2009.03.29 (Sun)

『Young Man/TEXTURES』

オランダ出身のプログレッシブ・デス、
TEXTURES“Young Man”

THE OCEAN/GOJIRA/ARCH ENEMYとの、更にはALL THAT REMAINS/MISERY SIGNALSとの欧州縦断ツアーも経験済で、特にヨーロッパで(いまやワールドワイドでも)評価も人気も高く、受賞歴等も華々しい当バンド。
デビューアルバム「POLARS」はスウェディッシュ・メロデス影響の余波も見て取れるが、近年作ではよりMESHUGGAH他の音楽性とも接近している印象。

この曲は未だしもメロデス色の名残ある往時の、扇情的な旋律が胸を突き刺すナンバーであるが、その高ポテンシャルの片鱗も存分に嗅ぎ取れるし、AT THE GATESの如き劇的疾走感を放ちつつ、DARK TRANQUILLITYの曲で感じるかの慟哭、狂おしい哀感が波の様に押し寄せる曲。
(漣の様にフェイドアウトする叙情的エンディングも美しい。)
そもそもタイトルからして狂おしいが…。

◆1st「POLARS」
※ジャケもダリ(?)っぽくていい。
PolarsPolars
(2007/02/26)
Textures

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…そんなこんなで?無論、こちらの5人組も期待は尽きない。

P.S.
今夜の世界遺産:
古くは迫害を恐れたギリシャの修道士達が移住して開拓を進めたというイタリア・マテーラの話。(断崖絶壁にそびえ立つこの洞窟都市の光景は圧巻。)
20世紀前半には疫病が蔓延する貧民窟と化した都市の惨状を知った首相の強制命令で戦後、全住人が退去し仮設の新住居へ移り住んだという。
今では再生する形でこの都市が見直され、新しい生活の場として入居する人々が誕生していると。
(…て、ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが。)感銘受けたので。
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20:46  |  一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.03.28 (Sat)

『Contrast/Human Fortress』

ジャーマンの(どっしり型)正統派/パワーメタル、
Human Fortress“Contrast”

スピーディというよりは落としたテンポのナンバーを得意とするというか…ほぼそれらがメインであるが、(心持ち?)ファンタジックだったりトラッドなエッセンスやコーラス(+ちょっぴりモダン要素)を織り交ぜたりするも、基本はどっしりとした剛毅なメタルで、ex.GALLOGLASSのCastenさんのボーカルもやや朴訥かもしれないが漢っらしい熱血な歌唱であるという好感度なサウンド。
時折、リフやソロが結構…ぐっと来るんだが~。(…それに曲により「ASIA?」と思う様な瞬間もどうやらあったりする。)

この曲は(introもほぼ入れずに)待った無しのアツい~気配が充満しており、ちょいちょい挟まれるエピカルなパート(with femaleソプラノ)もアクセントとなって、じんわり盛り上げて来るメロディもしみじみ良い。
アイリッシュ?でオーセンティックなソロも【メタルいぶし銀】な味わい。

◆3rd「ETERNAL EMPIRE」
“Schattentor”のリフには惚れた。
Eternal EmpireEternal Empire
(2008/05/05)
Human Fortress

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「超絶ボーカル~」とか「卓抜な演奏テク~」とかいったタイプのバンドではないだろうが、[総合力]で聴かせる良質メタルかと。(うむ、好きだな~。)

(個人的にはCastenさん>スキンヘッドで◎。)

P.S.
フィギュアの放映が始まるし~。いや、既に始まっている…(焦)。
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19:21  |  一曲一献(Power/メロディック編)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2009.03.25 (Wed)

昨日の(祝)WBC決勝を観終えて。

日中は仕事なのでライブでは観戦出来なかったが、昨夜放映されたWBC決勝戦を通して湧き立つ感激と共に、改めて「チームワークの妙意」というものを実感したのだが、この度の優勝については(今更言うまでもないが)選手、監督、コーチ、スタッフのチームワークがもたらした1つの結実である。

「All for one, one for all.」

この言葉を字面だけにしない念の強さと姿。
岩隅の様なこらえ抜くしぶとさや、イチローの様な皆の思いに対して応えた見事なまでの大快挙…(そして諸々)。それらは余りにも気高い。

そして、インタビューでのイチローの発言が微笑ましかった。
「俺、持ってるなと…!」
確かに…イチローは…持っていた!
(皆がそう思う所を本人も思っているという。)

