2012.02.12 (Sun)

DROWN THE WITNESSのデビュー作。(は、オレンジ・カウンティのメロパワ meets メタルコア?)

今日は所用があって実家に行ってきたのだが、「YOUは(見かけが)20歳の頃からずっと変わらない人だね」と親から言われ。
親の言う事なのでどれだけ信憑性があるかは?にしても、どんだけ進歩・成長がない感じの人なのだろか、私は。(やつぱりアタマが…。)

それはそうとです。
雑誌をパラパラしていたら、目が釘付けになるニュースが御座いました。

「ウド・ダークシュナイダー、ロシア映画に“俳優”として出演(今年撮影予定)」。

何の映画なのか?どういう配役なのか?…いや、どうすれば観れるのか?

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カリフォルニア州オレンジ・カウンティを出身とする、DROWN THE WITNESSのデビュー作「TOWN AND EMPIRE」。(本年発表)

…むむむ、この方達は…っ
Japanese受けがいいような気がしますねぇぇ。(勝手ながらの予想…)

というのも、真っ先に音楽性を表す言葉として浮かんできたのは…
「メロディック・パワーメタル meets メタルコア」デス!

多少なり親近(ニア)感があるかな?というのは、人気のある所で、AVENGED SEVENFOLD(=A7X)やBULLET FOR MY VALENTINEといったバンドなのだが。

とは言えども、当バンドの1stフルレングスを聴いていると、まずはがっしりしたメロパワな気勢が迫ってくるのは、その毅然とした美メロディ・ラインもさる事ながら、結構ボーカル氏に負う所が大きいのかもしれない。

(グロウル以外の)クリーンボイスで歌われてるパートでは…
例えばソナタ・アークティカのトニー・カッコなどを思い出させるかの端正な美声であり、それこそ時にSONATAを想起させたりもする旋律に乗せてキメテ下さっており。

思わず…「ここで〇〇に邂逅出来るとは!(※注:自分、Orange Countyには行ってません)」と興奮したフレーズもあったり。

但し、全てが全てメロパワ色オンリーではなく、メタルコアな峻烈さが絡んでくるのだが、そういうラウド・パート&グロウルが浮いてしまった(取ってつけた・やっつけ)様な癇癪を起こさず、寧ろ絶妙スパイスとして機能している感が。

「優良なメロディとボーカルが生きた」求心力ある楽曲センスであるというか、それゆえか、消化不良気味なちぐはぐ感や散漫な印象から逸れており。

下手してしまうと、煮え切らない風になりそうなものだが…。
そうではないのですよね。(その辺り、アレンジ上手いのだろうと思う。)

(そ・し・て!)忘れてはならない…
ツインGのギターソロも果敢に投入されておりますデス!
ソロだけではなく、テクニカルなバッキングも「無くてはならない」彩りを添えており、腕利きのギタープレイに心が踊ってしまう。

◆1st「TOWN AND EMPIRE」
CD Babyで取り扱いあります


DROWN THE WITNESSmyspace 

総じて、「粒揃い!」のナイス・クオリティだと自分には感じられたのだが、ほんの少しだけコメントいたします。

のっけから速弾きで魅せる“Downfall”はメロディアスな歌メロとツインGの叙情性が隅から隅まで支配的だという秀曲。(Gソロも聴かせます!)
“Unify The Masses”は言わば陰影のある美麗な曲調で、静と動のコントラストもお見事。
“The Day Robin Hood Died”は北欧パワーメタルなドラマチズムが息づく旋律が素晴らしいし、中盤以降の転調もニクい。
“The Fight”はどちらかと言えばコア(CORE)なグルーヴ感が勝っている向き。ソロパートへの持って行き方が至妙だなぁと。
ラストの“Contagious Imperfections”は秀逸メイン・メロ息づく、さらりと透明感なPowermetal×metalcore。

オレンジ・カウンティです。

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Adam Ribota<b>さんの「我々のミッションはアグレッシブな音楽の再定義と活性化である!」の声明もメラメラとしたWILLを感じるが、適度にテクニカルでキャッチーで親しみ易い作風に煽られて体温上昇↑↑↑してくる。

2分台の曲も少なくないのに、一つの曲にたっぷり満たされたキモチになるのだから。

いやはや…今後のご活躍が気になるニューカマーさんであります!

