『Havfruens Kvæd/SVARTSOT』それはDanishフォーク。(と、“Beer, Cheers”。)

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

現在の心境的には…
イタリーのメロディックメタラー・WHITE SKULLの“Beer, Cheers”を聴かずにおれない気持ちが抑え切れない様です?
「FOREVER FIGHT」アルバムのボートラなのだが、「これぞ伊!!」という民謡味な超ゴキゲン曲でして。(歌ってリピート。)
※仮に呑んでいなくとも、(遥か彼方に)酔っぱらえると思う。

にしても、WHITE SKULLの次作が待たれるとな。「来年の春頃には予定」みたいな事が書いてあるけど。…いやぁ、ホントに聴きたいですねぇ。(←贔屓なもので。)

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そんな呑め呑め気分?を引き摺りつつのデンマークのフォークメタラー・SVARTSOTによる昨年作の2nd「MULMETS VISER」から。

Folk/Viking Metalの魅力を縦横無尽に発揮している当バンドなのであるが、例えばそれはKORPIKLAANIやFINNTROLL等といった森林系メタルの陽気さやら、AMON AMARTH等といった海洋系メタルの勇猛さやらを併せ持っているものと。

又、曲作りも変に狙い過ぎたりせず(…の為、悔恨な結果には陥っておらず)、纏まりの良い楽曲が多いという感想を抱かせるが、少しテンポを落とした楽曲もしっかり聴かせる為のリズムとメロディを提供しているものと。

(その役者ぶりに驚かされる)バッキングは実に効果的に曲調を引き立てていて、笛が前へ前へと自己主張して下さる局面が少なくなくので、その辺り(笛好きの)私としても嬉しい所で(!)

この曲“Havfruens Kvæd”はハナっからもう込み上げるものがあって…。
(ちょっぴり哀愁まぶした)くっきりしたメロ・ラインがたまらないですねぇ。
お供する笛の音色もたまらないですねぇ。
頭をガンガン振りたくなるテンポもたまらないですねぇ。
ラストのクワイアで一気に打ち上げる感もたまらないですねぇ。
(少しだけ我儘言えば…)もちっと長く聴いていたい気も?

◆2nd「MULMETS VISER」
Mulmets ViserMulmets Viser
(2010/04/06)
Svartsot

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早くも今夏8月頃には新作(3rd)カミングという事らしいですよっっ
↓↓↓
◆3rd「MALEDICTUS ERIS」
Maledictus ErisMaledictus Eris
(2011/08/09)
Svartsot

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SVARTSOTmyspace 

他の曲も少しですがコメントを↓。

“Lokkevisen”は無骨な?漢の「悠々として急げ」のバイキング/メロデス調。後ろへ進む程に(にじる寄るが如く)盛り上がっていき…。AMON AMARTH風かな。
“Højen På Glødende Pæle”は笛と弦楽器の和合するバッキングの旋律が素晴らしく…。(明らかに)心を乗せられていく様子が我ながら手に取る様に分かるという?(こちらも大好きデス~!)
きっと森の中に居るんだと思う”Laster Og Tarv”はこれまた笛が踊り捲って「…の準備はもう整っている」の宴ムードは満点だから無論のコトながらHigh。(「ハイハイ!」掛け声はマストだー)
“Lindisfarne”は弦楽器の軽快、軽やかな伴奏がさりげなくファンタジックな旅情を誘う、シンプルな様だが味わい深き楽曲。ニクイっす。

当バンドの出身であるデンマークのラナースです。

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金曜日(もう土曜に突入しているが)だからっていう事情だけではなく、如何なる時でも良好なフォーク・メタルがあれば尚更に気分はアガりますわね。
(そりゃ金曜は↑↑ですが…)

というコトで、Danish Folkメタラー・SVARTSOTさん。(陰ながら応援しております!)

