『Metalmorphosis (The Sweat of Cain)/SWORDMASTER』はデスラッシャー(で御座った。)

カテゴリー: 一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)

「高島彩アナが!」の興奮は継続中だが、今晩はジャワカレー(with ココナッツ・ミルク)でトロピカル感溢れる夕食に舌鼓打ち。

そして、(よもやトロピカルだとは言い難かろう)SWORDMASTERの「MORIBUND TRANSGORIA」から。

バンド名だけパっと見すればメロディック・パワーメタルのバンドの様でもある。
ジャケにしたって(一瞬なら?)LAメタルに見えなくもない…(かもしれない)。
…だが、然し。
SWORDMASTERは紛うこと無きmelodic-death/death-thrashのバンドなのだった。
(※過去形…)

尤も、その筋に詳しい方で御座れば90年代前半にスウェーデンで産声を上げた当バンドをご存じかと思うのだが、blackenedメタル→メロデス/デスラッシュへ、その後は「DEATHSTARS」というバンド名称にて(思い切って?)インダストリアル/ゴシックの方向へと音楽スタイルに変貌を遂げていったという事になり。
(メンバーの陣列的な話で言えば、かのDISSECTIONに関係が薄くないのであるが。)

それにしたって、SWORDMASTERは…フルレングスとしては2作のみで活動を終えてしまったのが(どうにもこうにも)惜しまれる栄えあるバンドだったのだ。
(ううう……まぢで勿体無かっ…)

暴虐的で無慈悲な凍て付く質感の…、とはいえ、何処か漢臭さ(人間臭さ)も見せるデスラッシュに叙情的な美旋律が絡むといった音作りだったと考えるが、耳に残る印象的なリフ、キメのGソロの見せ場を意識した作りという辺りは(実の話)真っ向勝負なスタイルであって、THRASHとしての旨味も大きい上にメロデスとしてのリリシズムも併せ持っていたという所だろうか。
それと、なんだかこう…密かに初期のMETAL CHURCHなムードがあったりするみたい(な気がする?)で自分は好きなんす。

この曲はオドロオドロしいintroから果敢に切り込むリフが驚異的な味っぷり…!
優れたリフが彩りを添えながらのヘドバン誘致の力学が働く進行具合も会心なのだが、現実に言葉を発しているかの様に感じ受けるソロが恐ろしく雄弁…。

2nd「MORIBUND TRANSGORIA」
尚、2ndの前に出ている5曲入りの「DEATHRIDER」(←結構ズバリなタイトル)というEPなどなども(CDは廃盤だろが)Amazon MP3で入手可能でありますです。
Moribund TransgoriaMoribund Transgoria
(1999/11/08)
Swordmaster

商品詳細を見る

SWORDMASTERのfanスペース→myspace
DEATHSTARSmyspace

収録曲の中より。
“Towards erotomech eye”はケレンミ無い一直線爆走チューンかと思いきや?そうじゃなくて…変速もあり、聴き所ばっかり(満載)の凄い曲。(いやいや、ホントに凄いと思う。)
“The angels and the masters”はTHRASHテイストの強いユニークなデスラッシュ。
タイトルの“Moribund transgoria”は密な音像も、エモーショナルなギター・ソロも、終盤への流れも(いい意味で)懐古的な良さがあり。
“Doom at motordome”も凄みを放つ曲だというか、実にメロディアスであり。「嗚呼、これぞMELO-DEATH…!」、メロデスなのだという実感。

SWORDMASTERの出身地・Stromstad(ストレムスタード)です↓。

大きな地図で見る

アーリーなスウェディッシュ・メロデス&デスラッシュ(はたまた初期メタチャー?)フリークな方々の心の奥底で煌く何者かがあるかもしれず。

…という訳で、2nd「MORIBUND TRANSGORIA」は各所で念入りの拘りを感じさせるし、とりわけ楽曲の中でキラリと光るGソロに「はっ!!!」とさせられる局面が多い良盤で御座した。

P.S.
新作の山嵐だなぁ(◎口◎)!

