『Soul/HUNDREDTH』 は、サウスカロライナのメロディックHC/メタルコア。

カテゴリー: 一曲一献(メタルコア編)

昨年リリースの1st「WHEN WILL WE SURRENDER」に続くHUNDREDTHの最新作2nd「LET GO」から。

HUNDREDTHは08年に結成されたサウスカロライナ出身、エモ/スクリーモ要素のあるメロディック・ハードコア~メタルコアの5人組で。

エモなハードコアのバンドらしく、サビの作りなどは(言わずと)叙情的なのであるが、この秋口にフィットする様な淡い透明な色味を湛えた(ややシューゲイザーなテイストを塗した)叙情性は非常に美しく…。

一方、スラッシーでブルータルなラウド・パートも強剛且つ重めで、(正直な所、エモだけではなくメタリックなmoreを欲張りがち傾向の私としては)叙情なパートとのバランスの良さを感じており。(つまり、軽くなり過ぎないのがいいと。)

本作「LET GO」は、曲配置(順番)も達者で、作品としての流れもよく計算され尽くされていると言えるかと。一気に(その世界へ)引き込まれていき、飽く事もダレる事もなく、通して聴けてしまう。
(流れそのものが芸術的、と申してしまいたくなるっ)

ともあれ、DARKEST HOURなどらを好む体質に呼び掛ける音楽因子を有している気がする。

さて、この曲…“Soul”
次第に心臓の鼓動が激しくなり。…重くも壮絶な音に呼応して「魂」が叫び出し。タイトルに相応しい曲なのではないか?と。凄みがあると思う。(※Outroに曲が挿入されているのだが…)

◆2nd「LET GO」
Let GoLet Go
(2011/09/27)
Hundredth

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HUNDREDTHmyspace  facebook

因みに、myspaceのページからリンクされている当バンドのtumblr.comのページを見ていたら、何らかの?チャートのMETAL部門で首位になった瞬間のキャプチャーが掲載されており。(この時はANTHRAXが2位だったみたい。)
3位は当バンドと同じレーベル「Mediaskare Records」所属のVOLUMESでこちらはプログレッシブなメタルコアでありますが、新作「VIA」も近日リリース予定でっす!

では、若干(…汗)ながら他の楽曲もコメントを。

スタートダッシュ前のインスト“Let Go”の1曲目を越えて始まる“Weathered Town”は、のっけから胸いっぱいのエモーションを合い混ぜにして攻撃的に駆けていく緊張状態(と眩しさ)。モッシュ・パートでの骨太なリフもズシリと。
咆哮で気合いを咬ます“Carry On”はメロディアスでスラッシーな運びも目出度く(愛でたく)、電光石火に感情が弾け出し…!
「チャカチャカチャカ…」のリズムで始まる“We Can Take Them All”はトータル的にはモダン・ヘヴィネス情調?という感。中盤の「連打」から発せられる開放感も秀逸な、メタリックな色彩と熾烈は当作の中でも顕著な一つかと。(いいね!)
“I Hold The Key”はメロディアスなラインが勢揃いの中にあっても、楽曲としてのインパクト強し?という印象の一曲。記憶に焼き付くそのサビメロも有力だが、モッシュ・パートでじわりと感情を練り上げていくのも◎。

ホームのサウスカロライナのマートルビーチです。

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一貫性のあるサウンド・メイクに破綻は無いように思うが、その一貫性は、隅の隅まで拘りを感じさせるディテールの一片一片にも行き届いているかと。

ゆえに、聴後の「感情の詰まった好いアルバムを聴いたんだ…」という味わいも満足も遠大で。

それは、「こういうのが観たかった」と思慕していた映画を観るような。

そういう風に掛値無しに思わせてくれるのは稀有だったりするので。

なので、自分は「So Good!!!」って。

P.S.
「1つの記事に纏めてしまお!」と思ったが、やっぱり分けよう。
→この後、ちょっと続きます。
2011/10/02(日) 22:10 | trackback(0) | comment(0)