P.S.
(とっくに呑んではおりますが。)
それではお休みなさいm(_ _)m >明日(今日?)は行ってみたい所が…
2011/06/18(土) 01:38 | trackback(0) | comment(0)

『Moritvrvs Immortalis/KROMLEK』(一瞬)FINと思いかけるGERフォークの。

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

昨日はスーパーで国産ずわい蟹を破格値(多分?)で手に入れたので、鍋モノとして。

それと、ミラ・ジョヴォヴィッチが出ている映画と「俺たちフィギュアスケーター」の2本をレンタル。
先に「俺たちフィギュア~」の方を見終わったのだが、…ええ…そりゃもう…。
号泣もんの抱腹絶倒(ぶはははは!)だったっす。
METALっぽい?キャラ(←見方によれば)も登場するし、非常に力のこもったコメディ・ムービーで…。
(Heartウォーミング要素もありますし、観てない方でご関心ありましたら是非。)

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さて、フィンランドの…じゃなくってジャーマンのフォークメタラーであるKROMLEK
3rd「FINIS TERRAE」より。

「FINの」と言いかけてしまうのもむべなるかな、耳を向けているとFINNISHのバンド達を思い起こさせ…。
それは例えば、ENSIFERUM辺りのキラっキラしたゴージャス感だったり、初期チルボドな絢爛な暗黒色だったり、KORPIKLAANIなどの「飲めや歌えや(踊りませう~踊りませう~)」の陽(+)民謡チックだったり…するからかもしれないが。
かといって、てんで独逸な味がしないという訳ではなく、同国のEQUILLIBRIUMとも通じる電子音使いのエレクトロな所もある。

因みに、自分は最近ならばジャーマンのFolk/Vikingの中堅(というかもうベテランさん?)バンドであるSUIDAKRAの「BOOK OF DOWTH」が好作だと思っていたりしたが、こちらのKROMLEKもまた別の味わいの魅力に富んでおり。

聴覚記憶に残る旋律作りも達者な上に、どの曲も似たり寄ったりのモノトーンではなく楽曲毎に表情を変えていく多様性でもリスナーの耳を楽しませて下さるし、楽曲がつまらないという悲哀?も無く。
細かく分解して聴いていくにつれ、ある種の愛好心を刺激して止まないポイントが隠されている様なニクイ民謡メタルではないかと。

この“Moritvrvs Immortalis”は、メディーバルなintroで「我ら出発します…!」の異世界へ飛ばされてしまう曲だが、綺羅綺羅メロデス風Folk味と、「はちゃめちゃ」?っぽいノリと、EQUILLIBRIUMな優雅なエレクトロニカがいっしょくたになっているという、そんな捻りがサティスファイな楽曲であり。

◆3rd「FINIS TERRAE」
Finis TerraeFinis Terrae
(2011/04/19)
Kromlek

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KROMLEKmyspace

僅かながらのコメントを↓。

ブラスト・ビート全開の“Angrlioo”はシンフォblackenedな吹雪(ブリザード)が寒々しくも美しく、又、プロットにも配慮を見せる構築性に惚れ惚れさせられ。
“Mantikor”は優れたMelodic Deathという印象で、間奏は演奏隊の技量を見せ付けた感もあって、完成度高し。(メロも凄くええデス。)
続く“Manjushri Aus Mir”も訴求力のある旋律を奏でるメロディアスなナンバーで、この曲はフィンランドというよりかはスウェディッシュ風メロデスの曲調な気もする。
outroの余韻も幻想的で◎。
“Creation's Crowning Glory”は中盤以降の、初期NORTHERなヒロイックな臨場感がたまらない…し、終盤のドラマチックなインスト部では泣きのギターまでも登場し…。(いやはや聴かせますねぃ)。
“Ad Rvbiconem”は華麗さ際立つファンタジックな世界観で…好まれる方も多そうな予感の疾走曲。

KROMLEKの出身地、バイエルンです↓。

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職人芸的な手法からすると、やっぱりドイツのバンドなのかなって。(どっち?だ)

(先日DSCHINGHIS KHANの話もちょろっと書かせてもらったが)ドイツはKRAFTWERK(クラフトワーク)以来、エレクトロ系音楽が盛んな伝統があり、そういった音楽の発信源ともなって来た事や現在もテクノ大国である点を考えれば、EQUILLIBRIUMや当KROMLEK等の様に電子音を巧みにブレンドさせるバンドが活躍してても特に不思議ではないのかなと。

