2009.12.31 (Thu)

【2009年】衝撃!感動!のバンド達(振り返って名付けるで賞)その②

記事分けたので、前記事からの続き。

《メロデス編》
ETERNAL TEARS OF SORROW 「CHILDREN OF THE DARK WATERS」
 ⇒バンド名さながらの美メロデスで賞
SKYFIRE 「ESOTERIC」
 ⇒高雅・良質なシンフォ・デスで賞
INSOMNIUM 「ACROSS THE DARK」
 ⇒慟哭とナチュラリティの調和で賞
DESTROY DESTROY DESTROY 「BATTLE SLUTS」
 ⇒初期メロデスぶりににんまりで賞

ひと言:
フィンランド勢が目立っているが(やむを得ず?)、EToSは自身のバンド名も本領発揮の、ゴシックテイストの哀感備えた美メロ迸る強力作であった。
同じくフィンランドのベテランであるSKYFIREもブルータル側面を強めつつもこだわりポイントを凝縮させたシンフォニック・デスを展開。
INSOMNIUMは大地の壮大さと慟哭を感じさせるしっとりしたメロデスでアイデンティティを強化させたとの感。
USのDESTROY DESTROY DESTROYは初期NORTHER、SKYFIRE、COBといったフィンランド・スタイルの趣向を示す良作となった。
ギリシャのDESCENDINGもモダンなアレンジながらメロディを重視した作風が光る内容。
尚、イタリーの雄・DISARMONIA MUNDIも新作「THE ISOLATION GAME」をリリース。

《デスラッシュ編》
IMPIOUS 「DEATH DOMINATION」
 ⇒帝王後継者の呼び声もナットクで賞
HATESPHERE 「TO THE NINES」
 ⇒重鎮の底力を思い知ったで賞

ひと言:
方々で「THE CROWNの後継者」の呼び声高まっているIMPIOUSであったが、悪っちさも切れっぷりもセンスも文句ナシ。尚、個人的にはTHE CROWNの再結成の報に発奮ひとしおであったが、ONE MAN ARMY AND THE UNDEAD QUARTET共々に北欧デスラッシュの雄としてIMPIOUSシンパとなった次第。
HATESPHEREは(小細工無し!)デスラッシュの重鎮たる地力を知らしめた。

《フォーク/ヴァイキング編》
AMORPHIS 「SKYFORGER」
 ⇒モダンな哀愁フォーキー健在で賞
ENSIFERUM 「FROM AFTER」
 ⇒壮麗なヴァイキングに魅了されっぱで賞
BLACKGUARD 「PROFUGUS MORTIS」
 ⇒好き者にはたまらんかったで賞

ひと言:
秀逸なvoも誉れなAMORPHISは哀愁を込めつつもモダンでポピュラリティも押さえたその音楽性は健在という好盤であった。
ENSIFERUMは洗練さや壮麗さに加え、勇壮な漢気を鼓舞させるヴァイングメタルを披瀝し続けて、メロディ作りの点でも申し分無い。
カナダのBLACKGUARDは好き者のハートを打ち抜く?キャッチーなコンポージングも冴え亘った内容。

《メタルコア編》
DARKEST HOUR 「THE ETERNAL RETURN」
 ⇒Gソロに涙止まらん好メタルコアで賞
THE AGONIST 「LULLABIES FOR THE DORMANT MIND」
 ⇒女性voによる名盤中の名盤で賞
THE BLACK DAHLIA MURDER 「DEFLORATE」
 ⇒激情と美メロの融合で賞
DAATH 「THE CONCEALERS」
 ⇒エキセントリックなセンスが吉となったで賞
WINDS OF PLAGUE 「GREAT STONE WAR」
 ⇒デスコアだけど映画的シンフォで賞

