2011.07.09 (Sat)
『Tempting Haiwa/TODAY I CAUGHT THE PLAGUE』それはカナディアンのミクスチャー。
昼間買い物に外へ出ましたら…あまりの太陽光線の猛威に言葉を失い。絶句。
(本気で日傘を導入した方がいいかもしれん…)
この気候のせいには出来ないが、呟きにスペルミスがあったり(でも、呟いてしまった後では時既に遅いのであって… 滝の汗)、他にも反省するコトもけして少なくなかったというここ数日。
が、たった今から気を取り直し!
---------------------------------
(予定が後ろ後ろになってばかりなのだが、やっと記事に…!)
カナダのオタワ出身、TODAY I CAUGHT THE PLAGUEの初フルレングス「LORE」より。
例えばカナダというコトであれば、昨年発表されたDIVINITYの2nd「SINGULARITY」も…誠にgreat!だったが、当バンドもまた期待通りにやって下さったものと!!!!!
(※「やらかした」んではなく、あくまで「やってくれた」>のであります!)
何故なら聴いた瞬間に「…コレだっ!!!」と反射的に膝を叩いてしまう緊急事態!!!
(↑緊急などと言いながら、日にちが経過してしまった不徳を恥じたく…m(_ _)m)
当バンドに関しては以前にも少々記事を書かせてもらった事もあるが、プログレッシブでミクスチャーな作風の音楽を奏でるバンドで、特長の一つとしてはその「豪華」な音だろうと。
言わばラグジュアリーな音だと私は前作のデビューEP盤「MS. MARY MALLON」で感じていたのだが、そういう派手派手しい様相と共に、(ある意味)カナディアン・バンドらしい、(いい意味で)聴き手を裏切り翻弄する予測不能性(「最終的には一体いずこへ?」)をも包括しており。
而して、今作に於いてもデビュー作から持ち込んだカオティックなベクトルを外している訳でもないし(少なからず踏襲していると)、グラマラスなサウンドに磨きを掛けながら、何処か心の深奥をなぞるといった趣きの旋律を耳に残す(存外にメロディアスな)曲作りが為された作品だという感想である。
全体のトーンとしては「華」や「深遠」や「エモ」が混在した独特の音感であり、また、曲の整合感も増しているのではないかと。
この“Tempting Haiwa”は「タンゴ(?)」といった気配のintroで始まり…、その時点で結構異色?かもしれないが、その後にギターが絡み、妙に熱っぽいコーラスが絡んで…
そのまま説明不能の世界へと突き進みゆく。
部分的にオペラチックだったりと、次々に別のエレメントがコラージュされて…
実にユニーク。(大好きです)
◆1stフルレングス「LORE」
現状はデジタルだけの扱いのみ?
※TODAY I CAUGHT THE PLAGUE→myspace
“From Bulwark to Bane”は美麗でダークだけどもカオスな音像なのであって…
その中で一本の糸の様に(縫う様に)存在している歌メロの有り方が「歌メロさんは負けず嫌いなのだ」と思わせる勝負姿勢?な楽曲。
“A Cluster of Rogues”も当バンドの魅力がよく伝わるナンバーかとも。賑やかしさの中にも、(宛も深い森に足を踏み入れたという感の)ナチュラルでディープなアトモスフィアが共存している不思議さ。
“Sorrowbred”はアコースティックな響きを生かしたスタティックでリリカルなRock。
モダンな様でいてオールド・ロックな感覚も偲ばせる。(聴いていて凄く心地良し。)
“All Gallant's Oath”はゴシカルな始まり方の後…メタリックに切り込むのだが、ピアノも舞うネオクラシックなテイストもある、大変に扇情的でドラマチックだという。
中盤のアレンジも効果的で…これは名曲だと!!!!!