『インタビュー』という話題でいうと、自分は一つはインタビュー記事が読みたいからメタル誌を購入したりするのだが、アーティストの生声により現在の心境から制作秘話やら個人としての考え方、スタンス、今後の展望等々に触れられる好機であり、読後は新譜や曲について複合的な聴き方へと繋がったりもするし、1人の人間の生き様から学ぶ事も多々。
ここ最近ではジーン・シモンズのインタビューがとりわけ興味深く。
アンジェラ・ゴソウの「姿勢 for ライフワーク」にも共感したし、マリア・ブランクの「ど根性」にも拍手を送りたくなったし、又、ロブ・フリンの「もっとうまくなりたい」生涯現役スピリッツにも頭下がった。

人が集まれば「グループ」は出来る。しかし、単なるグループに留まらず目的・目標を持つのが「チーム」であるが、創造的な触発で個々を最大限生かすのが理想的なチームであろう。(チーム!なメタルバンドも。)

ともあれ、WBC侍ジャパン優勝…!!!
!!!!!!!!祝!!!!!!!!!!

(勝手ながら)私はこの後、PRIMAL FEARの“All For One”を聴き始めるかもしれない。
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22:58  |  メタル雑的雑談(想い語り・余談・閑話etc)  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

2009.03.22 (Sun)

『All Seeing Eye/KLONE』

フランスのprogressiveなエクストリーム・メタル、
KLONE“All Seeing Eye”

ゆるりと聴ける時間が取れた為、今日はもひとつ(少々)記事UP。

現在、仏メタルシーン>密かに注目中…であり、先日同国のHACRIDEというバンドに関して記事を書かせて頂いたが、そちらとも音楽性はシンクロするかなあという、欧州でも人気高いGOJIRAのメンバーが参加しているという6人編成の当バンド。
恐らくはプログレッシブロックの文脈で影響を受けているだろう?の、非常にエクセレントな(激音相乗形の)メタルで、益々フレンチメタルに興味深々となっていくばかりなのだが、フランスに限らずこういった鮮やかな切り口のメタルもしっかり追跡したいと。

この曲、ブラックミュージックの要素も持ち込んだ辺りはPINK FLOYDの有名曲も(私的には)脳裏に過りながら、卓越なリズム感さながらにグロウル/スクリーム、轟音が絶妙なタイミングで投入されるし、アフリカ?(中近東?)の民族楽器も精彩なテクスチャーとなって曲相を彩ってくれる。

◆2nd「ALL SEEING EYE」
ややっ。…ト○ダチ?
All Seeing EyeAll Seeing Eye
(2008/02/26)
Klone

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今日みたいなやや湿っぽい(風も荒い)天候の日に、是非落ち着いてじっくり耳を傾けたい素敵なサウンドかと。

P.S.
フレーザー島>世界遺産・奇跡の砂の島。(神秘的~)
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19:23  |  一曲一献(エクストリーム/混在系等編)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2009.03.22 (Sun)

『Awaiting Evil/HATCHET』

ベイエリアのスラッシュバンド、
HATCHET“Awaiting Evil”

…ううぅむ…。こちらも去年聴けておけばなあ~!!(←こればっか。)
いやっ、大丈夫だ。音楽は逃げない。(←こればっか。)
てか…もう、これは…かっちょええなあぁぁ。

USベイエリア出身のHATCHETであるが、クランチリフに突撃オールドスクール、クロスオーヴァーも噛み合って…然もギターはやたらと扇情的。
特筆すべきはボーカルが猛烈にいい。thrashのvoとしての適合性も高い狂気じみたヒステリックな感情表現はシュミーア(@DESTRUCTION)彷彿だし…巧いお人だなと。
因みにスタンスは「初期80年代のパンクに共通したD.I.Y ethicを採用…」って書いてある所からするとマインドはパンキッシュなのかとも。

この曲は何ともまあ…マニア心をくすぐる鋼鉄美のintroからキター<キターー<キターーーの(段階踏んでアゲていく)スラッシュに打ちのめされ。
掛け声も嬉し、それに何つっても…!80年代メタルファン(いや恐らく80年代/thrashファンに限らない~)垂涎のソロが、ツインGもありのソロがっ!……胸に突き刺さって仕方無い。一体ナニゴト~~?!(本気で涙出そう…。)
outroもまたファン垂涎の…。(しつこい)

◆1st「AWAITING EVIL」
Awaiting EvilAwaiting Evil
(2008/05/27)
Hatchet

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タイトル曲をラストに持ってきたか~。(なのもイカシてる。)

↑一目惚れ(一耳惚れ)しました。自分出遅れたけど…。

P.S.
叶姉妹が自身のブログで男性ファンを「ラブリーK・B」と呼んでいるという。
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17:45  |  一曲一献(スラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2009.03.21 (Sat)

『Payment of Existence/COMMUNIC』

ノルウェーのちょいプログレのパワーなメタル(seriously!)、
COMMUNIC“Payment of Existence”

