2008.10.26 (Sun)
『You Always Believed/IN THIS MOMENT』
美女ボーカリストだよ~の、
IN THIS MOMENTの“You Always Believed”。
(以前にも書いたけど)あんましHR/HMでのfemaleボイスが得意でない様な自分だが、ARCH ENEMYなぞは【大喜びで】聴くのであって(デス声はOKなのか…)、となるとシンフォニック系のソプラノ綺麗め辺りのfemale声を得手にしてないのだろうか?と我事ながらに分析するのだが、実はその昔、FLEETWOOD MACは好きでよく聴いてた。最近は専らHR/HMばかりにまっしぐらな私も、70~80年代モノはジャンル問わず聴くクチだったので。(クリエイティブで洋楽がオモロしかったと。)そして、スティーヴィー・ニックスが良かったんだよね~。ああいったワタシ流の色や存在感あるボーカリストにはやはり惹かれるっちゅうか。
で、このカリフォルニア出身のIN THIS MOMENTだが(近頃カリフォルニアって興味深い面々が続出してるかも~、EXMORTUSとか)、アレっ?ストレートな女性voの場面であっても違和感無く入ってくるな~という個人的な不思議さがあるのだが(※マリアさん>美人さんですね)、今作はメインストリームでも通用するのだろうなと思えるポピュラリティ備えたメタルコア?HR?。うーむ、自分にはジャンル分け不可能…(別にカテゴライズしなくていいか。)
あくまでMY趣味でいうと正直マッチングしないなという曲もあるのだけど、この曲は「…わっ、久しぶりに女性ボーカルの良さげな(ハード?)ロック聴いたかも。」てな感覚が私にはあった。マリアの歌い回しも痛快にキックが効いてる上、英国ロックとUSのロック両方のテイストを持ち合わせるというのか、素朴だが滋味のある哀愁な曲調で、特にソロ前~ソロはノスタルジックでじわり沁みて来る。
(マリアは押し/引き出来る表現力を持っており、率直に上手いなと感じる。)
◆2nd「THE DREAM」
バラエティ富む多様なラインナップ…ANDREW W.K.風?なチューンも。
↑勘違いかもしれんが、FLEETWOOD MAC、スティーヴィー・ニックスのソロの雰囲気を思い出したのであった。(尤もスティーヴィーのボイスは更にアクがあるけど。)そう、スティーヴィーも嘗て【妖精】と呼ばれたお方。
(あ、HR/HMではないが、シャナイア・トゥエインは好き。)
IN THIS MOMENTの“You Always Believed”。
(以前にも書いたけど)あんましHR/HMでのfemaleボイスが得意でない様な自分だが、ARCH ENEMYなぞは【大喜びで】聴くのであって(デス声はOKなのか…)、となるとシンフォニック系のソプラノ綺麗め辺りのfemale声を得手にしてないのだろうか?と我事ながらに分析するのだが、実はその昔、FLEETWOOD MACは好きでよく聴いてた。最近は専らHR/HMばかりにまっしぐらな私も、70~80年代モノはジャンル問わず聴くクチだったので。(クリエイティブで洋楽がオモロしかったと。)そして、スティーヴィー・ニックスが良かったんだよね~。ああいったワタシ流の色や存在感あるボーカリストにはやはり惹かれるっちゅうか。
で、このカリフォルニア出身のIN THIS MOMENTだが(近頃カリフォルニアって興味深い面々が続出してるかも~、EXMORTUSとか)、アレっ?ストレートな女性voの場面であっても違和感無く入ってくるな~という個人的な不思議さがあるのだが(※マリアさん>美人さんですね)、今作はメインストリームでも通用するのだろうなと思えるポピュラリティ備えたメタルコア?HR?。うーむ、自分にはジャンル分け不可能…(別にカテゴライズしなくていいか。)
あくまでMY趣味でいうと正直マッチングしないなという曲もあるのだけど、この曲は「…わっ、久しぶりに女性ボーカルの良さげな(ハード?)ロック聴いたかも。」てな感覚が私にはあった。マリアの歌い回しも痛快にキックが効いてる上、英国ロックとUSのロック両方のテイストを持ち合わせるというのか、素朴だが滋味のある哀愁な曲調で、特にソロ前~ソロはノスタルジックでじわり沁みて来る。
