ANVILの映画観に。

カテゴリー: メタル雑的雑談(DVDや番組、動画が絡むもの)

遅ればせながらANVILの「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」を観に行ってきた。

この感動をシェアすべく旦那と一緒に行ったのだが、男女様々、年齢層も?タイプ?もばらばらの観客達と共に映画を鑑賞っ。
…いや、本当にいい映画だった!
恐らく自分がスーパー・ロック '84 に立ち合わせていたら、より感慨ひとしおだったに違いないのだが、涙あり悔しさあり怒りあり笑いあり歓びあり、等身大の人間を描いた熱いドキュメンタリーだった。
メタルを取り巻く状況、ビジネスの有り方についても考えさせる内容なのも確かではあったが、普遍的な人間ドキュメンタリー映画として多くの人々の共感を得られる内容だろうと!

ANVIL
(編集しても画質悪いんですケド…)

最低6回は目が潤みそうになった…(近年益々涙腺がボロボロ脆くなっているのだが~)。しかし、油断するとマジ号泣しそうになる為、何とか堪えたが…、冒頭の配達シーンで、もうヤバかった。

※カーマイン先生やアルドリッジ先輩らのお姿を拝し、己も「おっ!」と湧き立った訳だが。(M・Sにはワラタ。)

…私話を少々交えさせてもらえれば、自分は卒業後にある将来の希望を抱いていて、それを一時期叶えたりしたのだが、(叶えたはいいが)経済的に悠々という訳でなく…20代の頃は独居人というのもあり、慢性金欠病が続いていた。(つまり、ド貧乏~)
どの位の貧乏レベルだったかというと、テレビ>1ch分のみ(映像じゃなく)音声が聞き取れるとか、もやし一袋数回に分けてとか…(貧乏自慢してもアレなので以下自粛。)
葛藤しながらジタバタし続けていたのだが、ある段階で「自分をしっかり食べさせなければならん!」と考えるに至り、それに区切りをつけた。←全然イケてない話だが
転職して懐的には少し?安定してきたアラサーの頃に(我ながら意外でもあったが?)所帯を得て、勤労しつつバタバタしながら現在に至るという感じだが、そんな経験も踏まえて、金ではない方を選んで自身が信じた大事なものを保ち続けるその「一念」に対しては…素直に敬意の念が湧いてしまう。

エゴの問題が常につきまとうバンドについても結局は「人間」。
この辺りは今回のBURRN!でも編集長が述べていた所でもあるが、30年という長きに亘って続けた理由には…「(15歳の時に)ずっとバンドやっていくんだ」と誓ったにせよ、「一時いい目を見たから」それが原動力の一つだったかもしれないとはいっても…、やはり「親友」というのは何より大きかったのだと思う。
友人なり仲間なり伴侶なり子供なり親なり先輩なり師匠なり、かけがけのない「あいつがいるから」「あの人がいるから」そういった存在を持てば人は踏ん張る。
そう、ロブ<dr>は本当にいい人だ。
アウシュヴィッツを経て生き抜いたお父さんへの想いも胸を打つロブなのではあるが、ずるさの無い、一途な熱いリップスゆえに(大事な友人であるがゆえに)ロブも一緒に歩む道を選んで来たのだろうと。

「99.9%のバンドは売れてない…」
その現実の厳しさと格闘しながら、「人生は短い、あっという間」…だから「やるなら今しかねぇ!」で臨んだ(家族の援助を受けての)「THIS IS THIRTEEN」の制作とリリース。その直後の反響が芳しくなかったとしても、その強き念とアクションへの踏み出しこそが、恐らくは(期せず所からの)ナニモノかを呼び寄せたのではないだろうか。
LOUD PARK06出場が決定して喜ぶ彼ら、そして不安にもなっている彼らを温かく迎えた日本の観客の誠実さ、真面目さが嬉しくもなったが(当時よりANVILを知っていたとは思えない世代の観客達が“Metal On Metal”を合唱しているのは象徴的でもある)、これだけは叫びたい。
…メタル一代万歳!

