態を表す「シーン」という擬音を漫画で初めて使ったのは手塚治虫氏だとか。←この間知った。

(ちと話が脱線したが…)「流石はTRIVIUM」って感心する極上のフレーズに上乗せして「間」から生み出される効果が大きく、そして成功しているんではないかなって。

◆5th「IN WAVES」
In WavesIn Waves
(2011/08/09)
Trivium

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TRIVIUMmyspace

幾つかですが、曲についての拙いコメントを。

エクスペリメンタルなインストの“Capsizing The Sea”に続く…
“In Waves”はタイトル曲だけはあって本作を象徴している気はするが、グルーヴとメロディアスな紡ぎの調和は素晴らしく…真剣に恐れ入った…!!!
このリズムは癖になりますねぇぇぇ。(空気感的には多少ZEPな節もある?)
“Inception Of The End”はダークなデスコア調パートの合間に差し込まれるメロディの美しさったら、もう…(涙)。激音の箇所も壮麗だし、人気高そうだなぁと。
“Dusk Dismantled”はDAATH辺りを彷彿させるクールなテンションを放っており…
Speed上げてからの中盤以降の構築性にはただただ魅了。
のっけから「ぎゅーん」としたリフでぐいぐい言わせる“Black”は、ストレートにシンプルに楽曲がイイと。「ノリの良さにノセられる」、の至極。(現在めっちゃんこヘビロテ・チューンっす。)
叙情的なintroで幕開ける“A Skyline's Severance”は激音を信条とする?ナンバーだが、
半ば過ぎてからのスラッシーで重めな展開には惚れ惚れとしてしまう。
“Built To Fall”は「歌もの」としても大変に強力というか、“In Waves”“Black”などと並んでキャッチーでアピールしますねぇ!サビメロも大変に強くて…(歌っちゃうね、歌っちゃおー!)扇情的なツイン・リードのソロも◎。
“Caustic Are The Ties That Bind”TRIVIUMらしいフレーズも登場しつつも、リリカルなPop/Rockパートを含んだ、間口を広げる機会にもなり得る佳メタルコア・チューン。(Gパートにも注目!)
“Chaos Reigns”ではエクストリームなサウンドを支える(特にリズム隊の)コンビネーションを遍く満喫させて頂き。
前曲から連動するラスト・“Leaving This World Behind”ではノイジーなSEの最中にぶちっと切れ…。(というドキリなoutro。)

TRIVIUMの出身・フロリダのサンフォードです。

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(向上せん!と大変に努力していた様子なのだが)改めてじっくり耳を澄ますにキイチ君は実にいい声しており。

(現在のメンバーの心境が素直に反映されている?と推測しながら)
印象としては「無理が無くて自然体」で、でもそれはけして野放図だとかの残念な方向には働いていないだろうし。
で、自然体は自然体だろうけど、それはもしかしたら「自然に感じさせている」のであって、一つ一つ取ってみれば相当念入り(肝入り)に作っているのが窺え。

だから、TRIVIUMのクリエイティビティにビビっと震撼する所があるのだけども。

えーと、その。
ひと言、私は大好きです、本作。(とめどなく繰り返し聴きたくなるし。)

P.S.
あ、PC(パソ)は順調でして。安定期突入?
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タグ : TRIVIUM フロリダ

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