(マリアは押し/引き出来る表現力を持っており、率直に上手いなと感じる。)
◆2nd「THE DREAM」
バラエティ富む多様なラインナップ…ANDREW W.K.風?なチューンも。
![]() | The Dream (2008/10/13) In This Moment 商品詳細を見る |
↑勘違いかもしれんが、FLEETWOOD MAC、スティーヴィー・ニックスのソロの雰囲気を思い出したのであった。(尤もスティーヴィーのボイスは更にアクがあるけど。)そう、スティーヴィーも嘗て【妖精】と呼ばれたお方。
(あ、HR/HMではないが、シャナイア・トゥエインは好き。)
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- 『The Gift Of Life/THE TROPHY』 (2009/07/20)
- 『You Always Believed/IN THIS MOMENT』 (2008/10/26)
- 『Rocket Through My Heart/WIG WAM』 (2010/01/31)
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2008.10.23 (Thu)
『Welcome The Storm/RAUNCHY』
サビがステキなんだな~(←裸の大将風)、
RAUNCHYの“Welcome The Storm”。
RAUNCHYの曲については先々月も記事にしたばかりではあったが(しつこい)、最新作「WASTELAND DISCOTHEQUE」は依然として自分の中で評価上昇中という次第で(念押し)。
正直…とあるバンドの新譜もなかなかに悪くなかったのだが、それ以上にラウンチーには個人的にぐぐっ!と来るものが(本音)。
この曲はベタかもしれないけど、hopefullな感動を呼び起こすのであって(…私はそうみたいだが?)、というのもサビのメジャーキーなコーラスに接すると…うっすら目に熱いものが滲みかけ…(あらら~)。
メタルバンドの曲としてはシンプルな部類だと思うが、然しながら、スクリーム掛かったコーラスでここまで胸を打って来るというのは案外?凄いんじゃないかという気がしてきた…。(クリーンボイスならままあっても。)
いや、スクリームっぽいから余計熱いのか。
◆4th「WASTELAND DISCOTHEQUE」 ⇒Wasteland Discotheque
◆3rd「DEATH POP ROMANCE」
ストーム(嵐=Storm)感を演出するインストkeyの味付けも何気に美味しい。
(嵐に負けないどころか、嵐を愉しむ。みたいな。)
追伸:
前から3カラムに憧れていた?ので挑戦してどうにかこうにか。
RAUNCHYの“Welcome The Storm”。
RAUNCHYの曲については先々月も記事にしたばかりではあったが(しつこい)、最新作「WASTELAND DISCOTHEQUE」は依然として自分の中で評価上昇中という次第で(念押し)。
正直…とあるバンドの新譜もなかなかに悪くなかったのだが、それ以上にラウンチーには個人的にぐぐっ!と来るものが(本音)。
この曲はベタかもしれないけど、hopefullな感動を呼び起こすのであって(…私はそうみたいだが?)、というのもサビのメジャーキーなコーラスに接すると…うっすら目に熱いものが滲みかけ…(あらら~)。
メタルバンドの曲としてはシンプルな部類だと思うが、然しながら、スクリーム掛かったコーラスでここまで胸を打って来るというのは案外?凄いんじゃないかという気がしてきた…。(クリーンボイスならままあっても。)
いや、スクリームっぽいから余計熱いのか。
◆4th「WASTELAND DISCOTHEQUE」 ⇒Wasteland Discotheque
◆3rd「DEATH POP ROMANCE」
![]() | デス・ポップ・ロマンス (2006/04/26) ラウンチー 商品詳細を見る |
ストーム(嵐=Storm)感を演出するインストkeyの味付けも何気に美味しい。
(嵐に負けないどころか、嵐を愉しむ。みたいな。)
追伸:
前から3カラムに憧れていた?ので挑戦してどうにかこうにか。