当バンドが結成されたカナダのオタワです↓。
大きな地図で見る
ネオクラシカルだったり落ち着いた向きのRockだったりする場面に、若々しい情熱をぶちまけるコーラスが合流しゆく>という姿が、(実は結構)特長的なのかもしれないが、若いバンドの筈にも関わらず、つい「老練」という言葉を使ってしまいたくなる手練ぶりや「ぬ、当バンドらしいなっ」と(早くも)思わせる辺り、只者ではない様で。
でも、夏バテしかける休日にこういったチャーミングで豊かな音楽にゆるりと触れられるのは実にシアワセなもので。
(心の栄養補給。)
ですから、「ホント有難う」なのであります、TODAY I CAUGHT THE PLAGUE。
(興味ありましたら是非聴いて頂きたく…!m(_ _)m)
P.S.
「どんどん」「ぴーひゃら」(+人々の歓声)賑々しいので今日は祭りだったかな。
(本気で日傘を導入した方がいいかもしれん…)
この気候のせいには出来ないが、呟きにスペルミスがあったり(でも、呟いてしまった後では時既に遅いのであって… 滝の汗)、他にも反省するコトもけして少なくなかったというここ数日。
が、たった今から気を取り直し!
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(予定が後ろ後ろになってばかりなのだが、やっと記事に…!)
カナダのオタワ出身、TODAY I CAUGHT THE PLAGUEの初フルレングス「LORE」より。
例えばカナダというコトであれば、昨年発表されたDIVINITYの2nd「SINGULARITY」も…誠にgreat!だったが、当バンドもまた期待通りにやって下さったものと!!!!!
(※「やらかした」んではなく、あくまで「やってくれた」>のであります!)
何故なら聴いた瞬間に「…コレだっ!!!」と反射的に膝を叩いてしまう緊急事態!!!
(↑緊急などと言いながら、日にちが経過してしまった不徳を恥じたく…m(_ _)m)
当バンドに関しては以前にも少々記事を書かせてもらった事もあるが、プログレッシブでミクスチャーな作風の音楽を奏でるバンドで、特長の一つとしてはその「豪華」な音だろうと。
言わばラグジュアリーな音だと私は前作のデビューEP盤「MS. MARY MALLON」で感じていたのだが、そういう派手派手しい様相と共に、(ある意味)カナディアン・バンドらしい、(いい意味で)聴き手を裏切り翻弄する予測不能性(「最終的には一体いずこへ?」)をも包括しており。
而して、今作に於いてもデビュー作から持ち込んだカオティックなベクトルを外している訳でもないし(少なからず踏襲していると)、グラマラスなサウンドに磨きを掛けながら、何処か心の深奥をなぞるといった趣きの旋律を耳に残す(存外にメロディアスな)曲作りが為された作品だという感想である。
全体のトーンとしては「華」や「深遠」や「エモ」が混在した独特の音感であり、また、曲の整合感も増しているのではないかと。
この“Tempting Haiwa”は「タンゴ(?)」といった気配のintroで始まり…、その時点で結構異色?かもしれないが、その後にギターが絡み、妙に熱っぽいコーラスが絡んで…
そのまま説明不能の世界へと突き進みゆく。
部分的にオペラチックだったりと、次々に別のエレメントがコラージュされて…
実にユニーク。(大好きです)
◆1stフルレングス「LORE」
現状はデジタルだけの扱いのみ?
※TODAY I CAUGHT THE PLAGUE→myspace
“From Bulwark to Bane”は美麗でダークだけどもカオスな音像なのであって…
その中で一本の糸の様に(縫う様に)存在している歌メロの有り方が「歌メロさんは負けず嫌いなのだ」と思わせる勝負姿勢?な楽曲。
“A Cluster of Rogues”も当バンドの魅力がよく伝わるナンバーかとも。賑やかしさの中にも、(宛も深い森に足を踏み入れたという感の)ナチュラルでディープなアトモスフィアが共存している不思議さ。
“Sorrowbred”はアコースティックな響きを生かしたスタティックでリリカルなRock。
モダンな様でいてオールド・ロックな感覚も偲ばせる。(聴いていて凄く心地良し。)
“All Gallant's Oath”はゴシカルな始まり方の後…メタリックに切り込むのだが、ピアノも舞うネオクラシックなテイストもある、大変に扇情的でドラマチックだという。
中盤のアレンジも効果的で…これは名曲だと!!!!!