ひと言:
個人的には何故かMAメタル系よりも他地域のものに関心高まってしまったが、かなりのヘビロテとなっていたDARKEST HOURはその優れたGソロに感涙し続けた優良メタルコア/HCサウンドであった。
femaleメタルの最高峰の声も上がるカナダのTHE AGONISTは種々の要素が融合しながら各楽曲の屹立した様相に驚愕を覚えた電撃の完成度を誇る傑作。
USのTHE BLACK DAHLIA MURDERはキレたボーカルアクションと美メロが舞うデスコア/メタルコアの快盤であった。
同じくUS・アトアンタのDAATHはUSデスメタルのダウナーさを伝えるエキセントリックさ?も有難いメタルコアに思わず快心の笑み。
カリフォルニアのWINDS OF PLAGUEは洗練されたシンフォニック要素とデスコア/メタルコアをブレンドさせるという離れ技?をやってのけた。

《エクストリーム編》
SCAR SYMMETRY 「DARK MATTER DIMENSIONS」
 ⇒心配がふっ飛んだ新出発で賞
THE FEW AGAINST MANY 「SOT」
 ⇒フックを備えた絶妙激音で賞
ICON IN ME 「HUMAN MUSEUM」
 ⇒期待のロシアン・エクストリームで賞
HDK 「SYSTEM OVERLOAD」
 ⇒オモロな実験的インダストリーで賞

ひと言:
看板メンバーが脱退して窮地へ追い込まれたかと心配されたSCAR SYMMETRYだったが、懸念を払拭するクオリティを示し、キャッチーで歌える特質はそのままに新機軸を打ち出した新生スカシンとなった。
そのスカシン離脱後に始動させたTHE FEW AGAINST MANYではクリーン封印のvoによるフックも携える巧者なエクストリーム・メタルが出来上がった。
(密かにヘビロテの)ロシアのICON IN MEもツボを押さえたインダストリーな曲作りに唸ったし、オランダのHDKはHiphop風だったり、ゴシック風だったり、様式ぽかったりと…とにかく実験的試みが面白かった。

《テクニカル/プログレ・デス、その他編》
AUGURY 「FRAGMENTARY EVIDENCE」
 ⇒CYNIC風の良質テクニカル・デスで賞
GOROD 「PROCESS OF A NEW DECLINE」
 ⇒微妙に様式美も香ってくる変則デスで賞
LOCH VOSTOK 「REVEAL NO SECRETS」
 ⇒デス+progの独自世界観が粋で賞
ChthoniC 「MIRROR OF RETRIBUTION」
 ⇒民族楽器+強力サウンドの暗黒メタルで賞

ひと言:
テクニカル/プログレデスというのは特にカナダとフランス辺りが強そうな分野なのだが、カナディアンのAUGURYはCYNIC風のjazz/fusionのアレンジも行き届いた高度な技量とvisibleとも言える音感覚を感じさせた。
フランスのGORODも時に様式美チックも見せる(魅せる)テクニカル・デスの快作。
デスボイスも入るLOCH VOSTOKはDTといったプログレ・メタルの趣向も備えた独自の世界観を感じさせるエクストリームな佳盤。
台湾のシンフォ・ブラックのChthoniCに関してはアイドル性云々よりも民族楽器を使用したサウンド、コンポージング自体に魅力があり、世界進出も納得の内容だった。

《BIG NAME編》
MEGADETH 「ENDGAME」
 ⇒MEGADETH節に鳥肌立ちまくったで賞
SLAYER 「WORLD PAINTED BLOOD」
 ⇒筋金のスラッシュ帝王で賞
LAMB OF GOD 「WRATH」
 ⇒ラウドな生々しい衝動が効果あったで賞
DREAM THEATER 「BLACK CLOUDS & SILVER LININGS」 
 ⇒シアワセの境地へ誘われたで賞
KISS 「SONIC BOOM」
 ⇒心から素敵なアメリカンの王道HRで賞

ひと言:
(インテレクチュアル・スラッシュ全開)ニヒルな大佐はそのまんまのMEGADETH節にはゾクりと鳥肌が止まらず。
SLAYERはSLAYERたる凄みが肉薄した筋金入りの格好良さ。
LAMB OF GODは無駄を省き生々しさを生かしたクールなデスラッシュに満足至極であった。
プログレ・メタルの先駆者DREAM THEATERは「ゼイタク過ぎる音のプレゼント」といった感であり、聴いていて、もう…「シアワセ」の境地。
大ベテランKISSは琴線を震わすアメリカン王道ハードロックに目頭熱くなり。
(忘れてはならんが、今年はBON JOVIも新作を!)