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2008.10.20 (Mon)
『Crow Killer/UNEARTH』
「!!…ツインギターの宝石箱や~!」と叫び出しそうな(?)、
UNEARTHの“Crow Killer”。
先月のALL THAT REMAINSに続き、MA(マサチューセッツ)勢メタルのバンド。こちらのバンドの強みはツインギターのハモりっぷりにあると思われるが、その音色は聴いてて大変に気分良い。
初期イエテボリなリフが垣間見えるこの曲は寒々しいヒヤリとした冷気が魅力かと。ハードコアなパートも曲調を壊さず融合して、目玉のツインギターは聴き惚れてしまう流麗さ。後半~エンディングにかけては安易に終わらない作り込み仕様に感心至極。
◆4th「the March」
↑当曲とはタイプを異にするが、今作のタイトルナンバーである“The March”はヘヴィ&ストロングタイプの楽曲で、そっち系のかっちょ良さも◎。
全体的には北欧由来のサウンドが特長的な曲が目立っているが、老舗の北欧メロデスバンドでも近頃は耳にするのが稀有になってきた(様な)音に触れられる。←という意味ではアンアース>希少なのかもしれない。
UNEARTHの“Crow Killer”。
先月のALL THAT REMAINSに続き、MA(マサチューセッツ)勢メタルのバンド。こちらのバンドの強みはツインギターのハモりっぷりにあると思われるが、その音色は聴いてて大変に気分良い。
初期イエテボリなリフが垣間見えるこの曲は寒々しいヒヤリとした冷気が魅力かと。ハードコアなパートも曲調を壊さず融合して、目玉のツインギターは聴き惚れてしまう流麗さ。後半~エンディングにかけては安易に終わらない作り込み仕様に感心至極。
◆4th「the March」
![]() | the March (2008/10/14) Unearth 商品詳細を見る |
↑当曲とはタイプを異にするが、今作のタイトルナンバーである“The March”はヘヴィ&ストロングタイプの楽曲で、そっち系のかっちょ良さも◎。
全体的には北欧由来のサウンドが特長的な曲が目立っているが、老舗の北欧メロデスバンドでも近頃は耳にするのが稀有になってきた(様な)音に触れられる。←という意味ではアンアース>希少なのかもしれない。
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2008.10.18 (Sat)
『Faceless World/U.D.O』
結成20周年記念のライヴ収録盤発売を祝して、
U.D.Oの“Faceless World”。
U.D.O大好きっ子(子という年齢では全く無いが)の自分は、重金属性のスピードチューン、荘厳なミドル等々、タイプ問わずU.D.Oの生み出す数々の曲に心打ち抜かれて来た訳だが、このタイトルナンバーが収録された1990年のアルバム「FACELESS WORLD」はメロディ豊かに練られた曲群居並ぶ名作で、ACCEPTのみならず多くのHMファンにも喜ばれたのも理解出来る所だが、先月の記事でもちょろっと触れた“Heart Of Gold”等も入っていたりと、U.D.O作品の中でも眩しい輝きを放つ1枚である。
※てか、やっぱり“Heart Of Gold”のギターソロは何度聴いても泣ける。
この曲はミドルテンポの名手であるU.D.Oの面目躍如…と私が信ずる曲の1つだが、ウドの味の強さは変わらずに頼もしく、【秘めたる闘志】?を喚起するが如くのリズム感覚とクラシカルな気高さが同居する様は見事であり、スッと滑り込むサビコーラスの美しさも印象的。各所でアコギとエレキが乱舞し、曲に彩りを与えるマティアス・ディートのギタープレイはスバラシ過ぎ~の名演。(このエモーショナルな表現力…。)
◆3rd「FACELESS WORLD」
↑メッセージ性ある歌詞にもご注目。
またマティアス・ディートのギターを聴きたいと思うのは当然であり、←を再び熱望させる一例であり。
U.D.Oの“Faceless World”。