Keep on rockin
Keep on rockin
To this metal tonight
Keep on pounding
Keep on pounding
Join the heavy metal fight

公開劇場も続々追加になっているらしいのでもしご興味あれば…
◆「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」→劇場情報

P.S.
己もメタル・リスナー道(とそして~)は諦めんもんね>と想いを強めた次第。

映画の感想:客観的に、しかもバレない様にってムズい…
(DVDになったらまた観よう。)
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2009/11/28(土) 18:37 | trackback(1) | comment(8)

『Sot/THE FEW AGAINST MANY』

カテゴリー: 一曲一献(エクストリーム/混在系等編)

スウェーデンのエクストリーム・メタル、
THE FEW AGAINST MANY“Sot”

スカシンから脱退したChristian<vo,g>やDIVINEFIREの参加者らが作ったバンドのデビュー作「SOT」より。
Christianがクリーンvoを封印してデス一辺倒>という所を見ると変に邪推しそうになってしまうケド?(すんません)、クリーンに定評がある人なので出し惜しみ?は勿体無い~という意見もモチロン有り得るだろうが…スカシンに表面上多少似ている様であっても実態はまた異なったこの音楽性に於いてはクリーンを無理に入れる必要は確かに無いのかもしれない。

SCAR SYMMETRYはキャッチーでPOPな側面もあって、DIVINEFIREはオーセンティックなパワー・メタルと思われる訳だが、それらの要素も皆無とは言えないとしても、自分はこちらを聴いていて(何故やら?)ONE MAN ARMY AND THE UNDEAD QUARTETの事を考え始めていた。
尤も、「SOT」はシンフォやら近未来やらのkey演出も少々見せつつ、ブラスト叩き鳴らしたりの(これぞと形容し難い)諸々にハイブリッドな作風と言えるし、ONE MAN~の方はワイルドにドライにストレートに?スラッシュ然とした作りなのだが、ある種の質感とかフックの忍ばせ方とか…そんな部分を重ね合わせてみたり(?)。

因みに、私はONE MAN~を贔屓にしているが(現在活動中のデスラッシュ勢でも最高峰級?にfavoriteかもしれん…)THE CROWNが解散してしまった今となっては「ラフなかっちょええRock感とツボを押さえたMetal感を兼ね備えた(しかもドスの効いた)デスラッシュ像」>を彼らに求めるキモチが強まっているかもしれない。
あ、「兼ね備え…」と書いてて、思い出した。
50TA feat.マーティ・フリードマン“鉄のてっちゃん”>楽しませてもらいますた。
『鉄が好き~!』(←同意。)

(それはそれとして)話を戻せば…1st「SOT」は意外にも?Rockなデスしているんじゃないかと思ったのだ。
クリーン・パートも無いがゆえに尚更に殺伐とした空気、下方向にパワフルなデスメタリックが先立つ印象なのに?そこはかとなくロックなセンスやらも加味しているという…聴き重ねるにつれ、いつの間にか?のめっていく内容なのではと。

このタイトル曲も↑そんなこんな?が顕著な楽曲ではないかと考えるのだが…。壮麗なデス/暗黒ムードも漂わせつつ、…なのだけれども、ヘドバンが促されるフックが【痛快】以外の何者でもなく!Gソロは伝統美だろうし、…そして、構成は込んでいる。
(つまりは、全く聴き飽きない。)

◆1st「SOT」
SotSot
(2009/10/26)
The Few Against Many

商品詳細を見る

THE FEW AGAINST MANYmyspace

“Blod”はスラッシュ・パートとズンドコズンドコ(笑)なリズム・パートの入れ替わり立ち替わりも楽しい?(早弾きソロもウレシな)ナンバー。
“Skapelsens Sorti”は何やらお洒落なintroだし、“Abider”でもバックでストリングスなアレンジが鳴っていたりするが、どちらもデス/デスラッシュ調子な実に好感触なナンバー。
ラストの“One With The Shadow”はゴシックな静寂→絶唱→響き渡るブラスト→テンポアップの流れも◎、描き出された陰影も印象的かと。

恐らくは色々な聴き取り様がある本作と思われる。

「Prog/Tech-heads will rejoice~」とのコトだが、(個人的には…)ベースのだしはデス/暗黒な重さだとしても、メタルの旨味もフックあるRockな感覚も覚える「極上鍋」な作として受け留め、喜ばせて頂きやした。
聴き込めば…聴き込む程に味良し。

