『Hereafter/DGM』

カテゴリー: 一曲一献(Prog Metal編)

(真夏にこそ聴いてみたく?)イタリーのプログレッシブ・メタル、
DGM“Hereafter”

「季節の陽光に相応しそうな、そんなメタルを聴こうじゃないか!」と…いきり立ち、こうしてDGMを。(い、今頃?と言われそうだが…)
そう…「FRAME」が出たのは真冬の時期だったが…、記事化が遅れてしまっていたのが真相で…(失礼をば)。

(DT出現以後)イタリアではDT色を彷彿させるプログレッシブ・メタルバンドが続出した事でも知られるが、90年代後半から歴史をスタートさせた当バンドはDT的プログレに、SYMPHONY X、伯爵様のネオクラ要素にイタリアン情味のメロディを抱え込んだ良質印のパワーなプログレッシブ・サウンド>を推進して来たバンドである(と思う)。
(メンバー・チェンジを続けてきたが)人変われどもこうして今尚、品質レベルは保ち続けているし、個人的には以前よりも更に好ましく、(実の所)骨があるのだなと。

いずれにしても、現時点の最新作「FRAME」は一曲一曲がかっちりと纏まり良く、DGMの本然たるブライトでクリアな音感(とはいえ軽量過ぎない)と確かな技術力に裏打ちされたプログレ・メタルであり、この音に触れてしまったら…多分、童心さながら無邪気に海やらプールへ急行したくなってしまいそうである。(こんな夜中でも?)
新voのマーク・バジル(おおっ、イタリアンな姓だ)さんも、衒い無い伸びやかさや柔軟さが曲調にフィットしていると思う。上手いし。

オープニングとして即効性抜群のこの曲、演奏隊の弾き倒しっぷり、叩きっぷり!がぁ…(魅せる魅せる)。
ポジティブ&ダイナミック・エネルギーの触発力が著しく、バテそな身体に急速栄養補給、ビタミン・チャージしてくれるコト明らかかと。←自分的にそうだが。
ここまで弾き倒して頂けると「有難し」の一言、テクニカル・フレージングも必然ながら、サビメロもDGMらしくキャッチーで大変覚えも良い。(心地良し。)

◆7th「FRAME」
ジャケ美し。
フレイムフレイム
(2009/01/21)
DGM

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DGMmyspace

“Enchancement”も、「テクノ?トランス?」と思わせたintroの“heartache”も「文句は全くゴザイマセン」のナンバーで、その快調さ、華麗さに心浮き立ってしまう。

表現も濃くて彩度も濃いが、変なクドみを感じ受けないという辺りはセンスかと。

そもそも日本でも馴染み深いバンドであり、北斗の拳“YOU WA SHOCK”(愛をとりもどせ)の日本語によるカバーは後学の為?聴いておきたいかも。
(ここでも再びジャパニーズ・サブカルの席巻性に思い至るが。)

P.S.
いやっほー。(休みだ休みだ~。)
2009/08/14(金) 01:15 | trackback(0) | comment(0)

『Energy Taboo/LOCH VOSTOK』

カテゴリー: 一曲一献(Prog Metal編)

スウェーデンのパワーメタルな(デスvoもあり)プログレ・メタル、
LOCH VOSTOK“Energy Taboo”

あまりの好ましさに鼻血飛び出そうですが?(この曲>ツボり方が著しいのか、耳釘付けとなり。)

かのWUTHERING HEIGHTSTやプログレ・メタルバンドだったMAYADOMEで活躍したテディ・モーラー(元々ドラマー、今は主にボーカル)やメロデスバンドのIMPERIAL DOMAINに在籍していたアルバロ<dr>等から成るバンドで、実在する南極大陸の「ボストーク湖」から名を取ってバンド名としたご様子(自らの音楽に擬えて)。
音楽性に関する記載を見ると「CYNICの先進性、DTの進歩性、EMPERORの暗黒性、AGENT STEELのパワー全開性、SOILWORKのメロデスが最も対照し易い」(←文章変だな…)との事だが、パワー系のプログレッシブ・メタルにメロデスにテクニカル・デスに80年代メタル…(等?)が融合した様な…激しくもドラマチックだという素敵過ぎる~サウンドかと。
インストパートの入れ所が絶妙であったり、メロデスに慣れた耳にもとっつき易い面があったり(尤も、過去作の方がメロデス比率が高かったのかもしれないが)、又、メロディ自体も耳馴染みの良さを持っていると思う。
(ボーカルはジェフ・テイト型のハイ・トーンというか声通って上手いし、デス声もniceなアクセント!)