U.D.O大好きっ子(子という年齢では全く無いが)の自分は、重金属性のスピードチューン、荘厳なミドル等々、タイプ問わずU.D.Oの生み出す数々の曲に心打ち抜かれて来た訳だが、このタイトルナンバーが収録された1990年のアルバム「FACELESS WORLD」はメロディ豊かに練られた曲群居並ぶ名作で、ACCEPTのみならず多くのHMファンにも喜ばれたのも理解出来る所だが、先月の記事でもちょろっと触れた“Heart Of Gold”等も入っていたりと、U.D.O作品の中でも眩しい輝きを放つ1枚である。
※てか、やっぱり“Heart Of Gold”のギターソロは何度聴いても泣ける。
この曲はミドルテンポの名手であるU.D.Oの面目躍如…と私が信ずる曲の1つだが、ウドの味の強さは変わらずに頼もしく、【秘めたる闘志】?を喚起するが如くのリズム感覚とクラシカルな気高さが同居する様は見事であり、スッと滑り込むサビコーラスの美しさも印象的。各所でアコギとエレキが乱舞し、曲に彩りを与えるマティアス・ディートのギタープレイはスバラシ過ぎ~の名演。(このエモーショナルな表現力…。)
◆3rd「FACELESS WORLD」
![]() | Faceless World (2000/07/11) U.D.O. 商品詳細を見る |
↑メッセージ性ある歌詞にもご注目。
またマティアス・ディートのギターを聴きたいと思うのは当然であり、←を再び熱望させる一例であり。
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- 『Faceless World/U.D.O』 (2008/10/18)
- 『Spreak To Me/PHARAOH』 (2009/05/10)
- 『The Gallows Pole/GRAVE DIGGER』 (2009/03/11)
タグ : U.D.O ウド マティアス・ディート
2008.10.16 (Thu)
『One Thousand Memories/SADIST』
イタリアのプログレッシブ・デス、昨年のアルバムから、SADISTの
“ONE THOUSAND MEMORIES”。
イタリアのバンドは拙ブログで初登場の気が…(って、気がつけばそうなのだが)、イタリアン・メタルでデス声関連だと近年ならば、ビョーン(@SOILWORK)が参加したDISARMONIA MUNDIとかRAINTIMEなどが記憶に新しく、各々好感触であったが、それより以前90年代前半にデス声で凄いコトを演り始めたイタリアのSADIST。
この曲は叙情的メロディ・パートの辺りなぞ時流も踏まえているだろうモダンな色合いも備えながら、ちょいANNIHILATOR的な変態感あるオラオラ~な突飛さも個人的にはアツく、中盤のインストとかコンテンポラリーにクリアなんだけど?怪しげな空気を醸しつつ、テクニカルな速弾きへと転じる様態が快い。
エッセンスが集約された観の、コンパクトな小気味良い佳曲。(フックも有している為、取っ掛かり良し。)
◆5th「SADIST」
デスメタリックでアヴァンギャルド、ムーディでエキサイティング。cool!
“ONE THOUSAND MEMORIES”。
イタリアのバンドは拙ブログで初登場の気が…(って、気がつけばそうなのだが)、イタリアン・メタルでデス声関連だと近年ならば、ビョーン(@SOILWORK)が参加したDISARMONIA MUNDIとかRAINTIMEなどが記憶に新しく、各々好感触であったが、それより以前90年代前半にデス声で凄いコトを演り始めたイタリアのSADIST。
この曲は叙情的メロディ・パートの辺りなぞ時流も踏まえているだろうモダンな色合いも備えながら、ちょいANNIHILATOR的な変態感あるオラオラ~な突飛さも個人的にはアツく、中盤のインストとかコンテンポラリーにクリアなんだけど?怪しげな空気を醸しつつ、テクニカルな速弾きへと転じる様態が快い。
エッセンスが集約された観の、コンパクトな小気味良い佳曲。(フックも有している為、取っ掛かり良し。)
◆5th「SADIST」
![]() | Sadist (2007/06/18) Sadist 商品詳細を見る |
デスメタリックでアヴァンギャルド、ムーディでエキサイティング。cool!