…という訳で、今年も予想通り?HR/HMに魅了されっぱなしの一年となりました。
(メタル有難う~!!)

P.S.
来年以降に持ち越し&後追い>あるとオモイマス。ベスト・チューン的なアレはまた来年にアレする予定。

本年も大変にお世話になりましたっ。
(拙文ばかりでお目汚しですが…お立ち寄り頂いて大変に有難く思っています。)
どうぞ良いお年を!!
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2009.12.31 (Thu)

【2009年】衝撃!感動!のバンド達(振り返って名付けるで賞)その①

…早くも大晦日!(年賀状も何とかなった~)
というか…先程から急に強風が吹き荒れてるんだけど…。

昨年の形式に倣って、本年【特に】インパクト大だったcoolなバンドをサラリっと振り返ってみようとする。
(案の定…)手薄な分野やバンドがあり(汗)、あくまで自分の耳で聴いた限り&思い入れでの選抜となってしまうが、ご了承クダサイませ。
※去年と同様拙ブログで未だ取り上げてない面々含まれるが、お含みおきを。

《スラッシュ編》
KREATOR 「HORDE OF CHAOS」
 ⇒このヤングっぷりとリアルさはナニゴトかで賞
PARADOX 「RIOT SQUAD」
 ⇒(復活後も鋭意継続)センス卓抜thrashで賞
HIRAX 「EL ROSTRO DE LA MUERTE」
 ⇒おらおら~と突き進んで欲しいで賞
MUNICIPAL WASTE 「MASSIVE AGGRESSIVE」
 ⇒痛快爽快のクロス・オーバーで賞

ひと言:
(昨年に引き続き)ジャーマン勢の勢いを実感。KREATORのリアルな本物度には度肝を抜かれたのであるが、ミレ兄の気迫voも合わさって激震走るサウンド・メイクとなった。PARADOXは昨年の劇的復活に続き、精力的な新譜発表となった本年でも持ち前のメロディアスなスピードメタル然を生かしつつも、けして古さを感じさせない感覚的卓抜さに舌を巻いた。
USに於いてはベイエリア発のHIRAXの野生味溢れるむしゃらが小気味良く、又、ここ日本でも注目度の高いLAZARUS A.D.といった新人の台頭も頼もしく、4thに当たる新作をリリースしたMUNICIPAL WASTEもHC色を強めたスピード感溢れるスラッシュには無理なくヘドバンを促される事態となった。
更に、EVILEやSAVAGE MESSIAHといった若手バンドを鑑みても英国勢に対する期待の高まりも禁じ得ない。

《正統派/Power編》
U.D.O 「DOMINATOR」
 ⇒ウドの声が拝めたら高揚装置発動で賞
PRIMAL FEAR 「16.6 (BEFORE THE DEVIL KNOWS YOU'RE DEAD)」
 ⇒成熟・極上の正統メタルで賞
HAMMERFALL 「NO SACRIFICE, NO VICTORY」
 ⇒ずっとレザースタイルでヨロシク!で賞
GRAVE DIGGER 「BALLADS OF A HANGMAN」
 ⇒ダサかっちょよさ(?)を貫くで賞