P.S.
さくさくっと記事が書けるといいんだが。。(近頃とみに遅筆人化。)

植田ジャパンを応援する時>再到来
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2009/11/21(土) 21:31 | trackback(0) | comment(4)

『Jupiter To Ignite/AUGURY』

カテゴリー: 一曲一献(エクストリーム/混在系等編)

カナダのモントリオール出身テクニカル・デス、
AUGURY“Jupiter To Ignite”

当バンドは『International Nuclear Blast MySpace Contest 2008』でTOP3に入ったとのコトだが(それについては過日記事を書かせてもらったSWASHBUCKLEもだが。あ、眼鏡姿のvoというのも同じか)、…ふむふむ。
これまた…カナディアンらしい(?)期待通り(!)の変態テクニカル・デスなサウンドとなっており、…だもんで、定石の楽曲展開を望む方がムリめというものであろう。
(…いや、こちらにそれは望んだりはしないが…)

敢えての?『MESSHUGAH』『CYNIC』で考えてみるならば、CYNICの方かと…。(←の方って…)CYNIC的深遠さ、フィロソフィーな色合いが強い様でもあるが、予測不能は当然とはいえ、このバンドは剛・柔の両面共に強力に陶酔感?を誘発するフレーズ作りが上手いと思われる為、けして自己満足だけには流れていないのではと。
(自分に関して言うと…嘆息する場面少なからずある。)

この曲は、長尺めな曲が居並ぶアルバムにあって…やっぱり長尺なのであるが(しかも結構長め…)クリアなfusion系のフレーズと下水系デスの応酬(もしくは併行)によって、相当にヴィヴィッドな対比(もしくは配合)を生んでおり、その結果、インテンスでvisibleとも言える音感覚が凄まじく、最近聴いた(テクニカル・デス系の)中でも…「か、かなりの…?」と私に思わせた。

◆2nd「FRAGMENTARY EVIDENCE」
ジャケ!(ナカナカ~)
Fragmentary EvidenceFragmentary Evidence
(2009/08/11)
Augury

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AUGURYmyspace


エクストリームな音圧の“Sovereigns Unknown”はヴァイキングっぽい?歌メロながら様式美なソロも聴けるというエキサイティングなナンバー。(但し、曲自体は全然杓子定規では無いが…)
“Skyless”はめまぐるしいにも程がある?(←褒めてます)ケドも、中盤に所々入るごっつぃボーカル・パートがいい味出してるし、“Faith Puppeteers”は時間的にもコンパクトでもあり、ストレートに聴ける?タイプと言えるだろうが、印象的なリフ・メイクも成功しているcoolなdeathメタリック・チューン。

ともあれ、サウンドから匂い立つ雰囲気が非常に好ましく。
(…またしてもカナダは…!)

P.S.
DISARMONIA MUNDIもSKYFIREもTHE FEW AGAINST MANYも出てるっ(焦)

(イタリア…強いなぁ。。)でも、1セット取った!
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2009/11/15(日) 21:20 | trackback(0) | comment(2)

『From Afar/ENSIFERUM』

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

フィンランドのヴァイキング・メタル、
ENSIFERUM“From Afar”

一気にソノ世界に引き込まれ(巻き込まれ)んコト必至?

デビュー作「ENSIFERUM」の“Guardians Of Fate”での荒くれ者達の掛け声(へイへイへイ!)がもはや懐かしくもあり…、2nd「IRON」ではスラッシュ気味?な“Slayer Of Light”がfavoriteだったが、創立メンバーのヤリ・マーエンパー(現・WINTERSUN)が脱退し、NORTHERのペトリを迎えての3rd「VICTORY SONGS」に於いても“Deathbringer From The Sky”等々の楽曲でも明らかだった通り、音作りの冴えを見せつけ続ける渾身作であった。
如かして、3rdから当バンドに参加しているそのペトリだが、遂に活動をこちらへ絞った(…つまり、NORTHERから離れた…?)、…じゃぁ、NORTHERはど・どうなるべ…??←その情報は情報で動揺を誘うのだが。。