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2008.10.12 (Sun)
『Second Over Third By Force/PARADOX』
かなり今更感たっぷりで、書こう×2思っとったのに書きそびれてしまい、申し訳ない限りだが(←誰に詫びているか不明)、ジャーマンスラッシュの雄・
PARADOXの“Second Over Third By Force”。
PARADOXは(当時の表現で)【スピードメタル】にも通じるドラマチックなスラッシュを聴かせるバンドであり、80年代末発表の2nd「HERESY」は名盤中の名盤で、それから11年の月日を経て発表された前作「COLLISION COURSE」、そして、今年リリースの「ELECTRIFY」…
結成からのキャリアの割には寡作とも言えるのだろうが、バンドを率いるチャーリー・シュタインハウアーが自らの苦難を乗り越えて、この素晴らしい作品を創りあげた事は尊敬に値するし、心を揺さぶられずに居られない。
この曲は「ELECTRIFY」のオープニング曲であるが、2008年の本年、これ程までの!!美麗なスラッシュメタルを聴く事が出来た、というのは幸せ以外の何者でもあるまい。
サイバーなSE、ギターがクレッシェンドに乗る荘厳なintroから次第に刻みが聴こえてくる瞬間は俄然!耳をそば立ててしまうが、その後に展開する冷たくもメタリックな緊張感が迸るソリッドなthrashは「…美しい。」としか表現しようがない。切れ味抜群なthrath感はもとより、独特なメロディ、激情のギターソロ、全体を覆うドラマチズム、…総てが圧倒的であり、且つエンディングに至るまで随所に細やかなPARADOXらしさが息づいている。(特にやはりメロの作り方かな~)
以前より歌心あるシュタインハウアーのボーカルは、今改めて聴くと声質がちょいっとエリック・マーティン(exMR. BIG)とも近しく感じる…のは私だけ~かもしれないが、パラドックスのドイツ人気質なクラフトマンライク?で精工なthrash metalに人間味なニュアンスをもたらしている様に思う。
◆4ht「ELECTRIFY」
これは凄い…マジ。
近年では様々なバンドの復活作というのが有難くも登場しているのだが、これは正真正銘、文字通りの復活作(断言)。音を聴けば確実に納得。
シュタインハウアーがキーファー・サザーランド、…いやラッセル・クロウに似て見え?
(my視力が悪化中でスミマセン。)
PARADOXの“Second Over Third By Force”。
PARADOXは(当時の表現で)【スピードメタル】にも通じるドラマチックなスラッシュを聴かせるバンドであり、80年代末発表の2nd「HERESY」は名盤中の名盤で、それから11年の月日を経て発表された前作「COLLISION COURSE」、そして、今年リリースの「ELECTRIFY」…
結成からのキャリアの割には寡作とも言えるのだろうが、バンドを率いるチャーリー・シュタインハウアーが自らの苦難を乗り越えて、この素晴らしい作品を創りあげた事は尊敬に値するし、心を揺さぶられずに居られない。
この曲は「ELECTRIFY」のオープニング曲であるが、2008年の本年、これ程までの!!美麗なスラッシュメタルを聴く事が出来た、というのは幸せ以外の何者でもあるまい。
サイバーなSE、ギターがクレッシェンドに乗る荘厳なintroから次第に刻みが聴こえてくる瞬間は俄然!耳をそば立ててしまうが、その後に展開する冷たくもメタリックな緊張感が迸るソリッドなthrashは「…美しい。」としか表現しようがない。切れ味抜群なthrath感はもとより、独特なメロディ、激情のギターソロ、全体を覆うドラマチズム、…総てが圧倒的であり、且つエンディングに至るまで随所に細やかなPARADOXらしさが息づいている。(特にやはりメロの作り方かな~)
以前より歌心あるシュタインハウアーのボーカルは、今改めて聴くと声質がちょいっとエリック・マーティン(exMR. BIG)とも近しく感じる…のは私だけ~かもしれないが、パラドックスのドイツ人気質なクラフトマンライク?で精工なthrash metalに人間味なニュアンスをもたらしている様に思う。
◆4ht「ELECTRIFY」
これは凄い…マジ。
![]() | エレクトリファイ (2008/04/23) パラドックス 商品詳細を見る |
近年では様々なバンドの復活作というのが有難くも登場しているのだが、これは正真正銘、文字通りの復活作(断言)。音を聴けば確実に納得。
シュタインハウアーがキーファー・サザーランド、…いやラッセル・クロウに似て見え?