…て、先日書きそびれたが、現在人気大沸騰のフィンランドのTURISAS(チュリサス)も、ボニーMの“Rasputin(ラスプーチン)”をcoverしていたりするが、そもそも民謡メタルが「祝祭」や「踊り」を欠かせないものなら、FolkメタルとDANCE音楽の相性は悪くなく喧嘩するものではないかもしれない。

ともあれ、Folkメタルファンのみならず、Epicalなメロデス好きも顔をほころばすだろうし、当作は宝探し的な魅力に溢れた、率直に「音楽(=音を楽しむ)」が可能な作品だと思う。

展開に凝った楽曲のMETAL>という点でも聴き応えあり…
私は大変に気に入ってオリマス!です。

P.S.
再び池上氏をTVで拝見出来るとは。
2011/05/15(日) 22:04 | trackback(0) | comment(0)

『Ragnarok (Dream Of The End) /SPELLBLAST』はイタリーのフォーク・メタラー。

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

ツイートまとめ記事化の動きがまるで読めない昨今だが(しかし、それが楽しいようでもある?)、それはそうと…イタリアのフォーク・メタラーSPELLBLASTのフルレングスとしては2作目の「BATTLECRY」(昨年リリース)から“Ragnarok (Dream Of The End) ”であります。

先日オーストリアのBIFROSTに接触して(やおら)我が内心は盛り上がっている現在であるが(BIFROST>さわりを視聴させてもらっただけでも「号泣モノのFOLK METAL…!」と直感させてもらったのだが、また入手してから記事を…)、フォーク・メタルを追跡し始めると夢が広がり過ぎて止まらなくなる傾向あり…。
(というのは、私に限らないだろうと。)

(ご存じの方も少なくないと勝手に考えているけども?)こちらのSPELLBLASTも夢の広がりが止まらない…、POWERメタルとしての側面も見逃せない、更に言えば「俺らはイタリアンであるっ!」というくっきりした輪郭の強さを感じる音楽性も魅力満点&満載なバンドで御座います。

尚、昨年12月時はイタリア本国内でスイスのELUVEITIEと一緒にライブを行っていたみたいである。(今年入ってから1月は同イタリーのDEJANIRAというパワーメタルなスラッシュバンドとトゥゲザーしていたらしい。DEJANIRA→myspace )その情報はDEJANIRAの公式サイトでも確認したので合っているかと。

イタリアのフォーク・メタルと言えば、以前「時々むやむに~(無性に)聴きたくなる」と(いつぞや)記事に書かせて頂いたELVENKINGが有名な存在だが、ELVENKINGの最新作「RED SILENT TIDES」がFOLK色をオーソドックスなメタルや爽快ハードロックに溶かし込んだ体の、よりメジャー感を増した作風へと進展しているのに対し、当バンドはクセっぽさや熱々しさも滾ったり、ヴォーカルさんも上方向へ伸びていく歌唱だったり、交響曲チックにクワイアも押せ押せしたりとPOWERメタルに接近している感でもあるんす。
(とは言えども、両バンドとも確かに伊のバンド様だなぁって思うのだが。)

この曲はもう「民謡METALとしか言い様がございません…!」というイントロの時点で私の心は飛翔しており…リズム・チェンジも見せつつ、さりげなくキャッチーでPOPな雰囲気もある小粋な民謡鋼鉄曲なのであり。
(実は、多少なり?ELVENKINGのかのfavナンバー↑を彷彿したのだった。)

◆2nd「BATTLECRY」
Amazon MP3でも取り扱いございますです→Battlecry
BattlecryBattlecry
(2010/04/23)
Spellblast