P.S.
VAN HALEN、もう少しじっくり聴き込みたいのです!

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23:18  |  レビュー風の感想かも(メタルコア編)  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

2011.11.26 (Sat)

ANOTHER HERO DIESの新譜(メロディック・メタルコア/ハードコアのデビュー作)

近々発売になるジャーマン・メタルの雄・IRON SAVIORの最新作「THE LANDING」が楽しみ過ぎるのだけど!

浅田選手、(フリーはちょっと残念も所もあったが)でもでも優勝良かったですねっ!

(そして、私はまた明日からバレーの応援続行イタシマス。)

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イリノイ州ロシェル出身のメロディック・メタル/ハードコアのANOTHER HERO DIES
のフルレングス1st「ARGUMENTS」。

(何となくイリノイのバンドと波長が合うのか分からないが)私的には好ましい音を奏でるバンドとの巡り合せがあるのかもしれない。
(HOPE FOR THE DYINGも良いんだよねぇ。)←今年出たアルバム、さり気無くSNAKEロテなので。

そういう意味でも?注目もしているAHDは、08年に結成されたバンドで(09年にはEP盤もリリース済み)、UNDEROATH, AUGUST BURNS RED, EMERY, SKY EATS AIRPLANE等といったアクトのオープニングも務めている位だから実力はお墨付きなのかと。

先に挙げたHFTDの作もシンフォな按配が表に出ていたが、こうしてAHDのデビュー作を聴いていると電子音の使用がけして軽少ではない音作りをしているのに気付く。
そのデジタルな処方もインダストリアル(近未来に)、シンフォニック(壮麗に)、テクノ調(popに)…etcと繊細に多彩な表れ方をしている上、一つの曲中にもそれらが未練無く転々と様変わりしゆくので。

だから、CORE系の楽曲らしく長尺ではないのに(長くて3分ちょいか)プログレッシブ?、ショート・フィルムを観ているようなアーティスティックな印象を与えるし。

リスナーの感情を畝り上げるポイントの押さえ方が的確で、攻守のバランスも良い。

◆1st「ARGUMENTS」
ArgumentsArguments
(2011/11/21)
Another Hero Dies

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少しだけですがコメントをm(_ _)m。

オープニングのインスト“Awktoo, The Wizard”から続く“Moshed Brotatoes”はインダストリーなテイスト…の一方で、人懐っこさやらノリの良さも忘れないpopなスクリーモ。
“Boof He Ruptured”はシンフォ(暗黒)な色までも溶け出すデジタライズされた音空間で、強烈に劇的な旋律が自由奔放に舞っている様態は圧巻の一言。(ベタ惚れデス。)
“[L]egolord”はモダン・ヘヴィネス、HIP/HOPな節からEMOなサビへと連なる流れ方もファンタスティックであるし、中盤に配したあの弾ける一閃が…(アツっ)。
“Dorothy Mantooth”はフワっとした無重力感と極彩な濃密性が合流した感の、芸も鮮麗な楽曲であり。excellent!
“Trid Lane”はキーンと張り詰めた精良な緊張を描きながら胸揺さぶる叙情が瞬き。
ラストの“That Ain't Falco”はコクのある音の色を乗せた止め処無い情熱が駆け抜けて…!(ノーブルな余韻を残しながら…)

出身のロシェルです。

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軽さも重さも、明るさも暗さも、柔らかさも硬さも、適度な均衡を保って共存しているのも驚異の、コンプレックス(複雑)な曲作りに長けていながら、親和性あるタッチだというか、聴き易さもバツグンで。