ノルウェーのバンドって当ブログで初見参か…。(我ながらびっくら。)
それはそうと、こちらのバンドは絢爛豪華な派手派手タイプとか画新極まり無い…等とは言い難いが、そうで無いのが逆手にツボを付いてくるというか、噛み締める程に~のじわりとスルメ系かとも。

多少ジョン・サイクスに近しい様なボーカルの声質だが?(自分の聴覚が妙ちきりんだったらスマソ)…そんな己の勝手な感性を尻目に、ある種のウェット感、ドラマチズムが漂っているのと、3ピースという人員構成という点では(件のバンドと)通じる部分もあるかもしれないとしても、寧ろそういう話よりもドーミィな重みとかSANCTUARY~NEVERMOREのシリアスさ…を感じさせるメタルなのだろうか。当作について「テーマとアトモスフィアの全てがフィットした様なアートワーク…」と銘記されている所からジャケを凝視してみるに、志向としてはそっち寄り(どっち?)かと。
但し、根幹は(テクニカルな趣向もあるにはあるが)正統派色の強いパワーなメタルだと思われるし、個人的にはデンマークのPYRAMAZEなどといったバンドに(テーマは兎も角として)音像が少々重なって感じたり。

ミドルテンポの当曲もまずは骨太のintroで引っ張られるが、アコギがシャランシャランと掛け合う効果もMountain(マウンテン)?な状況を生み出し、重めのドラミングや劇的なメロディとも調和して味わい深い。
ややフレーズリピーター?気味なナンバーでもあるが、何分そのフレーズが良いので重なってくるにつれ、…これは…浸れますなあ。

◆3rd「PAYMENT OF EXISTENCE」
Payment of ExistencePayment of Existence
(2008/06/23)
Communic

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もうちょい絞れる箇所を絞ると更に引き締まってbetterかも~しれないが、メロディ作りといったポテンシャルの高さは間違いなさそうなので。
繰り返し聴いても嫌味無いし、然も、着々と心のスペースに染み込んでくる。
(そういう意味ではICED EARTHみたいなバンドと共通する効用があるっぽい。)

P.S.
フェレットの指って、しっかりしてる。
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17:03  |  一曲一献(Power/メロディック編)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2009.03.17 (Tue)

『Execution Style/MERCENARY』

やはり…去年の内に聴いておくべきだった…(焦)、
MERCENARY“Execution Style”

どうして2008年中に聴いておかなかったんだ…(アホアホ、わしのあほ~!)と髪を掻きむしり(鳥居みゆきか)悔やむバンドが最近イロイロ~とあったりするのだが(以後そういうの>拙ブログ記事で頻発かも…)、このデンマークのエクストリーム・メタルもその自責の念がまるっきし該当。

このバンドは以前も聴いた事があって、ミケル<vo>の歌唱力は承知していたものの、またもや理由も思い出せずに(マジで健忘気味…)昨年発の「ARCHITECT OF LIES」をスルーしていたのだが、ふと我に返って対峙してみた所。
……まあっ?…めっぽう…かっちょえがったのですね?!(汗)
(voは2人体制に復帰している様だが。)

過去は多少長尺な曲も時に冗長に感じられた部分がなきにしもあらず…だったのだが(それはそれでいいのだけども)、ぎゅぎゅっと凝縮して的を絞り上げており、このバンドの特長でもあろうダークでエモーショナルな情念の持ち前も生かしながらパワーメタルにより接近してのエクストリームサウンドは「案外ありそでなさそ」の個性でもある。

この曲もモダン・ヘヴィネス的要素と流麗なストリングスが併走したり…とエクストリーム感はたっぷり持たせつつ、サビは(本領か)ここぞとばかりミケルの熱唱と佳メロでアゲてくるなあ~。←MERCENARY色。
重さもあるシンフォニックな壮麗さを強調したインスト部も聴き所かと。
(outroは甘くなくて良い。)

◆5th「ARCHITECT OF LIES」
Architect of LiesArchitect of Lies
(2008/03/24)
Mercenary

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MERCENARYはメタル好きの何処かしらにとっ付きを覚えさせる曲作りをしてるかもしれないなあと。

P.S.
最近通勤時は特にKREATOR、LAMB OF GODが具合いい。

※右カラムに貼っているパーツで不適切な文言が表示される為、原因を究明してその元取り除き。…検索エンジンスパムっていうやつ?

デンマークって世界一幸福な国なのだという。)
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タグ : MERCENARY デンマーク

22:37  |  一曲一献(エクストリーム/混在系等編)  |  TB(0)  |  CM(10)  |  EDIT  |  Top↑
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