当バンドが結成されたカナダのオタワです↓。
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ネオクラシカルだったり落ち着いた向きのRockだったりする場面に、若々しい情熱をぶちまけるコーラスが合流しゆく>という姿が、(実は結構)特長的なのかもしれないが、若いバンドの筈にも関わらず、つい「老練」という言葉を使ってしまいたくなる手練ぶりや「ぬ、当バンドらしいなっ」と(早くも)思わせる辺り、只者ではない様で。
でも、夏バテしかける休日にこういったチャーミングで豊かな音楽にゆるりと触れられるのは実にシアワセなもので。
(心の栄養補給。)
ですから、「ホント有難う」なのであります、TODAY I CAUGHT THE PLAGUE。
(興味ありましたら是非聴いて頂きたく…!m(_ _)m)
P.S.
「どんどん」「ぴーひゃら」(+人々の歓声)賑々しいので今日は祭りだったかな。
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2011.02.13 (Sun)
『Fraudulent Cloth/ATHEIST』はフロリダのTECH-DEATH先人。
「The German Thrash Legend」DESTRUCTIONの新作情報を目にするだけで鼻血が飛び出そうなんだが…。
(想像するだに失神しそうです?)いや、まだ早い。お気を確かに。
その現在熱望中のDESTRUCTIONの新譜はもすこし待つとして、「去年の内に聴けば良かったものを…」と気づいた頃には時既に遅く?年が(さっくりと)明けていたけども、こうしてATHEISTの復活作を耳に出来た慶びもモウレツに代えがたいものがある。
フロリダのデス・メタルシーンが活性化されゆく頃に登場し、3枚のアルバムを発表後、17年の時を経てリリースされたリヴァイバル作となるATHEISTの「JUPITER」。
今でこそ百花繚乱のテクニカル・デスメタル界であるが、彼らはそれ以前には流通していなかった「テクニカル」「ブレイン」という言葉を考え出して使い始めたというならば、まさに(その音楽を以ってして)界隈を先んじてリードする存在だったであろう。
(但し、途中から自らの音楽をデスメタルと呼称するのに抵抗感があったらしく、寧ろ「死」よりも「生」に向かって意識をパラダイム・チェンジさせていったという話も興味深い。)
単純なイメージ戦略に乗っかる事を忌避し、音楽的にも思想的にもCYNICのメンバーらに親近感を持っていたというのもなんとなく分かる話だが(実際に仲良しさん同士?)、この最新作を拝聴しても「カミソリの束が襲ってくるかの鋭利な切れっぷり」、「アドリブ感たっぷりな歪み」、「変則による予定調和の回避」、そして、「カンディンスキー絵画Likeな放埓さ」…は本来的には【カオス(混沌)】と表してしまっても良さそうだ。
……の筈が、しししぃーと耳を傾けているとスススぅーと頭が冴えてくるのだから、(思わず)OVERKILL・ボビーの発言が再び脳裏に蘇ったりもしてしまう。
「コントロールされたカオスは…」。
言わば、そういったARTだろうか?