ひと言:
新譜リリース以降とにかくヘビロテとなっているU.D.OのACCEPTを継承した鋼鉄魂・頑固一徹ぶりに心酔するばかりであり、頑固一徹精神はGRAVE DIGGERにも当てはまるのだが、「カリスマ・ボーカリストかくありなん」の姿に敬服。
PRIMAL FEARはラルフ・シーパースの強力voはそのままに、練り込んだ曲作りの妙が眩しい熟成の好盤となった。
HAMMERFALLはメンバー間の関係が良好な内実が窺えるかの活気あるピュアメタルに感激。
JUDASリスペクト炸裂のハイトーンvo擁するUSのCAGEやプログレ要素もあるAVIAN、甘過ぎないパワーメタルを打ち出すスウェーデンのNOSTRADAMEUS等に関しても応援していきたい所。

《メロディック/シンフォニック編》
STRATOVARIUS 「POLARIS」
 ⇒新出発の快心作で賞
CAIN'S OFFERING 「GATHER THE FAITHFUL」
 ⇒フィンランド万歳で賞
SAVAGE CIRCUS 「OF DOOM AND DEATH」
 ⇒ブラガの世界観大爆発で賞
WHITE SKULL 「FOREVER FIGHT」
 ⇒メロとパワーのバランスが丁度良かったで賞
THY MAJESTIE 「DAWN」
 ⇒伊シンフォニックのクセになる味で賞

ひと言:
【祝・新出発】のSTRATOVARIUSは私話ながらレビューコンテストの賞品(メンバーのサイン入りジャケLP盤)が目出度くも我が家の家宝となった件でも思い出深いが、ストラトらしさと伸びやかさを兼ね備えたスルメ好盤であった。CAIN'S OFFERINGはフィンランドの美質も顕著なメロディック・メタルの秀作である。
昨年発表(日本盤は本年リリース)のTHY MAJESTIEや、またWHITE SKULLといったイタリアン・パワーメタルでは(聴覚的残像度高い?)伊産メロの良さを再確認。
初期BLIND GUARDIAN路線を彷彿させるSAVAGE CIRCUSは壮大なスケール感、迫力も甚だしいパワーメタルの良作だった。又、USのZANDELLEに関してもブラガといったジャーマン系の熱気メロパワで好感を抱いた。

《ネオクラ/様式美編》
ADAGIO 「ARCHANGELS IN BLACK」
 ⇒端整でメタリックなネオクラで賞

ひと言:
フランスのADAGIOはネオ・クラシックな華麗さとメタリックな質感が息づく良盤に感激度合いも高かった。
現在ベルギーのIRON MASKの新作、アルゼンチンの雄・RATA BLANCAの「EL REINO OLVIDADO」英語verにも関心が向かっている最中。

《ゴシック編》
DELAIN 「APRIL RAIN」
 ⇒しっとり感と透明感がキャッチーに走るゴシックで賞
TRAIL OF TEARS 「BLOODSTAINED ENDURANCE」
 ⇒ソウルフルな親しみ易さが受けたで賞

ひと言:
NIGHTWISHマルコの参加でも知られるオランダのDELAINはシャルロット<vo>の巧さとキャッチーな透明感あるゴシックなサウンドが見事に溶け合った内容。
又、ソウルフルな女性voの実力にも目を見張るノルウェーのTRAIL OF TEARSはゴシックと言いながらも男性デスとの掛け合いも違和感抱かせない親和性高いサウンド・メイクが光った。(←って、今作しかまともに聴けてないが…)

P.S.
思いの他、ひと言欄が全然「ひと言」じゃなくなっているんで、記事を分けたい。。
(…続く…)
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2009.12.29 (Tue)

『Into The Other Side/AVIAN』

USのシリアス&ドラマチックな正統派/パワーメタル、
AVIAN“Into The Other Side”

折角の節目なので年末・年始で本年を振り返ってみたいとは考えてはいるのだが、(まずは一呼吸入れるべく)通常モードでマイペースに?記事書いてみる。
正直に言えば、遅筆な為に総括的文>未だ纏まってないという…(焦)

