2008.11.30 (Sun)

『Dichotomy/BECOMING THE ARCHETYPE』

USのプログレッシブなメロデス/メタルコア
BECOMING THE ARCHETYPE
“Dichotomy”


ジョージア州アトランタ出身、progressiveなメロデスっぽいスタイルという意味で言うと、EPICUREANなどと通じるかもしれないけども(?不明…)の技師なバンド。
近未来なKeyやらアコギintroやら異国チックギターソロ等々、アピール要素モリモリな上に、リフも耳触りが良く、然も難解になり過ぎない作風で実にCool。

このタイトル曲は、けして長尺な訳ではないが、「あらら~、結構イロイロなものが~。」のエキサティングな盛り込み様。民謡階調が鳴っているじゃーん(そこだけ聴けばヴァイキングメタル?)の開始からメタルコアな走りへと進展する…うちにゴス→METALLICA風の美フレーズだあ…などと浸っていると一転、咆哮&劇場的メタルコア→ちょいアラビック味なソロ→フォーキッシュで怒涛の締め。
↑なんで、様々~なものブレンドしてるんだが、さらりと同フレーズの民謡調を適材適所に入れている辺りなど>バランスの取り具合の絶妙さが窺い知れる。

◆3rd「DICHOTOMY」
“Artificial Immortality”“End Of The Age”“Self Existent“などもかなり素敵。
DichotomyDichotomy
(2008/11/18)
Becoming the Archetype

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このバンド、完全にツボだなあぁ。(自己満足気味でない芸術的良質デス。)

※調子に乗って、今日は2記事アップしてしまった。。。

明日から12月か~~。想像しただけで既にパニクりそうな気配。
どうにもこうにも聴きたいものばっか…。
でもやる事やりながら、メタル聴くもんね。(聴きながら乗り切る。)
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20:37  |  一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.11.30 (Sun)

『The Brave/Agony Applause/DEADLOCK』

アウフヘーベン(止揚)メロデス
DEADLOCK“The Brave/Agony Applause”

女性vo.ザビーネ嬢正式加入のデジタリーなジャーマンメロデスバンドだが、「むむむっ、以前こんなに良かったっけ…」と必死に記憶を辿ってしまう羽目となった?アーティスティックでありながらポピュラリティも備えた新作「MANIFESTO」の出来っぷり。

(近年では珍しくはなくなってきた)オトコdeath&女性クリーンとのパラレル展開を見せる構成で、ここでは女性声の占める割合高し。
で、新作でつくづく感じたのだが、DEADLOCKって。>オトコvo.ヨハネスのメロデスのみでも相当のクオリティだと思うんだが…(ここまで表現力溢るる獰猛で強力なデスボイスは巷でそうそう耳に出来るもんでもない…のレベルだが。因みにクリーンも上手い!)、となるとこのキューティな女性ボイスをどう捉えるかは賛否が分かれる所かもしれない。

但し、曲をがっつり聴いてみれば(female声を大得意にしてなげな私でも)カワユス声でコントラストや綾(やその他)のケミストリーを生み出そうとのバンド側の意図も理解出来る所であり、…逆に、曲自体がデスだけでは無理めか?という作リになっているし。更にはデスの位置付けが高みへと。

この曲、ちらりと同郷バンド・DISILLUSIONの“Back To Times Of Splendor”風?のシネマティックな始まり方だな~と思っていたら、続くザビーネさん紡ぐメロディが、どこかで?…って、PHIL COLLINSのスローナンバーで尤も自分が好きな某曲?…というそんなmy妄想もお愉しみである訳だが、強烈なヨハネスのメロデスも肝入りの、キュートとブルータルが交錯する快適・快速ナンバー。
(ソロも小粋に綺麗であり、全体的にソフティフィケートされた印象。)

◆4th「MANIFESTO」
“Fire At Will”“Dying Breed”なぞも良い。
ManifestoManifesto
(2008/11/17)
Deadlock

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デッドロックの華麗なるアウフへーベン(止揚)メロデス。(って、ナニ?)

まっ、でも。折角なので…ヨハネスボイスに焦点当てたTHE・ど真中メロデスチューンも聴いてみたい気も。(と、ゼイタク言ってみる。)
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09:50  |  一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2008.11.29 (Sat)

『No More Color/HEXEN』

うおっ!なソロではなかろうか~?、
HEXEN“No More Color”

米国LA出身、「頑張れ西海岸~」のこれまた期待高鳴りthrashバンド。
一言「いとよろし」かと。このバンド、まずはスラッシュそのものに力がある。
(昔ながらのおりゃりゃ~な勢いあり。)恐らくスラッシュだけでも存分に聴かせる力があるのだろうが、…のみならず正統派、ネオクラ、メロデス好きなどなどが唸りそうなフレーズやらソロやらをやたらフューチャーしまくる。それが隠し味の程度とかいうのではなく案外大胆不敵に?に目立っているという。
とはいえ、あくまでthrashを主軸にしている点を考えると稀少性が際立つ音楽性だと言えるかもしれない。(その意ではありそうで余りない?かという珍しさ。)