(「言わば」などと言ってみても全然伝わらないが、体感して頂ければ一番有難いものと存じます m(_ _)m)
この曲でも不協和な不穏さが鮮やかに描き出されており、(当バンドに無くてはならない)シェーファーのボーカルはやはりここでも怪しく魅惑的。
実は当曲、何気にメロディアス(?)ではなかろうかと思うのだが…。
で、(非常事態的に)イカシていると。
◆4th「JUPITER」
※ATHEIST→myspace
8曲全部(ALL)スバラシイと考えるが↓の内。
オープニングの“Second to Sun ”からして(なんだかもう…)「尋常で無さ加減」が秀逸過ぎます。(毀れ落ちそうで毀れ落ちない、破壊しそうで破壊してない…)
“Live and Live Again ”はアヴァンギャルドな「生の躍動」だと思う。(と私は勝手に思います。)
“When The Beast”も(こういう言い方が適切か分からないが…)ストーリー・テリング?というかひどく「劇的」だと。
(密かに挿入される)ケロッグな雰囲気?がFUNNYな“Third Person”は極めて技術的(テクニカル)だけど、でも案外スラッシー?な曲ではないかとも。
ATHEISTの拠点、フロリダのSarasota(サラソータ)です↓
大きな地図で見る
一見(一聴?)すれば野放図に自由奔放な様であっても聴き手をまるで飽きさせない所は、実際には緻密に計算されているがゆえであって(しかも整理されて)、その意味で言うならちっとも「我儘などではない」音楽だと思う。
また、今こうして聴かせて頂くと、個人的には(ある種)DESTRUCTIONなどとも通じるものがあるんでは?と感じていたりもするんだが、どうでせうか。
(「どうでせうか」って、だとしても全くおかしくはなさそうだが…)
兎にも角にも、非凡な音楽表現だというのは明らかなのでは>と思うんす。
(名盤!!!!!)
P.S.
あああ。「トランスポーター3」が始まってる。
(想像するだに失神しそうです?)いや、まだ早い。お気を確かに。
その現在熱望中のDESTRUCTIONの新譜はもすこし待つとして、「去年の内に聴けば良かったものを…」と気づいた頃には時既に遅く?年が(さっくりと)明けていたけども、こうしてATHEISTの復活作を耳に出来た慶びもモウレツに代えがたいものがある。
フロリダのデス・メタルシーンが活性化されゆく頃に登場し、3枚のアルバムを発表後、17年の時を経てリリースされたリヴァイバル作となるATHEISTの「JUPITER」。
今でこそ百花繚乱のテクニカル・デスメタル界であるが、彼らはそれ以前には流通していなかった「テクニカル」「ブレイン」という言葉を考え出して使い始めたというならば、まさに(その音楽を以ってして)界隈を先んじてリードする存在だったであろう。
(但し、途中から自らの音楽をデスメタルと呼称するのに抵抗感があったらしく、寧ろ「死」よりも「生」に向かって意識をパラダイム・チェンジさせていったという話も興味深い。)
単純なイメージ戦略に乗っかる事を忌避し、音楽的にも思想的にもCYNICのメンバーらに親近感を持っていたというのもなんとなく分かる話だが(実際に仲良しさん同士?)、この最新作を拝聴しても「カミソリの束が襲ってくるかの鋭利な切れっぷり」、「アドリブ感たっぷりな歪み」、「変則による予定調和の回避」、そして、「カンディンスキー絵画Likeな放埓さ」…は本来的には【カオス(混沌)】と表してしまっても良さそうだ。
……の筈が、しししぃーと耳を傾けているとスススぅーと頭が冴えてくるのだから、(思わず)OVERKILL・ボビーの発言が再び脳裏に蘇ったりもしてしまう。
「コントロールされたカオスは…」。
言わば、そういったARTだろうか?
(「言わば」などと言ってみても全然伝わらないが、体感して頂ければ一番有難いものと存じます m(_ _)m)
この曲でも不協和な不穏さが鮮やかに描き出されており、(当バンドに無くてはならない)シェーファーのボーカルはやはりここでも怪しく魅惑的。
実は当曲、何気にメロディアス(?)ではなかろうかと思うのだが…。
で、(非常事態的に)イカシていると。
◆4th「JUPITER」
![]() | Jupiter (2010/11/09) Atheist 商品詳細を見る |
※ATHEIST→myspace
8曲全部(ALL)スバラシイと考えるが↓の内。
オープニングの“Second to Sun ”からして(なんだかもう…)「尋常で無さ加減」が秀逸過ぎます。(毀れ落ちそうで毀れ落ちない、破壊しそうで破壊してない…)
“Live and Live Again ”はアヴァンギャルドな「生の躍動」だと思う。(と私は勝手に思います。)
“When The Beast”も(こういう言い方が適切か分からないが…)ストーリー・テリング?というかひどく「劇的」だと。
(密かに挿入される)ケロッグな雰囲気?がFUNNYな“Third Person”は極めて技術的(テクニカル)だけど、でも案外スラッシー?な曲ではないかとも。
ATHEISTの拠点、フロリダのSarasota(サラソータ)です↓
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一見(一聴?)すれば野放図に自由奔放な様であっても聴き手をまるで飽きさせない所は、実際には緻密に計算されているがゆえであって(しかも整理されて)、その意味で言うならちっとも「我儘などではない」音楽だと思う。
また、今こうして聴かせて頂くと、個人的には(ある種)DESTRUCTIONなどとも通じるものがあるんでは?と感じていたりもするんだが、どうでせうか。
(「どうでせうか」って、だとしても全くおかしくはなさそうだが…)
兎にも角にも、非凡な音楽表現だというのは明らかなのでは>と思うんす。
(名盤!!!!!)