(短い分)もっともっと聴いていたくなるような欲も出てきたりもするが、それでも、一曲に込められた充足感は高い。

AHDもまた期待せずにはおれません…!(ホントに。)

P.S.
明日はエジプト戦ですね~。

(訪問などなど遅れがちで…m(_ _)mm(_ _)m)

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21:21  |  レビュー風の感想かも(メタルコア編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.08.14 (Sun)

TRIVIUM(トリヴィアム)の新譜

木に留っている抜け殻や活動中の蝉をまじまじと観察したり。
しかし間近で聴いてて思ったが、蝉の放つ音量って半端無い。

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すっかり遅くなりながらも、TRIVIUMの最新作「IN WAVES」の感想を。

近頃では髪もこざっぱりしているみたいなキイチ君ではあるが、(雑誌によれば)ヨガとフード・ブログに凝っているとかで。うーん、ヘルシーっすね。
(という訳で早速アクセスしてみた⇒フード・ブログ「kiichichaos」。)
読んでいくとオモロい。(サン〇リーが地球上で最もオキニBeerなのね。)←の人が泣いて喜びそうな。

…それはそうと、前作「SHOGUN(将軍)」はコンセプトアルバムというのとも少々違うかもしれないけど、あるベクトルを持った、衝撃的な意欲作であった訳だが、続く今作では「IN WAVES」というタイトルが付けられており。

インタビュー記事からは如何にあらゆる方法(ハンド・メイドな楽器?など)を試して実験的に音を作り上げていたかが分かって、非常に楽しく読ませてもらったのだが。
「えっ?そんなものまで駆使して?」って。←ふふふ。
あと、ロブ・フリン(MACHINE HEAD)との交流とか。←ふふふ。
(そのMACHINE HEADも9月に新作「UNTO THE LOCUST」発表予定ですねぃ。)

ともあれ、「現在のメタル・シーンに不足しているもの」を模索しながら制作されたという最新作「IN WAVES」については、「聴き手が自由に受け取ってほしい」とのコトなので、自分の所感を少々書かせて頂くならば…

一聴した感じでは、アートワークの印象と大きく外れていないトーンに貫かれているなというのと、相変わらずビジブルというか、イメージ構築が巧いなという。

更に細かく聴き進むと、重低音とリズムを堪能出来るヘヴィ・パートや、リスナーの心をときめかす魅力的で即発的なメロディアス・フレーズはもとより、今作では(大きく言うと)「間を生かした音作り」が為されているのではないかと思えてきて。

こういう書き方すると「スカスカしい」とか「隙が?」という誤解を与えかねないが、そんな意味ではなくて…

例えば、ある環境下で、
「時が止まる」様な、「無音の煌きを感じる」様な得難い一瞬、瞬間があるけども、そういう醍醐味を感じたり。
(「間が自己充足している」とか「凝縮された間」とか「無音が音」とか。)