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SPELLBLASTmyspace

幾つかを↓。
骨が太めの“Cold Wind Of Death”はずしずしとじわじわ迫ってくるオープニング。
“Drinkin' With the Gods”は華麗で豪奢なPOWERナンバーというべき楽曲で、間奏部などはフランスのFAIRYLANDなどを思い出さなくもない。
“History Of A Siege: Heroes”はタイトルが示唆する通り、ヒロイックで勇壮なメロディックなパワーメタル・チューンだが、情感溢れるGソロも良きものと。
introでガッチリのタイトルナンバーは“Battlecry”は情熱的で劇的な旋律も素晴らしいが、インスト・パートへの流れもばっちりかと。
“Raid Day”はクラシカルな音感で緩急もあり展開も複雑めで、THY MAJESTY辺りに通じるものを感じたりの味わい深き一曲。(それはイタリーの伝統性。)
うっすらと北欧メタル風なアレンジも垣間見える“Northern Star”は(「star shining for me」な)奥底で心の炎を鼓舞させる気勢。
疾走チューンの“Brave And Fierce”は(部分的に)ラプソの昨年発表作などを思い出すだろうか。基本はノーマルvoの当バンドだが、ここではワイルドなボイスが緊急発動?されたりとパワフルな作り。
“Command Charge ”は…大好きですねぇぇ。“Ragnarok (Dream Of The End) ”共々に曲としての求心力が高いというか。

(よくよく聴いていると)エレメントを抽出して再構築する力やコンパクトに纏めるライティングが優れているバンドではないかという感想を抱くのだが、パワー・メタラーの方にもフォーク・メタラーの方にもイタリアン・メタラーの方にもどこかしらにアピールする要素が随所に潜んでいるかと。

公式サイトの情報が少ないのでなんともだが…当バンドの出身はイタリアのBerghemという所らしい。恐らく?このA~Fの候補の内のいずれか↓ではないかと…(汗みどろ)
正しい情報が判明しましたらFIXをm(_ _)m

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(笛の音は勿論の事として)民族楽器の持つ味わいも含めて、FOLKメタルはやっぱり「アク」とか「クセ」とか、そういうものが良かったりするのかなぁと。

P.S.
今後もフォーク・メタルを追って参ります~~m(_ _)m

えーと、今月はですね…
DESTRUCTIONとチルボドとDARKEST HOURとDEADLOCKと…(ドキドキする~)
2011/02/06(日) 08:27 | trackback(0) | comment(0)

『Aus Ferner Zeit/EQUILIBRIUM』

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

先月の仕事等々のおおわらわ(&熱暑から来る身体的ダメージ)を考えると「ちょいとココいらでガッつり休んどかないと8月を乗り切れはしない…」>と生命の危機を感じ(…まで大袈裟なものでは無い)、この土日は睡眠を大量摂取し。
で、肌の調子も良くなったんではなかろうかと~(…が、よく分からない。)

…とはいえども、のんびり安閑と呆けている場合でも無かった?ので、EQUILIBRIUMの新作「REKREATUR」から。
(実は、昨晩遅くなって途中まで記事を起こしかけたのだが、収束しそうもなかったので今日に持ち込みました。。)

この新作…「ハイエナジー・メロデスのラグジュアリー盤」というべきか(!)
※我が心のテイスティング的には「新鮮魚介類の盛り盛り海鮮丼」か「完熟フルーツふんだんの特大級パフェ」という……それはもう非常にゼイタクなもので。。

今作を聴いて、改めて「ぬ!ドイツはテクノ大国だったんだよな~」という事を思い出したりもするのだが、前作「SAGAS(サーガス)」までに示された花鳥風月のフォーキーなニュアンスもコミットせんっ>という意思もさながらに、今作ではよりアッパーな高揚感がガツン!ガツン!来るという印象で。
のみならず、一曲一曲の構成にも入念なキモの入りを覚えるのだけれども、描写の世界観に別種のフィーリング(新風)が送り込まれている点も魅惑のミナモトかと。

こちらの曲もupper(&天晴れ)なハヤブサの如きmelodic deathナンバーであり。
中盤~終盤で、女声も取り入れる等の変化球も見せつつ、祝祭際立つインスト・パートへの雪崩れ込み(殴り込み)が実に素晴らしく。
それは、光彩と暴虐が合流して一気にハッピー・エンディングへと突き進んで行くというミラクル…。「名曲」!!
(こういった曲に相当弱いのは認めますが。。。)