『The Postman/GREELEY ESTATES』それはUSアリゾナ出身ポストHC/メタルコア

カテゴリー: 一曲一献(メタルコア編)

(確かに到来したらしい)秋雨前線が齎す天然クーラーがラッキーであると。

だが、昨日、個人的に【超絶】ラッキーだったのは…

「4個で100円」の茄子が、レジで会計を済ませる寸前の丁度その時…
「7個で100円」になったらしく…!!!(どっぱーん)

レジのおばさまが「もし良ければ3個入れてもいいですよ?」と申されたので、有難く追加させてもらい…m(_ _)m

(ドラマチック過ぎる)

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2002年に結成されたGREELEY ESTATESグリーリー・エステイツ)の最新作「THE DEATH OF GREELEY ESTATES」より。

前作「NO RAIN, NO RAINBOW」で日本盤デビューを果たしているUSのアリゾナ州フェニックス出身のポスト・ハードコア/メタルコアのバンドであるが、今作は第5作目となりんす。

パッと目に付くのは(気になるのは)今作のタイトルが「(自身の)死」となっているコトだろう。
(…が、その点は、裏返し的な決心、意向だと考えるものとして。)

本作でも基盤にあるコアな猛威や容赦無さ、非情さは健在であるのだろうが、当バンドにあってやはり一つには、Ryan Zimmerman(ライアン・ジマーマン)のボーカルが特長となるだろうか。

上へ上への(ヒステリックとも言えそうな)絶叫スクリームは極めて強烈で、感情の奮えを増幅させる。
空間を切り裂くその絶唱は鋭角的で、バンドのサウンドともよくよく呼応していると思う。

メロウなフレーズやクリーン・パートも、アメリカンというよりかはブリティッシュ?というか、ニューロマンティック調(と私には感じる)なある種の美的な憂い(ゴシカルと表してもいいかもしれないが)を放っていたり、そもそも曲が「型通りではない」ユニークなアプローチを示しており…

しかも、そのユニークネスが独りよがりに空中分解する訳でもなく、ポピュラリティとのギリギリのラインを突いている、という冴えを感じ受ける。

そんな中でもこの“The Postman”は一聴して直ぐさま没頭(ハマり)させてもらったのだが。
フックもあって「人懐っこい」みたいなのに?、だがしかし、容易に人懐っこいのではない一癖、二癖が…(展開やアレンジも一捻っており。)
…という、ありそうでありそうでない「ブルータル配達人」アンセム(!?)。

◆5th「THE DEATH OF GREELEY ESTATES
Death of Greeley EstatesDeath of Greeley Estates
(2011/08/09)
Greeley Estates

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GREELEY ESTATESmyspace

他の曲も少しコメントをば。

“Straightjacket”は激烈な咆哮を撒き散らしつつ、跳ねる・畝るのトライバルなテンションを畳掛けてくるのだけど、そこにGREELEY ESTATESならではの薄暗くも情念じみた煽りのメロディが別種のテイストを添えて。
アップテンポな“Friendly Neighborhood Visit”は…フレンドリーというより大変に鬼気迫っている?訳で、だからその…、裏腹と言えば裏腹?な曲調がナイス(笑)。
(そうそう、ご近所さんがねぇーー。)
ゴシカルな響きを打ち鳴らす“Bodies”は終始ファタスティックな空気に包まれてながらも、歌モノ的な纏まりも窺え。
“The Medic”は(聴き初めこそ)硬派めコア?とうかうかしていたら、サビメロ辺りで一気に荘厳な印象へと姿を変えて、終盤に至っては愈々幻想度数が高まり、クワイアまでもが…!
「向こうみずに嵐の真っ只中飛び込んでいく」感の“Circle The Wagons”は(気が遠くなりかけるムードもさながら)インテンスに旋回するaliveな荒々しさも好ましい。
めまぐるしく表情を変える“Mouth To Mouth”は穏やかならずの不調和、不協和とキャッチーネスが同居するwonder。「いいね!」

出身のアリゾナ州フェニックスです。

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多彩だし、多才であるなぁと。
(聴いてますと)会心と感心のあまり、三日月目になるのですが!!