この曲はスラッシュ突進体制で突き進みながら、80年代ファンもぐっと来てしまうであろうフレーズ(掛け声もありがたや~)を盛り込んでの、古っちさが至福感を与えているケース。長めに割いた中盤のソロも相当扇情的で、個人的には“Tornado Of Souls”の…を勝手に思い起こした次第だが。…って、マーティ程の名演ではないにせよ、それ位心捉えるものがある。

◆2nd「STATE OF INSURGENCY」
特に気に入ったのは“State of Insurgency”“Gas Chamber”“The Serpent”辺り。
State of InsurgencyState of Insurgency
(2008/08/05)
Hexen

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聴けば、どの曲も粗雑では無いコンポーズぶりが伝わってくるし。
(インストも嬉し。)早くも次作が聴きたくなってしまうという。

(今更だけど…)↑もそうだが、今月記事9月記事で書かせてもらったELIMINATOR、AUSTRIAN DEATH MACHINEもアートワークはEdward J. Repka画伯。(たまらんなー。)
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08:42  |  一曲一献(スラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.11.24 (Mon)

『Shackler's Revenge/GUNS N’ROSES』

月日が流れたんだな…と思わざるを得ない、
GUNS N’ROSES“Shackler's Revenge”

当時聴いていた者にとってはどうしても感慨深くなってしまう様なGUNSの(正確には主にアクセル・ローズのか)大復活&新譜リリースは、「…17年?!マジでそんな星霜経たのか…己も気がつけばそこまで人生歩んでいたか…」の認識を呼び起こす。
眩しかったなあ…、GUNS N’ROSESはとてつもなく【華】であって。
そして、うら若き(今も充分青臭いけど~)頃の自身の雑多な記憶たちと相俟りながら、過去のGUNSの名曲群は今もキラキラ輝き続けている。
てな訳で?ついしみじみしちまいそうだが、しみじみしている場合でも無い。
(場合で無いのは新譜聴けばそうオモタ。)

周知の様に新作リリースに至るまでにはドク○ーペッパーやらFBIやら億円やら騒々しくもあったが、如何に人々が期待に胸を膨ましていたかの証でもあり、…その、期待を集め捲くった「CHINESE DEMOCRACY」は(まだまだ聴き込み方は足りてないと断っておく)、個人的には想像を超えていたものだった。
……すっげ。
(まず聴いて直ぐに)アクセルのボーカルに驚いた。スリリングでスキャンダラス、そして【ロックの権化】とも言えてしまうこの声の存在こそがGUNSの最大構成要素であると自分は感じているし、それがアイデンティティを生んでいるのは間違いないだろうが、あの唯一の歌唱がもっと×2伸びやかにパワーアップしてるんじゃ?(且つ、年齢不詳のままに。)それが真っ先に驚愕した事。
それから、楽曲の充実ぶり、魅力っぷり。仮に…これらがGUNSのものだと先入観を持たず知らずに聴いたとしても「アルバム作品」としての凄さが伝わってきそうだ。一曲一曲がイージーに作った様な上滑りな、とってつけたかの違和感が無く、…そもそも一つの曲が持つ量感が大きいし。
いかがわしげにbadなナンバーは「嗚呼、やっぱカッケ~な」のロック魂丸出しで、バラードは…正直「ひさびさに本気で涙腺に来ました~」な大バラードであり。
ラテンとかゴシック?なエレメントも盛り込ませた新境地なナンバーも高雅。(てか、真面目にアクセルのウタ声すっげーな。)
アルバム単体とすれば曲数をもうちょい絞っても…の考え方も可能かもしれないが、彼が表現し、必要として入れたものならばまんま受け取るべきなんだろうなと。

…で、この曲は、のっけから1~4曲目の素晴らしさに私が右往左往した中での2曲目だが、GUNSならではの猥雑さはアクティブに、現代的なアレンジも彼なりの昇華の仕方で落とし込んだ、心揺さぶられずにおられんメロディ伴うロック曲。あの七色のボーカルが乱舞するし、無理もなく?好きになってしまったという。
感覚的には、昨年MEGADETHが発した「UNITED ABOMINATIONS」を聴いた時、特に“Washington Is Next”を聴いた時に受けた感激の具合…に近しいものがあるかもしれない。(←モチロン、曲が似ているとかでは無いし、MEGADETHは間を空けてないが。)
…要するに、「!!やってくれたな…!」という快心の想い。

◆「CHINESE DEMOCRACY
※映画『Body of Lies』提供曲あり。
チャイニーズ・デモクラシーチャイニーズ・デモクラシー
(2008/11/22)
ガンズ・アンド・ローゼズ

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現在進行形。2008年、ガンズ・アンド・ローゼズ
↑を証明したという>それ自体、何ともまあ~価値ある事実か。