…という訳で、デンマークのPYRAMAZEからの流れでLance King<vo,key>を追跡するシリーズ(?)のUS正統派/パワーメタルバンド・AVIAN

そもそもPYRAMAZEの音楽性に惹かれてそこで知るに至った実力派のLanceだったのだが、PYRAMAZEを去ろうとも俄然追って行きたくなるボーカリストであった。
Lanceさんは中々のグッド・ルッキング・ガイの様な気もする?が、まぁ…見てくれはともかく、朗々としたvoも素晴らしい表現力確かな「ボーカル男前」さんである。(voは声が命。)
…余談ながら、Lanceが白蛇の“Still Of The Night”を【完コピ】と言っていいレベルで?余裕もしゃくしゃくに歌い上げてる動画らしきを発見したのだが…。←拝見してビビり。。
(もしもご興味あらば、YoutubeでLance King及びStill Of~で検索をば。)

で、当バンドなのだが、PYRAMAZEを彷彿させるミステリアスな重厚さ、QUEENSRYCHEを思わせるヒヤリとしたシリアスさを伝える空気感もさながらに、パワーにも溢れた良質の音世界を構築している。やや長めにじっくり聴かせるラインナップが主であり、プログレッシブ・メタルな志向性もあるにはあるが(前衛プログレという向きではなく)、正統派/パワーメタルの基本・美点を踏まえた構成となっている。Lanceの歌唱もサウンドの中で映え捲くりというか…「このボーカルゆえに」曲のグレードを完全完璧に(!)上げてしまっている。

この曲、収録の中では短めのナンバーであり、とびっきりに珍しいタイプの>って訳ではないのだが。…だが、ボリューム落としたツインGのリフが奏でられるintroから既に「…嗚呼、さり気なく実にいい曲じゃ…」と直観的に予感させる何かが襲ってくる。
パワフルなバッキングに渋味の光るLanceのボーカルが乗って来るとムードが一挙に高まり、サビに至っては…ザワザワと胸騒ぎが。(予感的中。)

◆2nd「ASHES AND MADNESS」


AVIANmyspace

(序章盛り上げるね~の)タイトル曲“Ashes And Madness”はQUEENSRYCHE風味も覗かせながらも骨太リフが大変に気分よろしゅうな、展開にも配慮した佳ナンバー。
“The Lost And Forsaken”は様式美なテイストも覗かせる(Babylon調)重厚なミドルテンポの曲だが、中盤に差し込まれた産業?ロック調のパートも楽しい。
アルペジオで始まる“All The King's Horses”は冷気迸るダークな色合いも実に美しいパワーチューン。
長尺の“Time And Space Part”はストーリー性が目に浮かぶかのドラマチズムが強調されており、ダレる事もナシに飽きさせず聴き入ってしまう。

「ボーカルって大事なのですね…」と再認識させつつ、歌メロもけして疎かにしてはいない(艶光りするアレンジも冴える)秀なバンドかと。

P.S.
今年の仕事>終わったぜぃ。ひゃっほ~!(←すっかり浮かれ気味。)

フィギュアも遂にオリンピック出場者が決定。…一人一人がドラマだったなぁぁ。
中野は実に悔しかったと思う。(だが、その中野の分までっ。)
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2009.12.26 (Sat)

【アルゼンチン・メタル】衝撃!感動!のバンド達(近頃聴いていたり編)

今日は26日か!果たして忙しなさの峠は越せたのだろか?
(…いや、己分の年賀状作成が残っている…)←これも例年そうだけども。

ここいらでちょっくら気流を変える為に!(何だよ、気流って…)

自分は実の所、アルゼンチン・メタルの「哀愁」「情熱」「味っぷり」が好きで、ロシアン等と同様に時折取り憑かれた様に?聴き入るのだが、よくよく考えてみたらこれまでRATA BLANCAしか記事化しておらず…(←おいおい)
追々記事モノにしよう×2と意識下に置きながら、いつの間にやら時が過ぎ…。
(だが、やっと意識が取り戻せたらしい。)
大半のバンドが母国語のスパニッシュによるvoな訳だが、長く活動しているバンドが多いので、既にご存じだらけかもしれないが。※順不同