(と、ネーミングのセンスも◎かと思い。)

昨日、今日と秋めいた気配が漂ってきたのもグッド・タイミングと思わせる、翳りの色合いも美しい、幻想と激烈が渾然となったグレイトな作品であると。

(いやいやいや…)ホントに恐れ入りましたんで…!m(_ _)m

P.S.
この涼しさはいつまで…?
2011/08/21(日) 08:50 | trackback(0) | comment(0)

『Transcend/HOPE FOR THE DYING』それはIL出身メタルコア。

カテゴリー: 一曲一献(メタルコア編)

帰路の途中、空を見上げると朧月というにはもう春は過ぎているとは思うが、著しくもやがかかった月で。
(自分、直実に視力が落ちてきているんだろうなって思ったけど。)あ、因みにこれから数時間後?に皆既月食の予定らしいっすね。

さてさて、イリノイ州出身のメタルコアの最新作「DISSIMULATION」を聴きまして。

非常に映え映え(栄え栄え)としたゴージャスな音であって…(個人的には「イタリーのバンドみたい?」と感じてしまう位の濃ゆい、豪華な音であり)、仮に優美さを表現する様な箇所であっても曖昧さから離れた感触というか。

又、やりたいアイデアは(惜しみなく、漏らさず)果敢に盛り込んでいるだろう音像には清々しさを覚え。

「シンフォニックでプログレッシブ」を基調としたネオクラ風味なメタルコア/デスコア・サウンドというべきものとなっていると思われるのだが、SYMPHONY X(←はもう直ぐ新作出ますねぇ)やDT辺りからの影響は自然にありそうだが、やはり特長的なのは「ネオクラ」アレンジという所にありそうだと。(その点、珍しい方ではないかと。)

シンフォ・モチーフの扱い方を鑑みると、WINDS OF PLAGUE(の前作)辺りが音感的には近しい様にも感じたりしつつも、ネオクラやプログレ成分の受け入れに積極的な様子であり、…の結果、シネマティックで立体的で上品な印象を抱かせる。

(時にはブラスト・ビート有りで)シンフォニック・ブラックの影響もありかと考えるし、コンテンポラリーなデスコア然としているが、兎にも角にもその緻密な展開美・展開力に舌を巻く。
(因みに基本のボーカルは男声グロウル/スクリーム/クリーンだが、場面場面で女声も。)

こちらのTranscend”は大曲ながら最後まで飽きさせる事はなく…
壮大シンフォから70年プログレ・ロックからブルースからJAZZ/FUSIONから…多様なモチーフに、デスコア/暗黒チックなアグレッションも忘れない(最後まで一気に聴かせる)驚異的一曲。

◆「DISSIMULATION」
前作「HOPE FOR THE DYING(EP盤)」がお初作です。
DissimulationDissimulation
(2011/04/26)
Hope for the Dying

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HOPE FOR THE DYINGmyspace 

いずれの曲も聴き応え◎なのだが、僅かながらコメント少々↓。

吸引力も露わなクラシック・フレーズをキメまくる“Vacillation”は、耳当たり良い歌メロ・パートを奏でるアグレッシブで惹き(引き)の強い華やかネオクラシカル・ナンバー。息もつかせないめまぐるしさに圧倒。
“Perpetual Ruin”は起承転結のストーリー性を感じさせるこれまた優雅で激しくもある曲。
中盤ギターのリードで空気を一変させる辺りの技にセンスを感じ。
後続する2曲の第一章であろう“The Awakening”は、印象的な旋律の泣きのギターが絡む優美でしっとりしたintroから(フックもたっぷりと)ラウドに劇的に転じていく様が実に見事で息を飲む。途中のリズム・チェンジ以降も幻想的な異世界を描写し…(魅了)。