P.S.
あああ。「トランスポーター3」が始まってる。
2010.11.14 (Sun)
『Your Creations/SUICIDE SILENCE』
現在話題になっているBAD CITY(シカゴ出身)のPVを観てみたのだが。
「こ…、これは…??多くの方々の胸中を(多角的に)きゅんきゅんさせまくりでは???」
甘酸っぱいコーラス…、LAメタルなR&Rテイスト。。。
PVも「どうだ!」の80年代風!!!
正統派ぐっどるっきんぐ? BON JOVIの再来?(勿論BONは現役ですが…)
(えーと…)
自分はウド・ダークシュナイダーのシンパであります!!(なんでもナイです)
でもそうか~、BAD CITYの場合、中途半端じゃない徹底ぶりがいいんかな?
(もしもBAD CITYを入手する様な日が来たら、記事を書かせて頂く様な日もあるかとオモイマス。)
*-------*-------*-------*-------*
ついつい話が逸脱したが、SUICIDE SILENCEの「NO TIME NO BLEED」を未聴だったので(今更ながら?)先日耳にいたしました所、ソッコウで「耳がマジ惚れ(ハート状態化)」した為、早々に獲得に至ったという。
聴かせて頂いた感想としては……
「パネェっす!」以上。
↑で終わらせるつもりがなく、もっと×2語りたいコトがあるので続けますが、
当バンドはカリフォルニア出身のデスコア/グラインドコアで、その筋?ではかなり知られた存在でやんす。(に違いないです)
というか、1st「THE CLEANSING」が初登場でビルボードの上位に食い込んだ位だから、ご存じの方も多いとは思うが。
(因みに現在はヨーロッパ・ツアーで各地廻っている最中の筈である。)
そもそもが「センス良過ぎなんじゃ?」系の音なのだと思うが(本能レベルの掌握?)、色で喩えるならば『ダークオレンジ=darkorange』?とでも表現したくなる(あくまで私の感覚です)、鮮烈な…神経を刺激する…神経にギシギシ響いてくる音であり…、「こりゃぁ本気だわ、…本気。」の甘っ気無さ、無情さに惚れ惚れっす。
MITCH LUCKER氏のボーカルもスクリームとグロウルの分担を有能にこなしているのであり(特にスクリームに力があるというか、特長的かと)、サウンド全体に言えそうなのはやたらと緩急の付け方が巧みでもあって、その上、しっかりと憎い(美味しい)フレーズを用意しており、結構そこが大きいのかも。
1stと比較してめっきり作風が変わったという訳ではなかろうが、「我ここに在り!」を宣言するには充分に違いなく(=決定打)、この作品に関して言うと前半の性急な勢いもさることながら、後半に中々に味好み?な曲が増えてくる気がしないでもない。
この曲は、のっけから賑やかしくもエクストリームなのは当然だ?として、上側へとけたたましく伸び吼えるボーカルと中盤以降のセンセーショナル極まりない緊張感がそれでこそ「パネェ(半端無い)」のでは?