RATA BLANCA
80年代から活動するアルゼンチンの至宝…国民的なバンド。(今更な紹介だが…)
深紫、とりわけ虹ファンにはよく知られた存在だろうが、リッチー先生への愛の深さと音から放たれる情感には泣かされる…。(鳥肌モノ。)
WALTER GIARDINOのギター、ADRIAN BARILARIの歌唱がもたらすサウンドの豊かさには脱帽し続けてオリマス。(昨今)正直ここまで「虹」な音は世界広しと言えど滅多に聴けないと思ってみたり。→myspace

El Reino OlvidadoEl Reino Olvidado
(2008/10/27)
Rata Blanca

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LORIHEN
こちらも「もはやご存じ」という所かと想像されるが、90年代後半から活躍中のツイン・ギター編成の当バンドは…ネオクラ・ファンにも魅せるプレイといい、南米ならでは美麗でメロディアスな曲作りといい…高クオリティ・高好感な典雅パワーメタル。
myspace

SERPENTOR
US西海岸なリフも嬉しな、演奏もタイトでキレのいいスラッシュ巧者であり、スペイン語ながら(ある意味?)余りそれを感じさせないとも言えるか。
SLAYERの“Raining Blood”のカヴァーもやってたりする(西名: Lloviendo Sangre)。又、アルゼンチン猛者達によるMETALLICAのカヴァー集「MATENLOS A TODOS」では“battery”も。→myspace

HELKER
98年の結成で、重なるメンバーチェンジに苦しんできたとの事だが…(←ソレ勿体無いっす)…正統派の正統派としか言い様がない…この素晴らしいど真ん中ぶり!
思わず頬がポッと…紅潮してまうやろ~の、「かっちょええっす!」の一言でして、パワフルで演奏も手堅く、全くもって文句ゴザイマセン。→myspace

BOANERGES
結構こちらも知名度あるんでは?と思われるが、RATA BLANCA由来の伝統である様式美にANGRAのパワーメタルを折衷したかの様なまさにヨダレもん(←キタナイ)の南米メタルサウンド。ボーカルも伸びやかで巧くてイイ。
マイスペもある事はあるが、あんまし情報が…→myspace

PATAN
うほほっ、JUDASやMAIDENの香りが漂って来るなぁ…と思いきや、(むべなるかな~)90年代初期にJUDAS、MAIDEN、OZZYらのカヴァーバンドとしてスタートを切ったという事で、ベテランと言ってもいい域。ハイトーンもキマってるし、熱気ムンムンのギターワークも大変にniceでやんす。
(お?来年2月に地元開催のICED EARTHライブに出演するのか。)→myspace

PatanPatan
(2007/12/04)
Patan

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すっかり心洗われました(?)
(またもや、さくっという感じになってしまったので…改めて別の機会に。)

P.S.
今夜はイロイロ観たいのあるんよね~。
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17:18  |  特集みたいな(ものかも)。  |  TB(0)  |  CM(14)  |  EDIT  |  Top↑

2009.12.20 (Sun)

『He Who Laughs Last/SAVAGE MESSIAH』

UKのスラッシュ寄りのパワーメタル(というかスラッシュ)、
SAVAGE MESSIAH“He Who Laughs Last”

まさに師走的な只中なのであるが…、ハイ!(ドタバタドタ~)
特に今年がドタバタしいのか分からんのだけど、アワアワ感を増大させる様にスラッシーな音色を求める昨日今日の自分である(?)
(でも、何とかtoday辺りから少しは余裕が…)

英・ロンドン出身、2007年結成という事で未だキャリアとして若い身の上ながら、充実のゴキゲンな今作「INSURRECTION RISING」となっており、デビュー作「SPITTING VENOM」ではJUDAS PRIEST、ARCH ENEMY、CARCASS、LAMB OF GOD、METALLICA等々の名が比較の引き合いに出されていた様?だが、2ndの今作に至ってはベイアリア系統のリフ・メイキングがやたらと小気味良いんであって、例えばTESTAMENTの名が挙がっているみたいで。…うぬ、確かに(とりわけ最近の?)TESTAMENTに通じるものが香り立っているが、個人的にはちらっとTRIVIUMなぞも想起させたり。
(基本はグロウル無だが。)←でも、少々アクセント程度には入ったりシマス。