HOPE FOR THE DYINGのオリジンであるイリノイ州のジョーンズボロです↓。

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非日常、リフレッシュ、明日への活力…そういった諸々を創出してくれるというのが音楽から受け取る恩恵の一側面だとすれば、当バンドの音楽も異次元の世界へと羽ばたかせてくれるものと…。

確かな構築力、演奏力に支えられた楽曲に耳を傾けていると、
「いやはやホントに巧いなぁ…」の感動がひっきりなしに訪れるのであった。

P.S.
皆既月食見たいんだけども…。(しかし。)

(いつもご訪問、拍手などなど有難うございますm(_ _)m)
2011/06/15(水) 23:36 | trackback(0) | comment(0)

『Visions/I AM HISTORY』

カテゴリー: 一曲一献(メタルコア編)

声質はどうにか元に戻りつつあるが、今度は咳が…。(ごふぇっ、ごふぇふぇっ。)
GW入ってからどうも本格的に喉方面が荒れ模様。。。

くっそーー!これじゃ…歌がっ、歌えないじゃないか…っ!」←謎の憤慨。

とはいえ、(連休に感謝しながら)あとはもう治すっきゃないのだが。

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ペンシルベニア出身のメタルコア・I AM HISTORYの1st「VISIONS」より。

Album DetailsにもAUGUST BURNS REDやTEXAS IN JULYの名前が挙がっているが、なるほど、確かにそれらのバンドとのある程度の音楽的ニア感はある様に思う。
それと私的にはTHE CRIMSON ARMADAといったバンド等も付け加えたくなったり。
(但し、当バンドの方は基本的に「ぎゃうぎゃう」のボーカルスタイルではないし、クリーンも入るのだが。)

で、何より、自分が瞠目した点はその【平衡感覚】だろうか。

技巧派な方々だと思われるのだがやり過ぎのケレン味感じさせないし、ブルータル度も必要以上に差し引いてないし(甘過ぎないし)、それでいて、主要部のメロではさらりとリスナーのエモーション揺り動かしていったり。

そういうリリシズムも、MELODIC DEATH、EMO、GOTHIC等が適度にハイブリッドされたリリシズムというのか、結構アトモスフェリックでムーディな音感触なのだが、「もう少し踏み込めば耽美世界まで行きそう」のギリギリ手前で止めている感じで(「このままそちらへ流れてゆくか?」と予測していると暴虐フレーズで阻止するとか)、加減が巧みな上にイージーな不満も与えない。

それと各曲に共通して言えそうだが、「間」とか「溜め」を生かしたコンポージングも功を奏しているんじゃないかと。

(突然始まるといった向きの)タイトルナンバーである“Visions”についても、サビの哀感篭るメロディから一転バッサリとビートダウンして甘美に流れない展開も随分潔いなぁ…と思ったりしたんだが、その辺の抑制が利いたコントロールも甘えが無いし、その後の流れも手が込んでいて旋律も美しく…。
(僭越ながら)展開力に「技あり一本」判定させて頂きたく…m(_ _)m

◆1st「VISIONS」
ジャケ画見詰めているとTHE BREATHING PROCESSにも思い巡らせたり。
(THE BREATHING~はシンフォニック入っているけど…)
VisionsVisions
(2011/03/15)
I Am History

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※I AM HISTORYmyspace

ちょびっとだけ曲のコメントを↓。

掴みからアクティブな(景気良い)“Only A Prime Can Beat The Fallen”は丁寧にリードギターで紡ぐ旋律も綺麗な、終盤に向けて次第に叙情性が増していく美曲。
テンポチェンジしつつの“Terrified”は浮遊感伴うクリーンVoのサビでのメロがエモーショナルで耳惹かせ。
“Interruption”は作品半ばの好いアクセントとなっている電子音をフューチャーした小粋なインスト。
“Tell The Whole World”も叙情性が冴える音の像が(押し付けがましくなく)胸に沁みてくるというもので。
そして、“Davy Jones' Locker”のドラマティシズム、慟哭も圧巻であり。
とりわけ中盤以降じりじりと上げていく寂寥は…。