女子フィギュアですね~~
2011/02/19(土) 21:10 | trackback(0) | comment(0)

Erased/THE ABSENCE

カテゴリー: 一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)

US・フロリダ州出身のメロディック・デス、
THE ABSENCE“Erased”

3rd「ENEMY UNBOUND」より。

(今日は記事もひとつUPさせて頂きます!)書けたからなのです。

デリシャスなリード・ギターが福々と張り巡らされた、美質で突進力もあるメロデスであり、聴けば「ARCH ENEMY」「IN FLAMES」といったバンドがパッと口を突いて出てくるのも満更不審ではないという、ギター・オリエンテッドなmelodic deathサウンドかと思う。

当バンドに於けるギターの存在は「METAL線上のアリア?(聴かせ所!)」と申したくなる性質のもので、バッキングを丹念に複合・構築していく曲作りは訴求度高く、それに加えて感情表現が巧みなデスボイスというのも大きいものと。

よって、メロデス愛好者の一人としては、けして消化不良を起こす筈も無く、違和感なくサラリと胸中に浸透してくるという。
楽曲、パートによって、確かに「ARCH ENEMYライクな…」だと感じるが、さりとてそれも一つの志向性の有り方・立ち方かとも考える。
(逃げも隠れもせず、自意識した上なのだろうと。)

この曲はタフに走り抜けて行くメロディック・デスで…。
リード・ギターの絡みっぷりがなんとも小憎い…(いや、大憎い。)間奏~outroでは、頭ガツン!!だし。
暴虐と美の調和たるメロデスの真実一路(!)>に乾杯させて頂きたい。

◆3rd「ENEMY UNBOUND」
Enemy UnboundEnemy Unbound
(2010/09/14)
Absence

商品詳細を見る

THE ABSENCEmyspace

“Deepest Wound”もラウドでブルータルな実感が有難いナンバーというのか。(これまたバッキングの作りが綺麗でやんす。)
“Maelstrom”は「風を切って行く」「つっ走って行く」な動作でありつつ、しかも展開力を堪能せしめる一曲かと。
タイトル曲の“Enemy Unbound”はスウェディッシュ・メロデス直系なintroからしてアークに接近した叙情美旋律。(又、タイトルにしてかのバンドへの敬意が。)
“Hidden In White”はスピード任せというよりは重量感を大事にしたと想像する、佳き重金属ナンバー。

(自分の気のせいかもしれないが…)若干ながらモヤっとした?空気がある風に感じられなくもないので、「strongnessやsharpnessがもう少し加味されたら」などと欲張ってみたくなるけども(勝手を申しました…戯言です)、堅気に手堅い鋼鉄メロデスという作風は明らかに好感であり。

応援してオリマス!!

P.S.
ついったーで写メが横倒しになるのは、えーと……
(いいや、また研究してみよ。)
2010/09/20(月) 22:26 | trackback(0) | comment(2)

『From Scythe to Sceptre/BE’LAKOR』

カテゴリー: 一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)

オーストラリアの慟哭メロディック・デス、
BE’LAKOR“From Scythe to Sceptre”

BE’LAKORの2nd「STONE'S REACH」から。
…て、(顧すれば)拙ブログでオーストラリアのバンドはお初なのだろか。(もはや記憶が定かでないが…)

オージー・メタル。
正統派/メロパワやプログレならばPEGAZUS、BLACK MAJESTYや(解散した)DUNGEON、ILIUM、VANISHING POINT等、はたまたメタルコアやデスコアだとIKTPQやDAYSEND、ATVENA'S WAKE、CHAOS DIVINE等々のバンドを思い浮べるかもしれない?のだが、正直な所、オーストラリアで「狭義のメロデス」バンドを…自分は早々に思い付けなかったりする…。(力不足、無念。)
※勝手ながらこの場合「狭義のメロデス」とはアーリーな(特にスウェディッシュ)メロデス的なサウンドをイメージしてオリマス。

だが!当バンドに接触したならばそのモヤモヤは氷解しているだろう(?)
それは恐らく、複雑な曲構成の中に初期ダートラやIN FLAMESが発散していたかの荒涼、慟哭、悲壮、泣き…の情景を注ぎ込んだ(堅牢たる美学を探し求め抜く)内省的メロデス(?)
ピアノやKeyも入るというプログレッシブな構成に凝っている分(主体はギターだが)、概ね曲時間はやや長めな傾向で、質感的にはフィンランドのINSOMNIUMなどに近いものも覚えなくもない訳で…。
つまり、本日早朝から破天荒な強風or猛風が吹きすさんでいた訳だが、言うなればそういうキモチ?である。

この曲…好いなと。ひたすらに泣きの美メロで押す。というか、押している。
そんな押しの姿勢でありつつも、時々に配置したフックが(実しやかに)効いていると思われるし、outroも潔くて良いと。

◆2nd「STONE'S REACH」より“From Scythe to Sceptre”

BE’LAKORmyspace 

全編を通してツイン・リードが映える“Sun's Delusion”は叙情溢れた起伏ある展開で聴かせるし、“Outlive The Hand”はリフ奏でる扇情の慟哭に打ちのめされっぱなし!(終盤はイタリアン?progメタル風か。)
ドラマチックな“Countless Skies”はロマンチックなようでいて?凍て付いた荒涼の音像を描くギターの調べに(有難くも)骨の髄まで寒々しくなれり。

(手も付けられん程に)胸を抉る?フレーズに降参。。。
スルメもスルメな噛みしめ続けたくなるメロデスなのでは?と直感シマシタ。
gooooood!!