慎重に耳を傾けるに「遊び心も起伏も持たせた曲作り」なのだと思い知るが、それ以上に若々しい声のvoの溌剌さ、ギターのイカした音が真っ直ぐに心に響いてくる…その作りこそがゴキゲンなのだと。

ラストナンバーに当たる当曲はスラッシュ・パートこそカラっとしたアメリカンなそれだが、introやサビ、インスト部で絡み捲くるツインGのハモりが扇情的にドラマチズムを演出して特にインストパートでの英国らしい湿り気を帯びた美旋律には…もう……
(参りました。)
スラッシーなナンバーが並ぶラインナップ中でも比較的?パワーメタルなテイストも携えるし、ARCH好きなどにもウケそうな気がしないでもない。

◆2nd「INSURRECTION RISING」
Scott Atkinsプロデュース~
Insurrection RisingInsurrection Rising
(2009/11/03)
Savage Messiah

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SAVAGE MESSIAHmyspace

オープニングのタイトル曲“Insurrection Rising”はタイトルらしい明朗闊達さと華のあるスラッシュ。
ミドル気味の“Corruption X”はグルーヴ感も備えた曲調でギターの図太い音がとかくキモチ良く、間奏部での不協和音?もオモロイ。
“The Serpent Tongue of Divinity”はintroのツインリードのリフで高鳴る期待を抑えきれないという…グロウルもちょっとだけ挿入されたりの(パワーメタルな雰囲気ありの)パワフルナンバー。
“Enemy Image(Dehumanization)”は(中盤ギターの疾走パートに燃える!)ヘドバン必至の好曲であり、“The Nihilist Machine”はテスタメント風なリフ&作風で…マジかっちょええっす(!)

「甘めではないパワー・メタルを!」とか「スラッシーだけど少しはパワー・メタルっぽさも欲しいよ?」という向きに対してもイイ所突いているかも…という。
(されど、素直にthrashファンにアピールする筈では。)
…力作。

P.S.
今日「M-1」かあぁぁ。←何故だか観る方にも緊張を強いる?(観るけど。)
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16:51  |  一曲一献(スラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2009.12.13 (Sun)

『The Laws of Temptation/HIRAX』

US・カリフォルニア州出身のスラッシャー、
HIRAX“The Laws of Temptation”

例年この時期になるとちょっくら血圧が上がるみたいなのだが?まぁ、そもそも年の瀬で慌しい故かもしれないが~(To Doてんこ盛り~)。…その上、こちらを聴いたから尚更なのだな!じわじわ冷え込んで来たこの気候をものともしない(蹴散らす)、荒馬の如き血湧き肉躍りの(血圧上昇に拍車掛かる)スラッシュ~。
(気分的には寒さ対策要らんかも。)

ワルっちさの中にも(ある種の)スカっとした空気を導入させたラフでスピーディでアグレシッブなこのクロスオーバー・スラッシュに於いて、黒人ボーカリストのKatonによる天空を切り裂くかの?雄叫びの存在はやはり大きいものと。
再結成後に、04年にリリースされた「THE NEW AGE OF TERROR」でも当時のノリを失わずに復活させた姿に胸をトキめかせたファンも多いものと信じるが、新作「EL ROSTRO DE LA MUERTE」にあっても、ベイエリアのザクザクなリフは痛快極まり無く、HIRAXの進撃はこの先止まりそうもないじゃん!…というその気配が何とも頼もしい。
(時を経て、Katonのボーカルは80年代時の頃に加えて別の魅力=つまりは「味わい」を増しているし。)

この曲、緊張感を煽るintroをたっぷりめに割いたその直後に訪れるヘドバン確実の流れが待ち受ける到達点…の瞬間がたまらなく痺れる訳だが、雪崩れ込んでしまってからの【おらおらおら~】の暴走とKatonの絶叫畳掛けで…血管ふつふつモノ。(大音量で聴くに額の血管浮き出そう…)

◆「EL ROSTRO DE LA MUERTE」
ジャケはエド・レプカちゅうコトで!