◆3rd「REKREATUR」
RekreaturRekreatur
(2010/06/21)
Equilibrium

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EQUILIBRIUMmyspace

ちょびっとだけ曲紹介を。(後日、こっそり?追記してたらスミマセン…。)

壮大なオープニング→絶叫という様式で開幕する“In Heiligen Hallen”は展開に起伏を持たせた「ココロはfaraway(ファーラウェイ)」な叙事詩的大活劇曲。
(つまり、映画を観ている景観。)
PVにもなっている“Der Ewige Sieg”は所謂「殺傷力」があると言えそうな掴みバッチのフレーズで押し捲り~。(キャッチーだと思います。)
“Die Affeninsel”も良好なメロディ携えるノン・ストップ系爆走チューン。
“Fahrtwind”は…留まり知らぬ「上へ下への大騒ぎ?」という大筋のスタンスかという気がするのだけど、意識的に?異色なフレーズをあちこちに導入させた意欲曲でせうか。
(この曲の何処かでMANOWARとB'zが混じっているのでは?という気が。)

「Industrial」というのとも異なる「Techno」な感触が濃いめのメロディック・デスなのだろうなぁと思われるが、ヘタしてしまうとドギヅくてギラギラになりそうな所をそうさせずにする「落とし所の絶妙さ」が当バンドの手腕だと。

ですので、当作>「(アッパーなのに)優美なメロデス贅沢盤」と確信イタシマス。

(しかして、WINTERSUNはどうなっているのかと気が気で無い…)

P.S.
O型の血液が成せる技か知らないが、蚊さんによく刺され。

昨夜TVを流していたら、若手の女優さん(二十歳前位の方かな?)が「初めて買ったCDはSPEED」>だと発言してました。

8月はこれまたおNEWなリリース目白押しで~。(待望論)
2010/08/02(月) 23:30 | trackback(0) | comment(4)

『Everything Remains (As It Never Was)/ELUVEITIE』

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

スイスの(新流)フォーク・メタル、
ELUVEITIE“Everything Remains (As It Never Was)”

【New Wave Of Fork Metal(NWOFM)】を標榜するELUVEITIEの最新作から。

前に書かせてもらったかもしれないのだが、自分はどうも「笛の響き」に弱いらしい?ので(理由はまるで不明~)、その優れた構成力で多くの人の目(耳)を惹き付けるのに成功したと確信する2nd「SLANIA」は邦題が「魔笛の国のスラニア」ちゅう位な(笛がキー・ファクターなのではなかろうか)当バンドの音楽性は今作でも…正しく…
straight for my heartである!
前作の3rdはアコースティックに特化したアルバムとの事で(申し訳なくも…未聴)、メタルという意味では2nd→4thという流れで捉えられなくもないだろうが、イエテボリ・スタイルとフォーク・メタルの劇的邂逅は最新作でも満開に花咲いた音像を映し出して、荒々しくも壮絶なデス土壌に、ネイチャーなフォーク情味が感性豊かにたゆたう、このセンシブルな【甘くて辛い・辛くて甘い】スナフキン的?民謡メタルにすっかり酔いしれ(アテラレ)っぱなし!!なのだ。
※個人的にはやはりふんだんにフィーチャーされる笛>に喜びを隠し切れない。

このタイトル曲だが、「…この魔笛を聴けい!!」と言わんばかり?のintroによって、『今 万感の思いを込めて 汽笛が鳴る』風?の壮絶な思いにさせられる訳で、その後に連なるラウド・パートへの運びもよろしく、男性デス+抑え気味の女性ボーカルが紡いだ哀しみ色のサビも心に沁み入り…。

