2011.05.10 (Tue)

CAVALERA CONSPIRACY(カヴァレラ・コンスピラシー)の新譜

「次記事へのBRIDGE~」云々言っていた割には当記事までちと間が空いてしまい。(汗 お恥ずかしながら…)

所で、朝晩と西武線を利用させてもらっていると、線路沿いにエステー株式会社(旧:エステー化学)の本社ビルが視界に入ってくるのだが、「エステー」と言えば数々の魅惑CMで我々を唸らせてきた名手でもある。
最新の「消臭力」CMでは美声で高らかに歌い上げる少年が話題となっているが、どうやらポルトガル人のプロシンガーさんだとの事だが。へぇぇぇ。
(ミゲル・ガーレイロ君とおっしゃるのだそう。)

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…という事?で、CAVALERA CONSPIRACYの最新作「BLUNT FORCE TRAUMA」。

SEPULTURA(セパルトゥラ)の新作「KAIROS」も7月には国内盤のリリースが予定されているが、スラッシュをベースとしつつ、ブラジリアン・トラッドをグルーヴィに反映させたそのSEPULTURAサウンドの創始者で…袂を分かっていたマックス<vo,g>とイゴール<dr>のカヴァレラ兄弟…
…を中心として、マックス・カヴァレラのSOULFLYで活躍するマーク・リゾ<g>、仏のメジャーアクトであるGOJIRAのジョー・デュプランティエール<b>(現在はSOULFLYのジョニー・チョウが担当)が集結したチーム…
つまり、【奇跡=ミラクル】の邂逅&「タッグ再び」「新たなるケミストリー」がこのCAVALERA CONSPIRACYなのであり…。(…はご承知かと思う。)

「兄弟の確執や愛憎を越えさせたものとは何だったのだろうか」と想いを巡らせながらも聴き臨んだデビュー作の「INFLIKTED」から3年後に発表された当新作が伝える…
アーシーでフィジカルでカオティックでプリミティブな生命の地響きの…
ガシっと引きずり込まれ、生生しくも「生きている、ワタシ」を呼び覚ます…
音の重さと衝撃は…
圧倒的に「モノホン」であると思う。

アメリカの地へ殴り込み、以後もがきながらも己の道を切り開いてきたカヴァレラの所為であるがゆえに。

◆2nd「BLUNT FORCE TRAUMA」
ブラント・フォース・トラウマブラント・フォース・トラウマ
(2011/04/06)
カヴァレラ・コンスピラシー

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CAVALERA CONSPIRACYmyspace

本能直通~!の楽曲達の、触りだけ(ほんとに触り…)コメント致します↓。

オープニングの“Warlord”はドロドロしたマグマが渦巻いている感の有機体。
NYハードコアの大御所AGNOSTIC FRONTのロジャー・ミレット<vo>が参加している“Lynch Mob”は…噴火せんばかりの咆哮…激Voに悩殺。
“Killing inside”はゾクゾクとした緊張感を強いる…(うははは!なんつーテンションですか??)、もう訳わかんない位に?かっけーす。
“I Speak Hate”はこれまたなんちゅうCOOL!な…。とっつきいい楽曲だと言えそうだが、メガトン級の重ぃ重ぃ音が身体ずしり圧し掛かり。(I Speak Hateっ。)
“Genghis Khan(ジンギス・カーン)”は粘性の、ねばっこい、何処ぞかギラつく情念めいたグルーヴ。
“Rasputin(ラスプーチン)”はサイケデリックで射す様に鮮烈な音。聴き易さもある。
ボートラの“Psychosomatic”は増しゆくエクストリーム化とメタル整合感の華麗な融合…「CAVALERA流美メロデス」と言ってもよさそな。

兄弟の原点たるSEPULTURAの誕生の地・ミナスジェライス州ベロ・オリゾンテです。

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(「Player」誌でも特集が組まれる程に)ここ日本でも昨今フォーク・メタルが注目を集めて来ている状況もありそうだが、SEPULTURASOULFLYが祖国ブラジルを始めとする民族音楽要素を取り入れていた事を鑑みれば、ある側面はフォーク・メタルだとも言えるのでは。(それはANGRAなどにも…)

ご存じの通り、兄弟は活動の本拠地をアメリカに移した。
だからこそ、激音の中に滲む鬼気迫る程の、打ち付けんばかりの愛郷心の痕跡(だと映るもの)が胸を打つのかもしれないと。

転居をそれなりの回数していようとも大きくは生まれた土地から遠く離れて暮らした経験がない私の考える事なので、あくまで想像を範疇を超えるものではないのけども、
人は多かれ少なかれ自身が生まれた「土地」や「家」というものに拘りや愛着を持ち易く、また(個々差はあるに違いないが)男性と女性とでは拘り方の質(や時には程度)が異なったりもする傾向あるのでは?みたいに考えてみた事はある。