※I AM HISTORYのホームタウンであるペンシルベニアのゲティスバーグです↓。

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けして、ゴリ押しのインパクト勝負ではないのでは。
聴いていると何と言うか「わび・さび」のスピリットを感じてくるのは何なのだろう。
(音が和的という意味ではないんだが…)

ともあれ、リズム隊のセクションなど、VEIL OF MAYA等のTECHデス/メタルコアの影響は自然にあるのかなとは考えたりするけど、聴き手が映し浮かべるであろう心象風景を意識した音作りされているという気がする。

という訳で、派手さで押す(圧す)方ではないかもしれないが、理知的でありつつもアーティスティックな作風がチャーム・ポイントな音楽性だと思う。
(メンバーさんの写真見ていても、そういう方達の様な気がイタシマス。)

P.S.
パシゅパシゅっと行きたいものです。
2011/05/03(火) 13:29 | trackback(0) | comment(0)

『Bar Room Brawl/STRAIGHT LINE STITCH』

カテゴリー: 一曲一献(メタルコア編)

COOL美しいアフリカ系女性のアレクシス・ブラウン<vo>擁するSTRAIGHT LINE STITCH(SLS)の最新作「FIGHT OF OUR LIVES」より。

所で、「女性がフロントマンである」や「女性がメタル社会の中でやっていく」に関して、
4月号BURRN!のインタビューでイギリスのパワーメタルバンド・PYTHIAで活躍するエミリーさんが自身の意見を述べていた箇所があり、(因みにこの記事では若干ブリティッシュ・メタルコミュニティの様子が窺えたりも…)、英国特有の事情もあるかもしれないと思いつつ、興味深く読ませてもらった。

エミリーさんはその「女性である」属性の為?なのかあれこれ言われてしまう状況もあるみたいだが(てゆうか、今頃そんな?って感じもあるが…)、SLSのアレクシスさんも見ての通り「かっこええ(&ビューティ)」お人ですから、その点でも注目を集めた面もあっただろうというのは想像に全然難くない。

※ああっ、そうだ!WITHIN TEMPTATIONの「UNFORGIVING」も発売になったばかりで、先立って少々視聴させてもらったが。
(…ぬ。今作も名作の予感バリバリみたいであります。)

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さて、当バンドの最新作「FIGHT OF OUR LIVES」なのであるが、、、、、

…おおお…!!ええですねぇぇぇぇぇ。

彼女のボーカル(特質)を生かしながら、音楽的手法も凝らしつつ、捻りやバラエティ豊かなラインナップになっており。
デジャヴ感の誘惑(罠)に嵌る事無く、それでいてフレンドリーなポイントも押さえている為、聴き易さも損なわれていない。
なんとゆうても【創造のエナジー】に溢れていると思う。←ココです。

クリーンパートでのアレクシスさんならではの声質は勿論魅力的であるし、クリーンとグロウル/スクリームのスイッチングもスムーズなので、その点も目を見張る…、じゃなくて耳を聴張る。

この曲“Bar Room Brawl”…好きですねぇ。
ヘヴィでダウナーなintroから転じてからは激烈な情動がブルータルに駆け抜けていくのであるが、彼女のスクリームも実にパワフルで伸びやかだし、浮遊感を伴うサビではメロの良さも強調されているという。(GOOOOOOOOOD!!!)