※前述通り聴き込み方は不足しているんだが、なるはやでこの衝撃を…衝撃を~僅かでも表したかったっ。(ので、駄文にて失礼シマシタ。)
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16:55  |  一曲一献(ハードロック編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.11.22 (Sat)

『Spiritual Demise/SODOM』

前記事からの繋がりで、
SODOM“Spiritual Demise”




ジャーマンスラッシュ三羽ガラスの一角、SODOM作99年の名盤「CODE RED」の収録曲。(一時期よく聴いてたな~)
待ったナシで始まるSODOM流痛快スラッシュR&R(ろけんろー)…なんだけども、しっかりダカダカダカ~なモウレツ要素も含まれており、その対比もオモロいかと。(ろけんろー→モウレツ→ろけんろー→モウレツの構成。)
ろけんろー部分の腕をぐ~るぐる振り回したくなる?ノリっぽさ(と強引さ)や特に2回目のモウレツ部分における網目を掻い潜るかの?ギターの絡みっぷり…が個人的お気に入り。(大好きっす。)

◆9th「CODE RED」
Code RedCode Red
(2000/08/01)
Sodom

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…このアルバム>まずは何つってもソドムの代表曲の一つ、のみならずスラッシュの名曲とも言え得る“Code Red”の凄まじさに心臓鷲掴みされるのだが…。(身体全体にのしかかってくるかの体感を及ぼす超超超高速の激刻み、激叩きに圧倒され。)他にも“The Vice Of Killing”は王道thrashの快曲だし、重速ちょっぱやの“Book Burning”“What Hell Can Create”等々…ほんまに聴き応え満点。

※いよいよ、GUNS新譜到来。(わおおおぉ!!聴き込まねば~)
てか、聴き込みたいアルバムがわんさか過ぎで、お…追い…ついてない…。
(歓迎系悲鳴。)
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12:16  |  一曲一献(スラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.11.19 (Wed)

『Breaking the wheel/ELIMINATOR』

懐かしめの独逸っぽいな~、ELIMINATOR“Breaking the wheel”

米国のニューカマーバンドという事だが、バンド名が匂わすように?突撃型…で80年代ジャーマンスラッシュの影響を感じさせるその不穏で不敵な音楽性は、その混じりっ気の低さ加減にぐっと来たかもしれない純度高め~のそれ。

この曲は1st「BREAKING THE WHEEL」のタイトル曲で、SODOMの“Sodomy And Lust”辺りの曲作り、且つプロダクションを(多分?)意識しているのだろう向きが窺えるが、タカタカタカとひたすら突き進み(←これがいい)…突き進んでいたと思いきや、荘厳な静寂さで一呼吸整え…た後に雪崩れ込むリフ&吐き捨てボイスも相当熱め。
ツボを押さえた早弾きソロもスタイリッシュであり、ソロ後~エンディングの盛り上げ様も美味し過ぎる決まり具合。(outroのひと手間が効果的~)
吐き捨てボーカルもおどろおどろ~な悪っちさを撒き散らし、非常にcool。

またもや楽しみなthrash新人が~。(てか、もっとこのバンドの詳細を知りたい所だが…)。
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22:42  |  一曲一献(スラッシュ編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.11.16 (Sun)

『No Es Nada Facil (Ser Vos) /RATA BLANCA』

溜息モノ~のドライブ感、
RATA BLANCA“No Es Nada Facil (Ser Vos) ”

ご存知、『アルゼンチンの虹』・白ねずみの新譜「EL REINO OLVIDADO」から。
引き続きRATA BLANCAのリッチー先生愛がそこかしこ~に貫かれており、タイトル曲なぞはかなりの虹っぷり…ジョー・リン・ターナー時代の音を彷彿する哀愁と洗練されたポップさが光るナイス・チューンだが、様式美炸裂の“El Circulo De Fuego”、胸を掻きむしる旋律の“Talisman”、ハートウォーミングな感動バラード“Cuando Hoy Es Ayer”等々、収録曲のラインナップはバリエーション溢れていて、ベテランならではの手堅い良曲揃い。
とりわけ、この曲“No Es Nada Facil (Ser Vos) ”のドライブ感!!(うわわわ~!)
鳴り始めた瞬間から否応無しに身体が動き出しちゃうねー。どうにもこうにもCan't Stopだねー。ひゅーひゅー(死語)だねー。
紫の香りぷんぷん、至宝・エイドリアンの線太いボーカル、オルガンの味付けも相変わらず憎過ぎるし、ワルター奏でるギターソロの躍動感……もはや失神寸前か?。

◆「EL REINO OLVIDADO」
El Reino OlvidadoEl Reino Olvidado
(2008/10/27)
Rata Blanca

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…そして、南米のバンドだからこそ醸し出せる絶妙の味わいなんだろうな~。
ラタ・ブランカはつくづく嬉しい音である。)

※【訂正】:タイトルで「Nada」が抜けていたのに気が付きました(大慌て)。
意味が違ってしまいます…。お詫びして訂正致します。
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15:26  |  一曲一献(様式美/ネオクラ編)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑
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