P.S.
朝から柴犬(シバイヌ)を見かけた喜び。

春のせいか?爪が伸びるのが早い気がする。。。

(マイスペで聴いたALKOHOLIZERというイタリアンthrash>気に入り。)
2010/03/21(日) 22:52 | trackback(0) | comment(2)

『Halo Meridian/DARK AGE』

カテゴリー: 一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)

ジャーマンのモダンチック・メロデス、
DARK AGE“Halo Meridian”

現在、名実共に世界的に人気・評価高いジャーマン・バンドの一つと言えば…大オノコ集団のRAMMSTEINなどだろか?と推量するのだけど、デス活用形態の発展型アレンジを有する方向性ではDEADLOCKやDISILLUSION等々のバンドも含め、当バンドもまた有力バンドとも言うべき(その)一角だと思われる。(尤も各々音楽性には相違あるが…)

DARK AGEは洒脱な音作りを手馴れた体で提示しており、その高評価も首肯出来るコンポージング仕様なのであって、率直に巧いと思う。
デス/クリーン併用であり、(モダン化以降)IN FLAMES的メロデス風という一般的な見方をされている?とはいえ、スウェディッシュ・メロデスなグローバル化したポピュラリティと、剛毅且つ慎重なジャーマン特許のメタリック成分は乖離した訳では無いというサウンドかと。
冷徹なインダストリー質感、カチッとしたプロダクションがジャーマンを主張しているやもしれないが、主観的には特にコーラスの響かせ方辺りに独逸の感を特徴付けて?とも考える。
それに付け加えて言ってしまうと…LINKIN PARKとか、もっと以前のブリティッシュ・エレクトロ系ポップ(ニュー・ロマンティックとか)の耽美さ、ダークな艶気を覚える気も。

この曲はヘドバン誘発のラウド・パートが悩殺気味ではあるが、何気無しに紡いでいくギターのメロディ・ラインが綺麗だという…。情感豊かなギターソロも有して、緩急のノリハリ付けた構成も中々に憎い。

◆6th「ACEDIA」
そもそもジャケ画がニクイ。


DARK AGEmyspace

“Devote yourself to Nothing”はメロウなサビも映えつつの、バッキングのギターが快心のストレートな好曲。
“Neon Gardens”は動的激音と静的ゴシック感のバランスも佳い匙加減のフックあるナンバーで、“Zeitgeist (Ghost In A Machine) ”もインダストリーな感触と耳馴染みするメロディの調和が小気味好しなチューン。

(静かな冬の夜に耳を寄せてみたい)ジャーマン特性こそ?が技ありのメロデスかと。

P.S.
…本当は立春過ぎたんだけど。今日の豪風は半端無かった…。(シむかと思った)

そういや、「フォークトロニカ」なる音楽ジャンルがあるみたいだが(←最近知った)、結構前からあるんかな?

今月は(どう考えても)新作ラッシュかなぁ。
2010/02/06(土) 21:46 | trackback(0) | comment(0)

『Under A Pitch Black Sky/SKYFIRE』

カテゴリー: 一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)

フィンランドのシンフォニック・メロデス、
SKYFIRE“Under A Pitch Black Sky”

先日、ENSIFERUMに胸トキメいた直後だったが、SKYFIREもキターーーーーー!

SKYFIREはツイン・キーボードの編成で知られており、シンフォニックなキラキラ洪水が強烈だったという記憶…、とりわけ1st「TIMELESS DEPARTURE」の異臭騒ぎ?と突っ走りと綺羅デスぶりが記憶に根強いのだが…次第にクサみというよりもシンフォライズされたサウンドにプログレッシブなエレメントを練り込んだ作風へと進展させて来た。
※当バンドのJohan Reinholdz<g>は現在ANDOROMEDAにも参加してオリマス。

敢えての?己への命中度で言うと、1st「TIMELESS DEPARTURE」の“The Universe Unveils”や2nd「MIND REVOLUTION」の“Nightmares Nevermore”“Haunted By Shadows”とか3rd「SPECTRAL」の“Effusion of Strength”“Shadow Creator”辺り>特に高いものがあるかもしれない。
(モチロン、他にもいい曲manyあるのであしからず…)