(my視力が悪化中でスミマセン。)
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2008.10.08 (Wed)
『You'll Understand/ALMAH』
ANGRAのvo・エドゥのソロ(2ndです)、
ALMAHの“You'll Understand”。
(多くの方々と同じ様に)ANGRAを初めて聴いた時の衝撃は大きなものだった…。従来のメロディック/パワーメタルのスタイルに留まるのみならず、南米の民族音楽、クラシック等、諸々の要素も注ぎ込みながら複雑に高度な次元で豪奢に練り上げる技、力量…しかもあの時期に登場したという事実を鑑みても、【事件】と言ってしまいたくなる程の存在感であり、「南米にANGRAあり」という鮮烈なインパクトを与えたのは偽り無い話だと思う。(って、周知の。)
但し、私はアングラの超~超~ファンかと問われれば自信は薄く(冷汗)、自分なぞよりももっと熱烈・熱心な方々がいらっしゃるのは…ひゃくぱー(100%)間違いないのだが、時折“Nothing to Say”や“Live and Learn”等々>好きなんで、聴いたりもする。(ボーカルはマトスよりエドゥの方がタイプだとは言えるんだが…。)
ALMAHはボーカリストのプロジェクトにも関わらず?(関わらずって事は無いか)、この“You'll Understand”でも、「…ここまで聴かせて下さるのか!」のインスト・パートの贅沢さで、且つシリアスで情熱的な美しいメタル・ナンバー。
雷が響く中、微かにオルゴールの音色が…のオープニングも粋で、もはや18番であろう民族音楽的リズム感、クラシカルなテイストが華麗に交錯しながら、サビメロはしっかり胸を打ちまくる…。
更には(前述した様に)インスト領域が大変に素晴らしく、ラテンはもとより中近東風のフレーズもありと飽きさせず聴き入ってしまうのだが、中でもツインギターの付近でEAGLESの“Hotel California”の?が聴こえてくるのは私の気のせいだろうか…(気のせいかな…)。であれば、↑はロックのスタンダードとも言うべき名曲なので、そういう伏線の愉しみ方もあってもいいのかなと。
存じの通り、メタルでクラシック曲をソロで使ったりというのは結構ありなので。(アレとかコレとか。)
◆2nd「FRAGILE EQUALITY」
⇒フラジャイル・イクオリティ
↑本当に優雅な音時間を過ごせます。(となると、今からANGRAの新作が。)
ALMAHの“You'll Understand”。
(多くの方々と同じ様に)ANGRAを初めて聴いた時の衝撃は大きなものだった…。従来のメロディック/パワーメタルのスタイルに留まるのみならず、南米の民族音楽、クラシック等、諸々の要素も注ぎ込みながら複雑に高度な次元で豪奢に練り上げる技、力量…しかもあの時期に登場したという事実を鑑みても、【事件】と言ってしまいたくなる程の存在感であり、「南米にANGRAあり」という鮮烈なインパクトを与えたのは偽り無い話だと思う。(って、周知の。)
但し、私はアングラの超~超~ファンかと問われれば自信は薄く(冷汗)、自分なぞよりももっと熱烈・熱心な方々がいらっしゃるのは…ひゃくぱー(100%)間違いないのだが、時折“Nothing to Say”や“Live and Learn”等々>好きなんで、聴いたりもする。(ボーカルはマトスよりエドゥの方がタイプだとは言えるんだが…。)
ALMAHはボーカリストのプロジェクトにも関わらず?(関わらずって事は無いか)、この“You'll Understand”でも、「…ここまで聴かせて下さるのか!」のインスト・パートの贅沢さで、且つシリアスで情熱的な美しいメタル・ナンバー。
雷が響く中、微かにオルゴールの音色が…のオープニングも粋で、もはや18番であろう民族音楽的リズム感、クラシカルなテイストが華麗に交錯しながら、サビメロはしっかり胸を打ちまくる…。
更には(前述した様に)インスト領域が大変に素晴らしく、ラテンはもとより中近東風のフレーズもありと飽きさせず聴き入ってしまうのだが、中でもツインギターの付近でEAGLESの“Hotel California”の?が聴こえてくるのは私の気のせいだろうか…(気のせいかな…)。であれば、↑はロックのスタンダードとも言うべき名曲なので、そういう伏線の愉しみ方もあってもいいのかなと。
存じの通り、メタルでクラシック曲をソロで使ったりというのは結構ありなので。(アレとかコレとか。)
◆2nd「FRAGILE EQUALITY」
⇒フラジャイル・イクオリティ
↑本当に優雅な音時間を過ごせます。(となると、今からANGRAの新作が。)
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