◆4th「EVERYTHING REMAINS AS IT NEVER WAS」


ELUVEITIEmyspace 

(2ndで言うならば“Inis Mona”?という位相の)プロモにもなっている“Thousandfold”は感触好い(酔い)メロディも印象的な、(ここでも)笛の効果は半端無いのではないかと感じるgoodチューン。
“Nile”もイエテボリ経由の攻撃性と民謡要素がドラマティックに融合している佳曲。
軽快なノリで走り出す“The Essence Of The Ashes”はメタリックなリフと親しみ易さを覚えるメロを備え…ある面ダンサブルなのかもしれない。
怒号で気合い注入される“Kingdom Come Undone”は慟哭と激情のGリフ、美旋律を背負って舞い踊る笛が精悍にコラボレーションした良ナンバーかと。
“Sempiternal Embers”もソリッドなリフ・ワークが心に確かな足跡と余韻を残すという(アコースティックな間奏部も異世界に誘う)秀曲。

(「笛」を連呼しまくっているが…)
けだし、当バンドは他の楽器隊の奏でもひっくるめて曲作りの妙が生きるメロディ・ラインに魅了性があるからこそ、(説き伏せる)説得力なのだと思われるので…。
…なんだが、どうしても…笛がたまらんのデス!

P.S.
うららかな気候のお陰で散歩がやたら快い。

今日は「Fire lily」という花が存在するというのを知った。
サバンナで大規模な落雷があった後に一斉開花する>という習性があるそう?だが…

(重ねて)どなたか存じませぬが、有難うございますm(_ _)m
2010/03/14(日) 22:06 | trackback(0) | comment(0)

『From Afar/ENSIFERUM』

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

フィンランドのヴァイキング・メタル、
ENSIFERUM“From Afar”

一気にソノ世界に引き込まれ(巻き込まれ)んコト必至?

デビュー作「ENSIFERUM」の“Guardians Of Fate”での荒くれ者達の掛け声(へイへイへイ!)がもはや懐かしくもあり…、2nd「IRON」ではスラッシュ気味?な“Slayer Of Light”がfavoriteだったが、創立メンバーのヤリ・マーエンパー(現・WINTERSUN)が脱退し、NORTHERのペトリを迎えての3rd「VICTORY SONGS」に於いても“Deathbringer From The Sky”等々の楽曲でも明らかだった通り、音作りの冴えを見せつけ続ける渾身作であった。
如かして、3rdから当バンドに参加しているそのペトリだが、遂に活動をこちらへ絞った(…つまり、NORTHERから離れた…?)、…じゃぁ、NORTHERはど・どうなるべ…??←その情報は情報で動揺を誘うのだが。。

フィンランドのメロデス界の動向が気にかかりながら、新作「FROM AFTER」にアクセスしてみると、…当バンドが今まで培って来た根本的な音楽性に違いはないものと感じた次第。
「ロード・オブ・ザ・リング」的世界観、ケルティックな民謡調、アっツい勇壮なヴァイキング魂、Finlandらしいキラキラなメロディック・デス(+疾走)という…これ系の好き者には依然としてたまらんモノがあり、NIGHTWISH、AMORPHIS、H.I.M.、SENTENCEDらの作品でもプロデュース、ミックスを担当した面々のバックアップもあってかプロダクションも良好で(※ストレスフリー状態)、サウンド面では壮麗さが推進されつつ、楽曲での構成力を鑑みてもクオリティに磨きが掛かっているものと。

このタイトル曲は…おっそろしいまでの?キラー・チューン…(即命中~!)
WINTERSUNの“Beyond The Dark Sun”やら初期NORTHER級の高揚感がぁぁっ。
(我ながら、久しぶりに「キターーーー!!!」な心の揺さ振られ様であったが…)
introの豪華さからしてもう「ドキっ!ワクっ!」なのだが、怒涛の疾走もさる事ながら、巧いメロが心掻き立てて下さるし(特にBメロが…)、最後まで全く気が抜けない盛り上げっぷり(クワイアも入りーの)に全身がくらくら眩みマス。(…ドラムが凄いコトに???)