(エラくかっちょええんじゃないかなーーー。)技あり一本の至曲。
◆2nd「NO TIME TO BLEED」
※SUICIDE SILENCE→myspace
少しだけでも曲紹介を!
“Lifted”は「何か…始まるよね?」の不穏なintro以後、ずっと継続する不気味さがとつても芳しいアーティスティックなナンバー。
“Smoke”は問答無用・情け容赦ナシの大暴走に心身委ねてみる>が正しい形?だろうかと。
“Something invisible”はこれでもかの激音の中で主張的なGリフが冴える、グルーヴ感併せ持つ曲。(大音量でお願いシマス)
Official PVにもなっている“Genocide”もこれまた硬質で文句なく(温かみ希薄な)クールな音作り~。goooooood!
私は当バンドが演出する緊張感(テンション)の性質柄が好きな気がするが…。
いや、(本当言うと)ここの所、幾つかの色々なバンドの新作をチェックしたりもしていたのだが、自分的にはここ1週間位の期間でこちらのバンドが(昨年作ながら)最もしっくり来たというべきか、感想記事にさせて頂きたいと感じたというか。だったのです。
(が、そんな己の事情は放っておくとして~)当作はGREATなのでありまして!
過去2作で既に風格までも漂わしているSUICIDE SILENCEだが、現在も精力的に活動されており、今後も必ずや安定した実力を発揮し続けて下さるものと信じて疑いません…!
P.S.
やつたーーーー!!!メダル獲得!!
そういや、ウド様のTwitter発見出来ないのだが。。やってないか?(やらんか。)
(ディガー様はフォロー済みだけどっ!)
余談はご興味あらばお読み下さい…
「こ…、これは…??多くの方々の胸中を(多角的に)きゅんきゅんさせまくりでは???」
甘酸っぱいコーラス…、LAメタルなR&Rテイスト。。。
PVも「どうだ!」の80年代風!!!
正統派ぐっどるっきんぐ? BON JOVIの再来?(勿論BONは現役ですが…)
(えーと…)
自分はウド・ダークシュナイダーのシンパであります!!(なんでもナイです)
でもそうか~、BAD CITYの場合、中途半端じゃない徹底ぶりがいいんかな?
(もしもBAD CITYを入手する様な日が来たら、記事を書かせて頂く様な日もあるかとオモイマス。)
*-------*-------*-------*-------*
ついつい話が逸脱したが、SUICIDE SILENCEの「NO TIME NO BLEED」を未聴だったので(今更ながら?)先日耳にいたしました所、ソッコウで「耳がマジ惚れ(ハート状態化)」した為、早々に獲得に至ったという。
聴かせて頂いた感想としては……
「パネェっす!」以上。
↑で終わらせるつもりがなく、もっと×2語りたいコトがあるので続けますが、
当バンドはカリフォルニア出身のデスコア/グラインドコアで、その筋?ではかなり知られた存在でやんす。(に違いないです)
というか、1st「THE CLEANSING」が初登場でビルボードの上位に食い込んだ位だから、ご存じの方も多いとは思うが。
(因みに現在はヨーロッパ・ツアーで各地廻っている最中の筈である。)
そもそもが「センス良過ぎなんじゃ?」系の音なのだと思うが(本能レベルの掌握?)、色で喩えるならば『ダークオレンジ=darkorange』?とでも表現したくなる(あくまで私の感覚です)、鮮烈な…神経を刺激する…神経にギシギシ響いてくる音であり…、「こりゃぁ本気だわ、…本気。」の甘っ気無さ、無情さに惚れ惚れっす。
MITCH LUCKER氏のボーカルもスクリームとグロウルの分担を有能にこなしているのであり(特にスクリームに力があるというか、特長的かと)、サウンド全体に言えそうなのはやたらと緩急の付け方が巧みでもあって、その上、しっかりと憎い(美味しい)フレーズを用意しており、結構そこが大きいのかも。
1stと比較してめっきり作風が変わったという訳ではなかろうが、「我ここに在り!」を宣言するには充分に違いなく(=決定打)、この作品に関して言うと前半の性急な勢いもさることながら、後半に中々に味好み?な曲が増えてくる気がしないでもない。
この曲は、のっけから賑やかしくもエクストリームなのは当然だ?として、上側へとけたたましく伸び吼えるボーカルと中盤以降のセンセーショナル極まりない緊張感がそれでこそ「パネェ(半端無い)」のでは?