※あ、そういえば、静まり返った状態を表す「シーン」という擬音を漫画で初めて使ったのは手塚治虫氏だとか。←この間知った。

(ちと話が脱線したが…)「流石はTRIVIUM」って感心する極上のフレーズに上乗せして「間」から生み出される効果が大きく、そして成功しているんではないかなって。

◆5th「IN WAVES」
In WavesIn Waves
(2011/08/09)
Trivium

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TRIVIUMmyspace

幾つかですが、曲についての拙いコメントを。

エクスペリメンタルなインストの“Capsizing The Sea”に続く…
“In Waves”はタイトル曲だけはあって本作を象徴している気はするが、グルーヴとメロディアスな紡ぎの調和は素晴らしく…真剣に恐れ入った…!!!
このリズムは癖になりますねぇぇぇ。(空気感的には多少ZEPな節もある?)
“Inception Of The End”はダークなデスコア調パートの合間に差し込まれるメロディの美しさったら、もう…(涙)。激音の箇所も壮麗だし、人気高そうだなぁと。
“Dusk Dismantled”はDAATH辺りを彷彿させるクールなテンションを放っており…
Speed上げてからの中盤以降の構築性にはただただ魅了。
のっけから「ぎゅーん」としたリフでぐいぐい言わせる“Black”は、ストレートにシンプルに楽曲がイイと。「ノリの良さにノセられる」、の至極。(現在めっちゃんこヘビロテ・チューンっす。)
叙情的なintroで幕開ける“A Skyline's Severance”は激音を信条とする?ナンバーだが、
半ば過ぎてからのスラッシーで重めな展開には惚れ惚れとしてしまう。
“Built To Fall”は「歌もの」としても大変に強力というか、“In Waves”“Black”などと並んでキャッチーでアピールしますねぇ!サビメロも大変に強くて…(歌っちゃうね、歌っちゃおー!)扇情的なツイン・リードのソロも◎。
“Caustic Are The Ties That Bind”TRIVIUMらしいフレーズも登場しつつも、リリカルなPop/Rockパートを含んだ、間口を広げる機会にもなり得る佳メタルコア・チューン。(Gパートにも注目!)
“Chaos Reigns”ではエクストリームなサウンドを支える(特にリズム隊の)コンビネーションを遍く満喫させて頂き。
前曲から連動するラスト・“Leaving This World Behind”ではノイジーなSEの最中にぶちっと切れ…。(というドキリなoutro。)

TRIVIUMの出身・フロリダのサンフォードです。

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(向上せん!と大変に努力していた様子なのだが)改めてじっくり耳を澄ますにキイチ君は実にいい声しており。

(現在のメンバーの心境が素直に反映されている?と推測しながら)
印象としては「無理が無くて自然体」で、でもそれはけして野放図だとかの残念な方向には働いていないだろうし。
で、自然体は自然体だろうけど、それはもしかしたら「自然に感じさせている」のであって、一つ一つ取ってみれば相当念入り(肝入り)に作っているのが窺え。

だから、TRIVIUMのクリエイティビティにビビっと震撼する所があるのだけども。

えーと、その。
ひと言、私は大好きです、本作。(とめどなく繰り返し聴きたくなるし。)

P.S.
あ、PC(パソ)は順調でして。安定期突入?

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13:00  |  レビュー風の感想かも(メタルコア編)  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2011.03.03 (Thu)

DARKEST HOUR(ダーケスト・アワー)の新譜

US東部メタルコアの雄・DARKEST HOURの最新作「THE HUMAN ROMANCE」。

前「THE ETERNAL RETURN」も大変質の高い作であって、長くロテっている曲も少なくないDARKEST HOURなのであるが、当バンドに関しては皆様が口々におっしゃる様に、北欧からの息吹き…「スウェッディシュなメロデス・テイストが意気軒昂なメタルコア・サウンド」であって、よもや「本家周辺部の最新事情以上に…?」というご意見も目にしなくはない。
それ程までに「慟哭!」、それ程までに「悲壮!」、それ程までに「メロディアス!」。(であります。)

兎に角、入念な拘りを感じさせる楽曲が大盛況なのだ。
その気迫が伝染して「我らを心底まで嘆息させるに違いないしっ」という、現在ノリに乗っているDARKEST HOURでありますが、ここ2~3年内のUS東部メタルコア情勢という観点で言えばMAメタル勢も含みあわせ、またAUGUST BURNS REDなどとも並び、誠に快進撃な作品を打ち出して下さっているものと…!