◆4th「FROM AFTER」
From Afar: Limited EditionFrom Afar: Limited Edition
(2009/09/21)
Ensiferum

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ENSIFERUMmyspace 

“Twilight Tavern”もintroのリフで掴みはバッチリの哀愁フォーキーなメロ+メタリックな好曲であり、“Elusive Reaches”もナニカに追い立てられるかの?疾走曲(とりわけ間奏部に惹き付けられ)。“Stone Cold Metal”でもメディエヴァルな情景を描きながら、ガシャン!ガシャン!な漢気が打ちつけるし、“Smoking Ruins”もじっくり味わいたいドラマ性あるオツなナンバー。

これを聴いてフィンランド以外の…とは到底思えない>というフィンランド流派の民族味・疾走ヴァイキングに大発奮させてもらい。

P.S.
よしきた、おいきた!
2009/11/08(日) 20:32 | trackback(0) | comment(2)

『Pagan Purity/ELVENKING』

カテゴリー: 一曲一献(フォーク/ヴァイキング編)

イタリーのフォーキッシュなパワーメタル、
ELVENKING“Pagan Purity”

新しめが続いたので、少々【温故知新】してみる。

どうしてELVENKINGなのかは…?
(…多分、自分>WHITE SKULLが良かったのでイタリアものにお近付きしたくなっているんだろう。)←であれば、MIND KEYの新作も聴いてみたいのだが。いや待てよ~、DGMも未だ記事書いてないんだあぁ。(その他にあれもこれも…)
…本当の所は、以前からこちらのバンドに関して書いてみたいと予定していたのだが、最新にあたる「TWO TRAGIC POETS」はアコースティックに特化した作品の様で未だ聴けていないのも事実であり、正直書くタイミングを逸していたのだ…。
なので、まあ、丁度?ELVENKINGを聴きたくなったし、温故知新という程古いアルバムではないが、01年のデビュー作から。

ELVENKINGと言えば、4th「THE SCYTHE」(※入魂の?邦題:「血塗られた大鎌伝説」)位になるとフォーキー+ジャーマン+北欧メロディック・デスな様態も見せており、それはそれで非常に好ましくあった訳だが、元々は(death声、女性voも入るには入るが)主に男性ノーマルボイスで歌い上げるファンタジカルな世界観を披瀝させたトラッド色が濃いフォーク/ヴァイキング>というイメージがあって、とりわけこの曲が収録されたデビュー作「HEATHENREEL」は今聴いても、妙に焚きつけられる内容だと思っているのだが。
それはどうしてなのか。
私が考えるには、(当時の周辺のシーンを顧みても影響を受けたのは自然だったであろう)イタリアン・メタルでよく見られた大仰さはある程度出ているが、それ以上にクリエイティビティなマインドが前面に迫っており、疾走曲も含めて一曲一曲バラエティに富んで、1stならでの果敢な挑戦、試み、実験性、そして演出する世界観に引き込もうという熱意を聴き手に覚えさせるから>なのではないかと。

時々むやむに~(というか無性に)聴きたくなる曲って誰しも(?)あるのではないかと思うのだが、自分としては当曲もその内の一つなのだ。←ホントです。
ボーカルもややクセがあるかもしれない?が曲調にハマっているし、何よりサビのメロディが(強く)後を引くのと、特に間奏部のアコースティックな音色が実に綺麗…。これにエレキのソロが大変良い具合に乗ってくるのだが。
(歌詞がそもそも詩的。)

◆1st「HEATHENREEL」
(入手困難だろうか。。。)
HeathenreelHeathenreel
(2002/05/28)
Elvenking

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ELVENKINGmyspace 

因みに「HEATHENREEL」に入っている“White willow”“The Dweller of Rhymes”はフォーク・パワーメタリックな好曲であるし、“Seasonspeech”は男性デス+女性vo+ノーマルが渾然となってる上、展開もめまぐるしく、澄み通った笛の音も聴けて…楽しい。
又、“A Dreadful Strain”もプログレッシブで、“Pagan Purity”と同様にメロがしっかりした“Skywards”も纏まり良いナンバー、“Hobs and Feathers””は美しき異世界へスリップさせる…(と諸々)、兎に角「エキサイティング!」としか言い様が無い作品なのだった。

個人的には北欧などのフォーク・メタルとも異なる質感、手法のユニークな音楽性で耳を惹くエクセレントなバンドだと。

P.S.
うわわー、凄い新譜が登場してるなあ。
(ただでさえ、追いついてないのに…)
2009/07/26(日) 20:33 | trackback(0) | comment(0)