◆4th「FIGHT OF OUR LIVES」
Fight of Out LivesFight of Out Lives
(2011/03/22)
Straight Line Stitch

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STRAIGHT LINE STITCHmyspace 

若干ですが、拙コメントいたします↓。

オープニングの“Tear Down The Sky”は、ダークでいかついメタル然としたリフワークとグルーヴィなフレージングが見事に融合されているナンバー。(サビで入ってくるアレクシスのクリーンボイスも空気を一変させる感。)イカス!
明快な歌メロを持つ“Conversion”はキャッチーな楽曲で、PVに使用されているのも納得してしまったり。
“Laughing In The Rearview”はHIPHOPな弾力とコラボしたモダン・ヘヴィネス向きなエクストリーム。
“Never Surrender”は90年以降のアメリカンなロックだろうかって思うのだが、しかし、「ストレートなHR」としても凄く良質なものがあると。(感動を覚え。)
“Living Dead”もオルタナ・ロックなアレンジが心地良いROCKコア。(コアROCK?)
“Ashes In The Wind”はプログレッシブな構築を見せる間奏部を挟む、モダ二ズムと響きと壮大感が渾然となった曲。(…素晴らしい…!!!)

STRAIGHT LINE STITCHの出身地・テネシー州ノックスヴィルです↓。

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うーぬ…、いいなぁ。いいですなぁ。

私は、本作に非常に好いニュアンスとパッションを感じるのだけども、
変化球的でパンチがあってチャーミングでタフでROCKな秀メタルコアではないかと。

(未聴の方でご興味あらば是非ご確認を…!!)

P.S.
エミリーさんはなかなかの「直球派」で。いいっすねぃ(^^!)
2011/04/03(日) 10:15 | trackback(0) | comment(0)

『Bloodlust/THE AUTUMN OFFERING』(※と若干の徒然…)

カテゴリー: 一曲一献(メタルコア編)

US・フロリダの激系メタルコア、
THE AUTUMN OFFERING“Bloodlust”

THE AUTUMN OFFERINGの新作「THE AUTUMN OFFERING」より。

前作から更にデスコア方向に寄ったというか、よりaggressiveにdeepにdarkにcoolになった印象であり、全体観的にナイス進化(深化)ではないかと思う。
AT THE GATES風のブルータルで冷徹な寒々しさが実に小気味いいと。

メロディも過剰にメロメロを強調するというのではなく、研ぎ澄まし精選されたソレであって、メロディ作りが示唆する様に曲自体の作りもムダを感じさせないスマートさを感じるものというか。
(昨今の傾向なのかシンフォニックな味付けもあったり。)

この曲は出だしからバツグンに洒脱なGリフで…。
(恐らく「胸を掬う」とでも表現すべきリフなのだろうか?)
曲調的にはPOPな?感覚もあって(そこはかとなくツインリードで美麗さを演出しつつの)センスの良さを伝える一曲ではないかと。

◆4th「THE AUTUMN OFFERING
Autumn OfferingAutumn Offering
(2010/08/31)
Autumn Offering

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【MUSICO】The Autumn Offering「The Autumn Offering」の試聴はこちら

THE AUTUMN OFFERINGmyspace

実は最近、今更ながらに、USメタルコア(→デスコア)勢の一連の充実ぶりに目を見張っているのだが、、、。
メタルコアというものが(知られている様に)北欧メロディック・デスからの感化を受け誕生して来たものだとして…。

考えてみれば、アーチスト達がアメリカ進出を目指し、アメリカという地で売れる事を目標とし、また、皆が売れている曲=ヒット・ソングを知っていた(グローバル・スタンダード化?)というそんな時代から時を経て、現在はローカル・スタンダードも存在すれば、各自が聴きたいものを選択して聴く、聴けるという時代である。

そんな時代に、欧州から輸入したものを自らの土壌で焼き直しを図り、昇華・充足させている、USに於けるこのメタルコア/デスコアというジャンルはUS発という観点でも非常に興味深い音楽だな、と改めて考えてみたり。
10年近く続いている所を鑑みれば、俄かの一過性のものでもないという証左かもしれない。