今作に於いても聴き進む程に感情移入度が上昇して行くばかりであり…
シンガロングOKな歌メロ(とココロ)を大切した楽曲が居並ぶし、またその歌メロを引き立てながら彩りを添えるバッキングも「なくてはならない」存在感を轟かせ…、
曲世界の中で「瑞々しく」「生々と」脈動しているのだ。

◆7th「THE HUMAN ROMANCE」
Human RomanceHuman Romance
(2011/02/22)
Darkest Hour

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DARKEST HOURmyspace

僅かながらのコメですが…↓。

ビシビシと魂の内奥を打ち付ける“The World Engulfed in Flames”は…ひたすらにひたぶるに狂おしく…。(嗚呼、この狂おしさよ。)…名曲です、名曲。
“Your Everyday Disaster”は歌物として「出色」なのではないかと。こういう訴求力あるサビ作れるのはDARKEST HOURの強みなのだろうなと(再び)思う。
スラッシーに翔け抜くハヤブサ感の“Violent by Nature”は(実の所)バッキッグが本当に「雅」でもあるという。
“Purgatory”もギターの響きが情感たっぷりにつくづく「端麗」なので…(聴き惚れるんデス。)
“Severed into Separates”はリフの組み立てがカッチリとして、楽曲としても非常に纏まっている印象だが、中盤のソロから終盤までの展開は誠に巧いなと思う。
“Wound”も「シンガロングはモチっす!」の…うーぬ…これまた歌ええ曲ですなぁぁ。
(どわい好きになりそな予感の。)
“Terra Solaris”は…「泣くなら今しかない!」の劇的大曲。

DARKEST HOURの出身地ワシントンD.C.です↓。

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「切ないばかりの激情」を「遣る瀬無い感情」を、このアルバムの隅の隅まで投影させたのだ。

実は記事を書くまで(あんまり)今作のアルバムのタイトルを意識していなかったが、こうして聴いてみると、強いて「ヒューマン」だという感想なのだ。
(というのはその名に象徴されているんでは、と。)

そう、耳を傾けていれば気付かない筈がないではないか…、
(胸が締め付けられっぱなしの)迸りを。

「だって、人間だもの」って叫びたい…
そんなDARKEST HOUR入魂のヒューマン・エモーショナル・メタルコアに乾杯!!!

P.S.
よ・予定が遅くなりました。。。(すみません…)

(いつも有難うございます!m(_ _)m)

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23:02  |  レビュー風の感想かも(メタルコア編)  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2009.04.24 (Fri)

THE AGONIST(ジ・アゴニスト)の新譜

今日有休取ったので(あんまし消化してないし、同僚とのGW調整も鑑みてたまにゃ?)、珍しく平日昼間枠にお送り。←何てhappyなんだあぁ。

それはそうと[勝手にマイ・ブームで]続くカナディアン・シリーズ。
(出遅れたケドも、書いてみたかった~)女性ボーカリスト・アネッサさん擁する話題騒然のTHE AGONISTの2nd「LULLABIES FOR THE DORMANT MIND」。
既に各所で紹介&レビューされているが、自分なりの所感を記してみたくなり。(要領得てなかったらスマソ。)

(以前も書いた通り)ソプラノfemale清楚一辺倒…などを大得意とはしておらず(アクセント程度は割と好きだけど)、普段は男性メンバー主体のメタルに触れる機会の多い…てか殆どの自分(女っす)にとっても、これは…「女性でなければならない」必然性を感じる音と言おうか…。表現豊潤なアネッサさんのボーカルアクション(クリーン/グロウル)に耳を澄ますと、エンジェリックでキュートでありながら、尚且つ凶暴で獰猛でもあるという…“[ファンタジスタ]メタル・ディーバ”ぶりを遍く発揮しており、その強力サウンドにおいて「なくてはならない⇒マスト」の輝きを放っている。
とりわけ個人的にはラスト曲でのアネッサさんには天才的なものを感じたりしたが!←“魅了される”とはまさにこういう…。

そのサウンドは(メタルコア/メロデス/スラッシュ/シンフォブラック/デスコア…etc)と多大に【メタル】でありながら、ゴシカル、エスニック、ポピュラーな諸々が溶け出して「女性性のゆえに」描き得たメリーゴーランドさながらの[夢の表現世界]…という地点まで昇華した、真相真意「femaleメタル中のfemaleメタル」!と感知するに至る。(←などと偉ぶれる程には自分…)
が、我が耳で確かめてのその思いに偽りナシ。