最新作に当たる「ESOTERIC」でもSKYFIREらしい道理を通した満足感得られる内容であり、テンポチェンジや凝った構成のプログレッシブな手法も見せつつ、品の良いシンフォ・アレンジのメロデスを基調としている…というのは継続している所で、SKYFIREらしく「このフレーズ綺麗だぁ…」と思ってウットリしてると突然激走へ急変したりが…やっぱドッキリ楽しい(?)
全体的なトーンとしてはより厳かにシリアスで陰影ある劇的な印象なのであるが、ブラストの効果で迫力を増し、(特にGソロ等で)直裁にメタルなエッジが強調され、プログレ気味であっても散漫ではなく、楽曲の引き締まりも良い。
更には、随所でグレード高いメロディを聴かせてくれる。

この曲はのっけからイケイケ(死語)の掴みオッケーであり、疾走、ブラストで描くブルータルさと(翻っての)サビメロの清々しさとの対比が素晴らしい。
間奏部への流れもよろしく、その間奏部こそがマストな存在の仕方でして…。
今年聴いたフィンランド・メロデスの中だとサビメロの秀逸さと間奏部の必須感、曲の纏まり具合で言えば、EToSの“Midnight Bird”と双璧?かなぁと(個人的に)考えていたりする。←マダ今年終わっちゃないが…

◆4th「ESOTERIC」
EsotericEsoteric
(2009/10/13)
Skyfire

商品詳細を見る

SKYFIREmyspace

“Rise and Decay”はしっとりした序章から転じての哀愁疾走が狂おしく胸を打ち付け…(圧倒的ドラマチック・ナンバー)。
“Let the Old World Burn”はメイデン風のintroでニンマリしたが、この曲はリフが大変に魅力的というか(好きなのだが)、エモーショナルなソロも併せて、とかくギターが光っているなぁと。
“Misery's Supremacy”でも突如の激動?もさる事ながら中盤にFUNK調のアレンジが入ったり、でもピアノ鳴っているし…で忙しいけど良質なプログレ・メタルを聴いてるかの様。

1stの頃の様な「ギラギラ」した絢爛さを際立たせるシンフォというより適所の「キラキラ」であって、しっとり落ち着いたゴシック風味のシンフォ・アレンジも美しい。

一曲一曲の作りの丁寧さに唸るが、それらが重なり合いせめぎ合い、作品そのものが相当の高みへと。

P.S.
そういえば…
イングヴェイがM・ジャクソン「今夜はビート・イット(Beat It)」をcover(リッパーのボーカルで)>って読んだ。←モノスゴク聴いてみたいのだが。
2009/12/03(木) 22:08 | trackback(0) | comment(0)

『Lay of The Autumn/INSOMNIUM』

カテゴリー: 一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)

フィンランドのメロディック・デス、
INSOMNIUM“Lay Of The Autumn”

ふっふっふ。これだからメロデス愛好症候群から抜けられん。(…いや、ハナから撤退するつもりは無いのだが。)
INSOMNIUMの新作「ACROSS THE DARK」に触れて、思わず得心の笑みを浮かべてしまった次第。

新作4th「ACROSS THE DARK」に於いても、当バンドの特色とも言える慟哭、憂い、メランコリーが合い混ぜとなりながらも「大自然」を胸に抱かせる様なアトモスフィアは俄然健在というべきで、【森と湖の国】であるフィンランドの地へ思いを馳せて耳を澄ませば(高確率で?)ココロは異邦人となれり。
…そう、秋雨がしとしとと降りしきるこの時節にしっとりと聴くにはうってつけ、もってこいというのか…切ない旋律を紡ぎ出す深みのある情緒豊かなメロデスである。
そういう意味でいうならば(個人的には)同国のスター性華々しいCHILDREN OF BODOMやセンス卓抜なMORS PRINCIPIUM EST等ともまたやや異なる感覚を受けているのだが…とすれば、AMORPHISが持っているムードにも近い様な気もしてくるが?
だが寧ろ、ポピュラリティーよりは、ナチュラリティや(フィンランドに限らなければ)例えばDARK TRANQUILLITYが披見せしめたかの慟哭の色合いといったものの方が勝っているサウンドなのかもしれない。

音作りの内にはそこはかとなくエピックでフォークなエレメントも含めている筈だが、表出された音にはあざとさの形跡が見当たらず、適度にアグレッションも備えて程良いものとなっており、こういったサウンド構築が可能なのも恐らくは優れたバランス感覚の為せる技なのではないだろうか。