この曲は冷気と激しさを併せ持ったintroに惚れ惚れ~であり、プログレの変則リフやピアノの響きも小気味良いが、メロディもクールでソフティフィケイトされた曲調に合ったエクセレントなものだし。(うん、メロディいいねぇ!)デスvo絡みも嬉しく、疾走のインストパートも◎。

◆3rd「REVEAL NO SECRETS」
Reveal No SecretsReveal No Secrets
(2009/06/02)
Loch Vostok

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LOCH VOSTOKmyspace
オフィシャル・サイトで各アルバムの数曲が視聴可みたい。

個人的にはPATHOSRAY(←デス声ナシだが)やINTO ETERNITYとかMERCENARY(か?)といったバンド達の何処かしらを好む部分のある方にウケるかもしれないと感じたのだが。
(※追記で補足→もしかしたらEPICUREANとかも。)

P.S.
「ボストーク湖」:
純粋で淡水の永遠の湖であり、凍てつくように寒く触れない~とか。
2009/06/07(日) 20:43 | trackback(0) | comment(2)

『Raise Hell/OUTWORLD』

カテゴリー: 一曲一献(Prog Metal編)

ハイトーンVo~!(をココロが希求したので)、
OUTWORLD“Raise Hell”

ぐわっは!…こんなもやもやしい天候の時こそ「大」声量のボーカルが聴きたくなるもの。(多分そうだよ?)

最近はDEREK SHERINIANのソロアルバムにも参加している技師ラスティ・クーレイ<g>が在籍するテキサス州出身のパンドだが、まずは何はともあれ、(この場で聴ける)ケリーさんのボーカルが……ロブ(メタルゴッド)彷彿の張り上げハイトーン怒涛絶唱!…が素晴らし過ぎるでしょう!(涙)
ここまで歌い上げて下さると、それだけでもう~仕事疲れも吹っ飛び~!
(血流の廻りが盛んになるみたいな。)←すっげ、どんな効用だ。

このバンドは正統派寄りのパワーメタルにネオクラの艶やかさ、プログレのフレグランス、ちょいQUEENSRYCHEやNEVERMORE的な冷感触が加わりながら…というどちらかと言えば【漢気】が勝った形だけれども、充分にprogな転流変化も満喫出来るという?音楽性。

この曲は(のっけから派手派手~)パワーと麗しさの[音の洪水]とでも形容したくなる向きのナンバー。ユニークなリズム感に煌めきを背負って熱っぽく疾走する様相が凄まじく、段々と音階を上げていく伸びやかなケリーの超絶voに耳(とココロ)が吸引されまくり。中盤に降臨する鮮明なギター音を境にプログレッシブモードにシフトチェンジ←といった辺りもなんとも心憎い感じ。

◆「OUTWORLD
OutworldOutworld
(2007/06/18)
Outworld

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甘い/綺麗だけじゃない正統派/パワー的息遣いが(心底~)たまらん。

えっと…今はこちらのバンド>ボーカルが別の方になっている?とか。確か?
(そうか、DEREK SHERINIANのソロも聴いてみたいなあ。)
2009/03/04(水) 23:17 | trackback(0) | comment(4)

『Destructive Device/MINDFLOW』

カテゴリー: 一曲一献(Prog Metal編)

プログレッシブ&ドラマティックなブラジリアン・メタル、
MINDFLOW“Destructive Device”

(先に続き)今日はもう一つ記事をUPしてみる。

海外じゃ、ナカナカにネームバリューがあるらしい当バンドだが、日本では未だしもあんまし浸透度が…?。いや…寡聞にして自分が存じ上げなかっただけなのだが。(ファンの方>すみません。)

プロフィール読むと、03年結成、既に4回の海外ツアー(韓国、ノルウェー、ベルギー、イギリス、スペイン、カナダ、US)を経験とある。
影響受けた歴々はPINK FLOYD、MEGADETH、DREAM THEATER、OZZY、QUEENSRYCHE、DISTURBEDだそう。ふむふむ。
技巧的にも優秀なこちらのバンドは高音が魅力的なボーカルで、ドリムシもクイーンズライチもフロイドもディスターブドも…確かに影響受けたに違いない…それらの影響を素直に受け留めた上での構成力、演奏力ある好感触なバンドである。(個人的にはグランジも通過した跡も感じたり。)

かのベン・グロスをプロデューサーに迎えての昨年発表の3rdアルバム「DESTRUCTIVE DEVICE」は程良く大衆性も備えたプログレなドラマティック・メタルという次第で…タイトル曲の当曲は、ほぼ一発で覚えるであろう(次回聴時にはきっと口ずさんでる)メロウなサビメロも印象的な、随所に近未来的progressiveモチーフを散りばめながら、(特に後半>スリリング展開に乞うご期待!なplayが待ち受ける)全体的に大変気分よろしゅうな雰囲気。

◆3rd「DESTRUCTIVE DEVICE」
(※Amazonでは取り扱ってない?)
◆2nd「MIND OVER BODY」
このジャケからして…気が読み取れる。
Mind Over BodyMind Over Body
(2007/07/31)
Mindflow

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ちょい聴きでは北欧メタル風なのだが、時にやっぱ「ブラジリアン~!」なフレーズも登場するし。

※最近聴きたいバンドが続シュツ模様。(それは今に始まった事じゃない。)