どの曲も完成度高>だが、さっくりとコメントを↓。

“The Tempest (The Siren's Song; The Banshee's Cry)”
⇒(オープニングから既に超favorit曲)エスニックな情景を映し出しながらの疾走感、スリリングなリズムワーク、アネッサvoの掛け合いは「見事」のひと言。
(参りました。)
“...And Their Eulogies Sang Me To Sleep”
⇒ヘヴィ&ダーク&ブルータル、そしてゴシカルでもある。
“Thank You, Pain”
⇒(恐らく“The Sentient”等と並んで)今アルバム中最も普遍的なメタリック・ナンバーか。インパクト大のメロディを携えるかっちょええ曲。高域vo&ツインGのハモり(←かなり強力)に酔いしれませう。
“Birds Elope With the Sun”
⇒シンフォブラック風でもあり、中盤のSEも華やかでプログレッシブな空気感も味わえるし、ラストはゴシカルと…とにかく多彩。
“Waiting Out the Winter”
⇒比較的ゆったりしたテンポめでARCH的なグロウル/フレーズもあり。メジャー受けするかも?の雰囲気で綺麗だし聴き易い。
“Martyr Art”
⇒これまた俄然かっちょよし!激烈でアグレでダークなメタルコアなナンバー。のみならずシアトリカルでもあって情念の歌唱も良いし、終盤のソロも鋼鉄美。
“Globus Hystericus”
⇒中近東なフレーズが舞いに舞う。フックあり、キャッチーなサビメロあり、速弾きもありでファイン。快活さ・勢いあって…この曲好きだなあ。
“Swan Lake(A Cappella)”
⇒『白鳥の湖』アカペラversionの荘厳ナンバー。この付近に入れてくるのはアルバムとしての作品性打ち出す気概・意欲ありありで好感大。
“The Sentient”
⇒頭振っちゃうねぇ!ううう…マジかっちょええ(←こればっか)。リフも重金属感炸裂だし、更には叙情的でもある。
“When The Bough Breaks”
⇒こちらも割とARCH風な瞬間ありか。サビメロは哀愁キャッチーでナイス。更にはオリエント系のSEがうっすら絡む。
“Chlorpromazine”
⇒構成も趣向凝らしてアーティスティックだし、アネッサさんのめくるめくvoに息を飲む。(…てな訳で、遂にはこのラスト曲で完全ノックアウト。)

◆2nd「LULLABIES FOR THE DORMANT MIND」
Lullabies for the Dormant MindLullabies for the Dormant Mind
(2009/02/23)
Agonist

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贅沢極まりない「ララバイズ=子守唄」。魅惑的!
こんだけ(イロイロ)混じり合っているのに一つ一つの要素の美質が引き出された状態で曲として典雅に屹立している姿…には驚きを禁じ得ない。

激femaleメタル盤在り。(より多くの人々に聴いて頂きたく願ったりする。)

P.S.
たまにゃのこんな時間ってシアワセだな~。

昨日・今日報道で大騒ぎの草○サンについては>社会的影響や自己管理不足、関係者・周囲にメイワク掛けての部分は猛省して頂きたいが、重罪犯した訳でもなく(世の中にゃそれとは比較にならん程に許し難く忌むべき犯行や悪辣がある訳で)、白昼の公共施設やら店舗内でやらかしたんでもナシ、んまあ…目くじら立てる程でもないと。苦笑。
理由は定かでないが、意識無くして酔っ払いたい位に腹立つ事が。。。
…でも、本人>モノスゴク~自己嫌悪するんだろうなあ。

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タグ : カナディアン AGONIST アネッサ

14:41  |  レビュー風の感想かも(メタルコア編)  |  TB(0)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑
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