フィンランドのメロデス界の動向が気にかかりながら、新作「FROM AFTER」にアクセスしてみると、…当バンドが今まで培って来た根本的な音楽性に違いはないものと感じた次第。
「ロード・オブ・ザ・リング」的世界観、ケルティックな民謡調、アっツい勇壮なヴァイキング魂、Finlandらしいキラキラなメロディック・デス(+疾走)という…これ系の好き者には依然としてたまらんモノがあり、NIGHTWISH、AMORPHIS、H.I.M.、SENTENCEDらの作品でもプロデュース、ミックスを担当した面々のバックアップもあってかプロダクションも良好で(※ストレスフリー状態)、サウンド面では壮麗さが推進されつつ、楽曲での構成力を鑑みてもクオリティに磨きが掛かっているものと。

このタイトル曲は…おっそろしいまでの?キラー・チューン…(即命中~!)
WINTERSUNの“Beyond The Dark Sun”やら初期NORTHER級の高揚感がぁぁっ。
(我ながら、久しぶりに「キターーーー!!!」な心の揺さ振られ様であったが…)
introの豪華さからしてもう「ドキっ!ワクっ!」なのだが、怒涛の疾走もさる事ながら、巧いメロが心掻き立てて下さるし(特にBメロが…)、最後まで全く気が抜けない盛り上げっぷり(クワイアも入りーの)に全身がくらくら眩みマス。(…ドラムが凄いコトに???)

◆4th「FROM AFTER」
From Afar: Limited EditionFrom Afar: Limited Edition
(2009/09/21)
Ensiferum

商品詳細を見る

ENSIFERUMmyspace 

“Twilight Tavern”もintroのリフで掴みはバッチリの哀愁フォーキーなメロ+メタリックな好曲であり、“Elusive Reaches”もナニカに追い立てられるかの?疾走曲(とりわけ間奏部に惹き付けられ)。“Stone Cold Metal”でもメディエヴァルな情景を描きながら、ガシャン!ガシャン!な漢気が打ちつけるし、“Smoking Ruins”もじっくり味わいたいドラマ性あるオツなナンバー。

これを聴いてフィンランド以外の…とは到底思えない>というフィンランド流派の民族味・疾走ヴァイキングに大発奮させてもらい。

P.S.
よしきた、おいきた!
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2009/11/08(日) 20:32 | trackback(0) | comment(2)

文化の日に寄せて(メタル徒然)② -「METAL/ANNIHILATOR」

カテゴリー: メタル雑的雑談(想い語り・余談・閑話etc)

ANVILにドッキングしつつ、同カナダディアン・スラッシュの雄、
ANNIHILATOR“Army Of One”を、と思い。

(随分前にANNIHILATORの関連記事をちょろっと書いたきり、それきりになってしまっていた…)←のを、まずはひらに反省したいケド。。

この曲はANVILのスティーヴ・"リップス"・クドロー<vo,g>との共演曲だが、お互いの水も合ったのかクドローとの呼吸もピッタリという愉快なR&R的thrashであり、ジェフのイカシたソロも心ゆくまで満喫出来るし、何よりもこの曲は…やたらと楽しい!>という訳で、当作でもお気に入りの一曲でありんす。

収録されているズバリなタイトルの本作「METAL」は豪華なゲスト陣でも話題を呼んだという…
正直、挙げるだけでも「ひぇぇ!ぎょえぇ!」な面々ではあるが、NEVERMOREのジェフ・ルーミズ、ARCHのマイケル・アモット、アンジェラ、COBのアレキシ、IN FLAMESのイェスパー、TRIVIUMのコリィ、LAMB OF GODのウィリー・アドラー等々…
(うはははは!)

…だが、この豪華さに目を奪われるだけではイケナイ?のであり、ジェフ・ウォーターズの個性、妙技が如何なく発揮されたリフ、ソロにも(当然?)耳も奪われるべし~!であり、自分自身の演りたい向きは損なわないまま、各種各様のゲスト達とそれぞれの形に於けるケミストリーを生み出すサマは…「降参」以外の何者でもないという。
(流石は変幻自在の変態ギター職人なのですね。)