この曲はその名も“Lay of The Autumn”なのだが、ギターの奏でるメロディの何とも美しいこと…。徐々に激しさを増しながら扇情的に慟哭していく様はダートラの名曲にも通じるものがあると感じるが、ラストまで通し聴けば如何にドラマチズムが曲全体を支配していたかに気付かされる。

◆4th「ACROSS THE DARK」
Across the DarkAcross the Dark
(2009/09/22)
Insomnium

商品詳細を見る

INSOMNIUMmyspace

リリシズムを携えて幕開けするオープニングの“Equivalence”(←introのベースの音が心地良し)、その後も情感溢れんばかりに進んでいく流れだが、“The Harrowing Years”の泣きの風景にナミダを落とし、“Into the Woods”でもその秀逸な作り込みに心震えてしまう…。
(つまり、ぱっと聴きでは空気感がインパクトに残るのだと思うが、慎重に聴くに細部にこだわって丁寧に音作りをしているのが伝わって来るという。)

ともあれ、KERRANG!に「There are few things more satisfying than watching a good band become great,~」と言わしめたらしい当バンドの音には(バッチコイで)浸ってしまうのだった。

P.S.
そうそう、メロデスといえば…。
先日、海系モンスター(か?)に由来するバンド名と思わしきDAGON(→myspace)というUSメロデス/デスラッシュバンドの存在を知って密かに喜び。

栗茹でて食べた。(美味~)
2009/10/03(土) 13:05 | trackback(0) | comment(8)

『Question Within/NeVeR』

カテゴリー: 一曲一献(メロデス/デスラッシュ編)

ポーランドのテクニカル&メロディックなデス、
NeVeR“Question Within”

アンジェラ(ARCH ENEMY)、マウザー(ex.VADER)が新作「BACK TO THE FRONT」でゲスト参加しているポーランドのバンド。

結成は97年という事で今回の新作以前に過去2回アルバムをリリースしている様なのだが、ギタリストのセバスチャン・セバ・シノヴェツが直前に在籍したSEPSISというバンドを離脱後に新バンドを…と志したが、ボーカルが見つからんので仕方なく自らボーカルも兼任でスタートしたらしいのだが、やむを得ずだったとは言え、セバスチャンのボーカル>中々ドスの効いた暴虐ボイスで良いと思う。

2ndから新作をリリースするまでに7年間ものインターバルがあったそうだが…というのもセバスチャンがギターに集中するべく一時期女性ボーカルを迎えたが、その女性が原因なのか分からんが?メンバー間のスッタモンダ(?)があったらしく暫しバンド休止状態の時期があった模様。
再始動後、セバスチャンは女性ボーカリストを是非ゲストで~と考えていたので、まずDECADENCEのメタリック・キティに声を掛けたが都合付かなかった為(←こちらも聴いてみたかった気も…)、思いきってアンジェラ姐にオファーしたら、「曲の好みがバッチシ!」という次第でOKが出たという。
(※その他詳細はBURRN!8月号のインタビュー記事やオフィシャルサイトなどを。)

そして、当バンドのサウンドだが、ダークネス、テクニカル/プログレッシブ、ブルータル、メロディックな性質が絶妙なバランスで同居した音で、ポーランドのバンドらしくデスメタルのアンダーグラウンド性も匂わすやたらと雰囲気のいい高質なメタルとなっている。

この曲はアンジェラが参加した曲の1つで、“Within”と来たからにはアクエネの名曲がどしてもよぎってしまいそうだが(自分だけ?)、静と動の対比が印象に残るサマはかの曲に通じるものが~と考えたりもするし、動の箇所では強力なリフを備えたスラッシー&デスな猛々しさ、静の箇所では叙情的で麗しいメロディを紡ぐギターソロ…などといった魅力に富んだ要素を合わせ持つまことかっちょええ一曲。
(アンジェラがお気に召したのも~納得。)

◆3rd「BACK TO THE FRONT」
バック・トゥ・ザ・フロントバック・トゥ・ザ・フロント
(2009/06/24)
ネヴァーアンジェラ・ゴソウ

商品詳細を見る


NeVeRmyspace

全体を覆うダークなトーンが小気味良く、ギターなんか「おっ?メガデスみたい」って思わせる様なスタイリッシュでインテレクチュアルな動き方もするし、タイトル曲“Back To The Front”等々もテクニカルで飽きさせないし、…自分は好きですねぇぇ。

P.S.
皆既日食>「その時」仕事中で肉眼では見れなかったが。
(というか、悪石島は何故この名前なのかが気になる。)
2009/07/23(木) 22:15 | trackback(0) | comment(2)