(エラくかっちょええんじゃないかなーーー。)技あり一本の至曲。
◆2nd「NO TIME TO BLEED」
![]() | ノー・タイム・トゥ・ブリーズ (2009/07/22) スーサイド・サイレンス 商品詳細を見る |
※SUICIDE SILENCE→myspace
少しだけでも曲紹介を!
“Lifted”は「何か…始まるよね?」の不穏なintro以後、ずっと継続する不気味さがとつても芳しいアーティスティックなナンバー。
“Smoke”は問答無用・情け容赦ナシの大暴走に心身委ねてみる>が正しい形?だろうかと。
“Something invisible”はこれでもかの激音の中で主張的なGリフが冴える、グルーヴ感併せ持つ曲。(大音量でお願いシマス)
Official PVにもなっている“Genocide”もこれまた硬質で文句なく(温かみ希薄な)クールな音作り~。goooooood!
私は当バンドが演出する緊張感(テンション)の性質柄が好きな気がするが…。
いや、(本当言うと)ここの所、幾つかの色々なバンドの新作をチェックしたりもしていたのだが、自分的にはここ1週間位の期間でこちらのバンドが(昨年作ながら)最もしっくり来たというべきか、感想記事にさせて頂きたいと感じたというか。だったのです。
(が、そんな己の事情は放っておくとして~)当作はGREATなのでありまして!
過去2作で既に風格までも漂わしているSUICIDE SILENCEだが、現在も精力的に活動されており、今後も必ずや安定した実力を発揮し続けて下さるものと信じて疑いません…!
P.S.
やつたーーーー!!!メダル獲得!!
そういや、ウド様のTwitter発見出来ないのだが。。やってないか?(やらんか。)
(ディガー様はフォロー済みだけどっ!)
余談はご興味あらばお読み下さい…
2010.10.21 (Thu)
『Nght Prty/RAUNCHY』(と内なる心のトキメキック。)
(先んじて)RAUNCHYの記事文らしき?が出来上がったそんな吉日なので、Upさせて頂きたいと思う。(一昨日に危機に見舞われた携帯電話を連打して作文しました。)
…そうです、こちらを先に聴き始めていたからに他なりません。。。
新作「A DISCORD ELECTRIC」から。
ラウンチーはデンマークのバンドで、自分の贔屓様バンドの一つであリマス。
どうして贔屓様なのか理由ははっきりしないのだが、当バンドと私個人の相性が良いらしく?友好条約(ヘビロテ)を長期に亘り締結しており。。
恐らくはデンマークのモダニズム派?のバンドの中でも最もワールドワイド的に有名なのでは>と推測されるが、日本では案外…??
…というのが少々不思議なのではあるが、フューチャー(近未来)テイストをあざとくない風に溶かし入れた(クリーン&スクリームボイス同居型の)ポップでキャッチーな電子チック軽妙メタルというか。
…と書けばあんまり珍しくもないみたいだが、私が感じているラウンチーの特長・特質としては「好き者を熱中させる高品質なメロディ」「1つのタームにソツなく必要十分条件を組み込むコンポージングの優れた手腕」、それと「コーラスのハモリっぷり(※コーラスはクリーン・スクリーム両刀使い)」など、であろうか。
で、演奏隊が(根っこがスラッシャーの)オリジナル・メンバーのせいか、盛り上げ方をよく承知されているなぁと。
ジャケ画もこの度の音楽性をうまく投影させたスタイリッシュなイラストだと思われるが、本作「DISCORD ELECTRIC」は今までのスタンスは崩さずに、より研ぎ澄まし磨き抜く曲作りへの追求が柱にあって、それら玉手箱の宝石の如く粒揃いな1つ1つの曲が…様々に変化する表情を見せているので…「彩と綾がある」アルバムとなっているというか。
兎にも角にも…私はこちらを視聴した段階で「……やって下さった……!!!(←モチ良い意味です)」の内心のトキメキック?が尋常でなかった訳で。(感激ひとしお。)
思い返せば(って、つい最近だが)初めてこの曲を聴いた時もそうだった。
この曲のサビに接した瞬間に、、、拳を天に高々と掲げたのは言うまでもない!!