HIRAXmyspace

作品的には“Battle of the North”“Cuando Cae la Oscuridad(When Darkness Falls)”といったインスト曲、又はSEを絡ませたりの長めにintroを取ったナンバーを配置する事で緩急を生んでいるのだが、スピ狂スラッシャー至福の“Baptized By Fire”“Eradicate Mankind”等で身震いさせられ、重厚な“El Rostro de la Muerte (The Face of Death) ”のコンポージングでもベテランゆえの凄みに思い至る。

(師走の時期に激熱なthrashが聴けてタイヘンに有難く。)

P.S.
ただでさえIMPIOUSもかっちょええのに、THE CROWNが再結成って!(涙)

毎年親から名簿(リスト)が送られて来て、作る年賀状>これが結構heavy級。
(やっとこドウニカ終わらせたが…)
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2009.12.05 (Sat)

ヘア&メイクアップのスタッフさん達

今週某日の昼休み、隣の席で談笑していた女性2人組の内、一人はあるバンドのヘア&メイクアップ担当の専属スタッフで、もう一人はフリーランスの同業者らしかった。
(話から察するに…)

自分>盗み聞きが趣味か…(いや、大声で話してるから聞こえて来るんだよ~)

因みに、数年勤めている職場の付近にはなんだかPops/Rock系のスクールやレーベルがあるっぽい?ので、そういった方達がランチしていても特段に異常事態ではなさそうだ。

専属のスタッフを雇える位だから、そのバンドの契約元に力があるのか、またその女性が有能だというコトかと推測されるのだが、女性達自身、ライダースを纏って[まちゃまちゃ]の様なメイクとロングのサラサラヘアでcoolなルックスだった。
彼女が付いているバンドは先日ライブのSEでhideの曲を使ったと話していたので、恐らくはHR/HM?かV系?のバンドなのだろか。あ、そのバンドの名は不明…(話が途中から聞こえてきたもんで…)

(彼女たちの話によれば)ハードロックやメタルのバンドの男子は、普段は余り髪型や身なりに気を遣っていない人が多いとか?で(なのか?)、人にやってもらうのに慣れてる分、自分でやるのは下手なのではないか?と(なのか?)。
のみならず、ハレのライブだというのに(専属以外の)他バンドのメンバーがイケてないペシャ髪でも平気そうな風を目撃すると、彼女は「ボランティアでいいから髪を【盛らして】ほしいっ!」な願望にツヨク襲われるのだそうだ。
(で、実際親しくなったら自ら願い出るとか…)

彼女達の仕事というのは基本立ち仕事で肉体的にキツく(慢性的腰痛持ちだという)、「長時間かけてヘアを盛ったり綺麗にメイクしてあげても出番の短時間だけのものだし」、「ライブの合間に汗を拭いてあげたり」、「乱れた髪をセットし直したり」…大変であると。

尚、【機材命】の人間が殆どなのでそれは絶対に触らしてもらえないという様な話もしていた。←かもしれん。。。

話は興味深かったのだが、…但し、話の半分位は彼女達が反感を持っているらしいスタッフとファンに対する悪口だったが…(鬱憤溜まっている?)

好きなのはモチロンだろうが、好きなだけじゃとても勤まりそうもないハードなお仕事だよなぁぁと。
(嫌な思いも多かろうし。)
…と想像すると共に、スポットライトが当たっている人間>陰にはそういった人達のサポートがあるんだよな…と(当然の事であったが)改めて思った次第。

P.S.
師走ってキモチが逸るせいか、特にthrashやデスラッシュ聴きたくなる(みたいな?)

昨日>西○新○線の騒動に巻き込まれ。
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