…ついつい話が逸れてしまったが、収録の他曲“Exhale The Locusts”などを耳にしても、当作品は北欧メロデスの持つ無慈悲で冷たき美意識が反映された良メタルコア/デスコア作品と確信シマス。

…というか、(流石の)フロリダは熱いでやんす。

P.S.
このまま連投でGRAVE DIGGER様の記事を>と当初は考えていたが、、、
どうも?背面の方でのっぴきならない疲労物質が滞留している気配が…。
(まっ、そんなもんは〇〇で霧消するんですがね~~)
息切れ気味なので明日?にしたいっす。

カブトの色艶が良くなったと思う。
2010/10/09(土) 23:55 | trackback(0) | comment(2)

『Anti-Hero/BLEEDING THROUGH』

カテゴリー: 一曲一献(メタルコア編)

気のせいだろか。どうも体調がむにゃむにゃな感じがしなくもない。。。
「水代わりの酒」>がダメか。(それだな)

現在の職場ではお盆>皆が一様にその期間に休みを取るという慣習ではなく。
(調整し合って各自取りたい時には取れるんだが~)
逆に、盆時期って電車空いてるんで(=東京砂漠状態)、出た方がお得か?みたいな意識も働き。
だが、このままでは本当に「むにゃむにゃMAX」になるので、その内には休みを取りたいと思ってます。
(という訳で、そそくさと?ブログ更新します。)

オレンジ・カウンティのメタルコア、BLEEDING THROUGHの「BLEEDING THROUGH」より。
(数ヶ月前の)日本盤リリースの祝意と併せて、不良気味な調子を雲散霧消するべく、翌日(2010年8月9日)への活力とさせて頂かん。

メタルコアはメタルコアでもラウドで重音、ブラストも幅を利かせてしているので、曲によってはデスコアとも呼べそう?なんだが、当バンドにおいてはKeyがクリティカル要素の一つという事で、Keyワークの故もあってか局面局面でシンフォ暗黒感覚が香り立っており。
尚、拠点及び女性キーボーディストという点でもWINDS OF PLAGUEと通い合う面がありそうでもある。(が、勿論、別個のバンドなので音楽性に違いはございます。)

インスト・ナンバーのintroの“A Resurrection”からこの“Anti-Hero”への流れは明白なカタルシスだが、「I'll always fight for my existence(※歌詞より)」の攻撃情念をねじ入れた爆発的激音ナンバーという。強力(!)
因みに、刀やら剣やら鎖やらいっぱい出てくる当曲のPVだが…
(「部分的キル・ビル?」)

◆5th「BLEEDING THROUGH
ブリーディング・スルーブリーディング・スルー
(2010/04/28)
ブリーディング・スルー

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BLEEDING THROUGHmyspace

“Your Abondonment”は「DIMMU BORGIRな心」と「メタルコアな心」がドッキングというのか。(素直にかっちょええと思います。)
“Fifteen Minutes”は「ヘドばんでお願いします」的な。(言うまでもなく気に入りました。)
慟哭を内包したAメロとクリーン・パートのサビメロが光る“Salvation Never Found”はメロディに重きを置いたであろうナンバーで、秀逸。
“Drag Me To The Ocean”はトライバルな衝動を感じさせ…(いい意味で)無造作でプリミティブとも言える音感が好ましいと。
ノイジーなギターで始まるオープニングが印象的な“Distortion, Devotion”は切々とした叙情性が適度なダークネスとマッチしたラスト・ナンバー(…好曲)。

爆音と情念とアートのハマリ様は半端なく、(メタルコア的側面のポピュラリティも折衷させた)大変に聴き応えのある作品でゴザイマス。gooooooood!!!

P.S.
灼熱の中でも釣り糸を垂れる太公望に学ぶオモイ。

デンマークのPHONOMIKというバンドが良さそうなのですー。
2010/08/08(日) 22:53 | trackback(0) | comment(2)