(↑それがどうした?って訊かれても困りますが…)
でも、アレです。
【兄弟の(強&狂&凶)共謀】の音楽について、自分は頭ではあーだこーだとあんまり考えておらないかもしれない。
結果として、身体的に反射神経から知っていけたらいいな、のコトでは。
そんな風な気がしていますが。
それで…、再度はっきり申し上げます。
「BLUNT FORCE TRAUMA」はマジかっけーのデス。

(やつぱりとんでもなくイカしたLOUD音楽>のイリュージョニストだという訳で。)

P.S.
(前回?だったけ)KORPIKLAANIのインタビューオモローだったっす。ふっふっふ

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タグ : CAVALERA CONSPIRACY SEPULTURA SOULFLY

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2010.12.08 (Wed)

DAATH(ドス)の新譜

アトランタ出身のDAATHの新作・4th「DAATH」。

(リリースから日にちは経過してしまったが)聴けた感激は何物にも代えがたく、新鮮な気持ちをなるはやで投射&記事にさせて頂きたいと考え…!

DAATHと言えば、一味も二味も違ったエキセントリックなエクストリーム・メタル/メタルコアなのだと思われるが、(前にも書いた?)こちらのアトランタという場所は(ディープでドライでハイ・センスの)佳しきバンドを続々産み出しているという地域性でもあって、それにはナニカ秘密でもあるだろうか?と気になる所である。
→気になり続けて未だ解明されず(?)。

それはさておき、DAATHの新作はサイケな気鋭の未来感性やUSデスメタル・トラッドが渾然一体となった作風というのは前作の路線を踏襲しているのかなぁと考えるのだが、自身のバンド名をアルバムタイトルに冠した所からしても「自信作」に相違なく、又、それに相応しい内情なのだと実感するのだった。

というのも、一つ一つの楽曲がセンシティブで芸術的で厳かでグルーヴィで洒脱な「存在そのもの」であって、しかも既に「これって、DAATH(ドス)だよね?」の自ワールドが構築されているものと。
…にしても、当バンドが編み出す節々のフレーズが狂おしくも妖しくイカシ過ぎているので、「つくづく絶妙なセンスであるなぁ…」と嘆息し、我が心の動揺は抑えきれないばかりなのだが、聴き始めれば体内の隅々の細胞がビビビと活性化されゆく感覚を味わえるというのか。

尚、最近のDAATHのインタビュー記事では、イアル・レヴィ<g>の父親であるヨエル・レヴィはアトランタ交響楽団の著名な指揮者で(インギーと共演した事もあり)>という話題にも触れられており、当初、父は息子がメタルに傾倒していくのを快く思って居なかった様子で…しかし、息子が父親にメタルのギタリストやバンドを聴かせている内に……。
(今では父は息子の作品を全て聴いているというのだった。)

◆4th「DAATH」
DaathDaath
(2010/10/25)
Daath

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※DAATH→myspace

ほんの少しだけ曲感想をm(_ _)m。

「これで卒倒しない訳にはいかぬ…」の“Destruction / Restoration”は文句無しに!打ちのめされてしまうであろう切れ味鮮やか爆発&激情系ナンバー。(大好きです。)
“Indestructible Overdose”は一気呵成のハードコアタイプの曲だろうか。ただ、けしてありきたりな感がまるでしないのは当バンドゆえ。
“Double Tap Suicide”はビジュアルな感覚の激音曲というか、鮮明な画が眼前に迫り来る印象で。こっぴどくシアトリカルな音像だと思う。(重くてDeep。)
“Accelerant”は(這いずる風)ダウナーなデスメタル特性とエキセントリックでオシャンティなグルーヴが高次に交錯するナンバーかと。(こういう楽曲はDAATHの真骨頂だと思うのだが…)るんるんっす♪
厳粛でスリリングなintroから転じて一心不乱・迷いなく攻めゆかんとする“Arch (Enemy) Misanthrope”はめまぐるしくも(天真爛漫に)転身しゆく様が心捉えて離さないという…
(因みにこの曲名>特にアクエネは意識していないとかで。。)

「DAATH」。
気炎吐き捲り!!!(そして、今作はリフがかっちょええ曲が多いかと。)

限られた枠内の中で最大限、闊達に「自世界」を描き抜こうという強き意志を感じ。

現在自分の中ではTHE CROWNと並び称される?絶賛大ブームとなっているのだが、もし機会あらばその舌鋒鋭いアートな技っぷりに心酔頂ければ…とも念願イタシマス。

P.S.
携帯をバシバシ打ちのめしてみました。←叱咤激励?
(携帯電話さんに恨みはありません。)でも、Mobile作文も慣れてきたような?案外集中出来るし。

そろそろ暖房付けた方がいいのかな??
今年どこまで耐えられるか挑戦中だが…でもホントの所、未だいけそうなんだよねぇ。

…てゆうか、(もういい加減)年賀状作り始めないとっ

テーマ : HR/HM - ジャンル : 音楽

タグ : アトランタ DAATH

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