P.S
ブラジル繋がりで…
昨日の「世界の絶景100選」で観たレンソイス国立公園(ブラジル)の映像に大衝撃(驚)!この世にあんな美しい幻想的な場所があるんかと。
南米大陸って…想像絶するZONEが。
2009/02/21(土) 15:35 | trackback(0) | comment(6)

『Censoring Truths/ANDROMEDA』

カテゴリー: 一曲一献(Prog Metal編)

昨年発表の「THE IMMUNITY ZONE」より、
ANDROMEDA“Censoring Truths”

スウェーデンの名prog metalバンド・アンドロメダの4th「THE IMMUNITY ZONE」は総体的にはダークなトーンが顕著だと言えるだろうが、テクニック、精錬された構成、加減を心得たメロディの作り込みは依然として流石であり、当バンドの軸にブレはないと確信させる内容。

この曲はアンドロメダの特性をストレートに感受し得るナンバーだろうが、攻撃性を含むリフ、モダン・ヘヴィネス的?要素も合いまみえつつ、当バンドが得意とする派手(華やか)でフューチャリスティックなkeyも目の醒めるかの鮮烈さで舞いに舞う。緊張感引き上げながらの豪奢なエンディングも◎。
(サビメロも甘過ぎず、丁度良い感じ。)

◆4th「THE IMMUNITY ZONE」
“Slaves Of The Plethora Season”等も非常にcool。
ジ・イミュニティ・ゾーンジ・イミュニティ・ゾーン
(2008/08/20)
アンドロメダ

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時に激しく【ドッキリ瞬間】をもたらすセンセーショナルなリズムワーク、key…
…これ、案外(自覚的に)アンドロメダに求めている部分の一つかも。
2009/01/18(日) 18:47 | trackback(0) | comment(0)

『Save my Soul/POVERTY’S NO CRIME』

カテゴリー: 一曲一献(Prog Metal編)

ドイツのプログレッシブ・メタルの歌謡系ナンバー?、
POVERTY’S NO CRIME“Save my Soul”

…「で、デスラッシュは?」のセルフ突っ込みは(念の為)しておくが、こうして年末多少なり心理的余裕が出来た部分で、ゆったりとジャーマンプログレ系などを聴いたりする。

特に00年代に発表している3作品の評判も上々の当バンドであるが、紡ぎ出すメロディが日本人ウケしそう?な上に、そのメロディが独自的でしかも強力というのがこちらの特色ではないかと感じてたりするセンス卓越なプログレメタル。
voも上手い…し、上手いという事以上にバンドの音楽性に見事応えて説得性を与えているのがポイント高し。

この曲は、兎にも角にも「引っぱり」が凄い(と思う)。稲妻の効果音で幕明け後に刻み始めるせわしないビートが妙にコミカル~とニヤついていると、マイナー調の濃いめ(&キャッチーな)メランコリック・メロが乗っかってくるし、サビのメロディも「一緒に口ずさんじゃうよ~」という印象深さ。哀愁感たっぷりのギターも、効果的にプログレ味なニュアンスも、ここぞの適所で歌い上げるボーカルも明白に曲を彩っているという。
(その昔のCUTTING CREWとか?うっすらリメンバーな曲調…。ってそう思ったのは私だけか。)←それが仮に正しければやっぱし歌謡色有りかもしれん。

◆6th「SAVE MY SOUL」
Save My SoulSave My Soul
(2007/09/25)
Poverty's No Crime

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↑その実、すんごいfavorite trackなのだが。

POVERTY’S NO CRIMEは既に中堅所だろうが、(内面deepな歌詞世界伴う)このアイデンティティ堅持でお願いしたい~。
2008/12/28(日) 21:30 | trackback(0) | comment(0)

『United Alliance/PAGAN'S MIND』

カテゴリー: 一曲一献(Prog Metal編)

軽快から感動の収束へと。
PAGAN'S MIND“United Alliance”

実力あるProg Metalバンドならではの粋な良曲であり、「俺っちも声を合わせてコーラスしてしまうぜ~!」な親しみ易さ、まとまりのある、…ズバリ、【歌モノ】として非常に優れている曲ではないかと個人的には思っているのだが、それもこれもPAGAN'S MINDのメロディ作りの上手さが衒い無く発揮されている故かと。
ペイガンズ・マインド特有のスペーシーで幽玄な空気感を纏いながら、ハードエッジなリフも聴かせるロックテイストのナンバーだが、秀逸なメロディを乗せて歌うニルスの堂々たるボーカルがこれまた見事。
ギターソロも実に良い。長い訳ではないが、明らかに琴線に触れてくる。

◆5th「GOD'S EQUATION」
God's EquationGod's Equation
(2008/01/15)
Pagan's Mind

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↑…そして、視界が開けるかの終結。(起承転結あるんだな~)

【感動】とは一つには、影を伴いながら懸命に明るみへ向かおうとするサマに呼び起こされるものなのだろうか…みたいな事をこの曲(特にソロ)を聴いて考えてみたり。
2008/11/12(水) 23:10 | trackback(0) | comment(0)