目が覚めんばかりのオープニング・“Clown Parade”は流石ルーミズとの共(競)演だけはあって激・激・激強力曲だが、心躍る歌メロ、鮮明なギタープレイ、生き生きとしたエナジー、展開といい…キョーレツ~っ。
“Couple Suicide”はアンジェラのvoもfeatされた北米テイストのメタルコア調ナンバーで、曲としての纏まりを感じさせるし、イェスパーのゲスト曲である“Haunted”は劇中劇ならぬ「曲中曲」の感もある…構成も凝ってるけど“中の”メロディも沁みる凄曲。
“Chasing The High”はウィリー・アドラー参加という事でグルーヴ感も突進も掛け声も嬉しい…けど、哀愁のインストパートも盛り込んだ贅沢なナンバー。

◆12th「METAL」
MetalMetal
(2007/04/11)
アナイアレイター

商品詳細を見る

ANNIHILATORmyspace 

…そして、ボーカリストとしてもジェフは素敵なんだな。

話題性だけで埋もれさせるにはモッタイナサ過ぎる…ANNIHILATORゆえの独特で多彩なその名も「METAL」な有難いアルバムでゴザイマス。
(今日はANVILANNIHILATORを聴き続けてるが…)

P.S.
ひょえぇ…何つぅ寒さじゃ~。

おお、BON JOVI「THE CIRCLE」のCMがやってたぞい。
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2009/11/03(火) 17:52 | trackback(0) | comment(10)

文化の日に寄せて(メタル徒然)① - ドキュメンタリー

カテゴリー: メタル雑的雑談(想い語り・余談・閑話etc)

日頃より文化…というかメタルには親しんでいるつもりだが、お祝い?で。
因みに、11月3日は「まんがの日」「レコードの日」「文具の日」「関西文化の日(これは月間?)」でもあるそうだ。(先程知ったばかりだが…)

ドキュメンタリー映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」の予告を見る度に…
ものすごーく鑑賞意欲が刺激されてしまう。
(それまでメタルが大嫌いだったらしい?)ダスティン・ホフマンでさえもが今まで見た映画の中で最も感動したという、ソレとは一体…?!
この映画公式サイトの予告編を見るだけでも「ANVIL自身が影響を与えたバンド達は…だったのに比べてしまうと…確かにANVILは大金持ちには…だったかもしれない…とはいえ…だったのではなかろうかっ!」と思わせてしまう力があるのだ。

◇「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」→公式サイト
 ※ANVILmyspace

ANVILは諦めないのだからして!次作も制作中の模様であり(myspaceを拝見する限りは当面ライブの予定でギッシリ~)、そちらも楽しみにしていきたい。

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そうそう、ドキュメンタリーで忘れてはならなかったのだが、過日、サム・ダン監督の「グローバル・メタル」のDVDを観た。(大変遅ればせながらだが…)

この中で取材対象の地域として選ばれていたのはフラジル、日本、インドネシア、インド、中国、イスラエル、アラブ首長国連邦で、…独裁政権や政治腐敗、社会的抑圧、経済格差といった負の圧力に対する解放やレジデンス、反動の象徴、人々を繋ぐ媒介物としてメタルが機能し、リスナーの共鳴を生み、魂に息づいているかの一端を思い知ったのだが(ラストのインドでの公演のシーンは…感動的)、翻って日本のメタル風土の特異性も伝わってきた。

仮に、(※厳密には平安貴族に関しての論説ではあるが)本居宣長が汲み取ったという「もののあはれ」(日常からかけ離れた物事=ものに遭遇した時の名し難いしみじみとした感情、情緒=あわれ)を大事にする恣意を我々が持っているとすれば、サム・ダンが日本のメタル風土の特性として述べていた所の「日常からの解放」的側面が強いだろうか…などと思ったり?
(尤も、音楽の聴き方は人によりけり、状況によりけりだとは思う。)

又、過去雑誌でのサム・ダンのインタビューによれば、日本の特徴として男女比で考えた場合、女性のメタルファンの割合が高いのではという考察もあったが、…そうか、対外的に比較すればHR/HMとがっつり向き合っている女性の数は多いんだろうなぁと。(やはり)

勿論、「ドキュメンタリー映画」として大変に面白く、サム・ダンには今後も様々な切り口、角度から是非とも映画撮りを続けて頂きたいと!

P.S.
メタルを聴くのが命がけの地域もあるのだと。

えーと…??文章が(だらだら)長くなってしまったので記事分けよう。。
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2009/11/03(火) 17:35 | trackback(0) | comment(2)
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