(よくぞ「必殺仕事人」な旋律を~~!)寒気に似たぷつぷつ鳥肌が…。
秋らしいと言えば秋らしい雅な歌メロを響かせる…ポップ&エクスリームな哀愁佳曲に武者震いしてしまったものであったっ。
◆「A DISCORD ELECTRIC」

※RAUNCHY⇒myspace
あとちょいとだけ、ほんとにちょっとですが、曲紹介を。(後日またもや…)
“Ire Vampire”は文句の付け様がなさそう?な展開とヘドバン必至のフックを備えた激系チューンであり。エキサイティング!
“Big Truth”はあっかるくて!サワヤカシくて!ピュアで…!
(その純真無垢さ加減に胸打たれてしまう…)
爆音のバンドでこの手の曲でこの感動>は中々出せないんでは…という気がするのだが、終始コーラスも綺麗であり、「明るいけれどうっすら泣けてくる」というやつだろうか。
ほぼメタルで埋め尽くされている音楽生活の現状なのではあるが、
(告白すると)実の所、私はラウンチーを「広義の洋楽好き」という感性で聴いてるかもしれず。
今作はロマンチックだったりもするので、以降の季節にもハマるんではないかと。
(ラウンチーは過去にWHAM!のLast Christmasをカバーしていたりするし。)
メロディ職人ぶりを改めて見せつけられた思いであるが、15年選手である当バンドの生き生きとしたサウンド・クリエイションには…
(興奮の留まりを知りません…!!!)
P.S.
次こそ御大の新作に纏わる記事を!
…と王冠と南瓜と(再び)墓堀人>どこぞかの時点で必ずや!と考えております~。
…そうです、こちらを先に聴き始めていたからに他なりません。。。
新作「A DISCORD ELECTRIC」から。
ラウンチーはデンマークのバンドで、自分の贔屓様バンドの一つであリマス。
どうして贔屓様なのか理由ははっきりしないのだが、当バンドと私個人の相性が良いらしく?友好条約(ヘビロテ)を長期に亘り締結しており。。
恐らくはデンマークのモダニズム派?のバンドの中でも最もワールドワイド的に有名なのでは>と推測されるが、日本では案外…??
…というのが少々不思議なのではあるが、フューチャー(近未来)テイストをあざとくない風に溶かし入れた(クリーン&スクリームボイス同居型の)ポップでキャッチーな電子チック軽妙メタルというか。
…と書けばあんまり珍しくもないみたいだが、私が感じているラウンチーの特長・特質としては「好き者を熱中させる高品質なメロディ」「1つのタームにソツなく必要十分条件を組み込むコンポージングの優れた手腕」、それと「コーラスのハモリっぷり(※コーラスはクリーン・スクリーム両刀使い)」など、であろうか。
で、演奏隊が(根っこがスラッシャーの)オリジナル・メンバーのせいか、盛り上げ方をよく承知されているなぁと。
ジャケ画もこの度の音楽性をうまく投影させたスタイリッシュなイラストだと思われるが、本作「DISCORD ELECTRIC」は今までのスタンスは崩さずに、より研ぎ澄まし磨き抜く曲作りへの追求が柱にあって、それら玉手箱の宝石の如く粒揃いな1つ1つの曲が…様々に変化する表情を見せているので…「彩と綾がある」アルバムとなっているというか。
兎にも角にも…私はこちらを視聴した段階で「……やって下さった……!!!(←モチ良い意味です)」の内心のトキメキック?が尋常でなかった訳で。(感激ひとしお。)
思い返せば(って、つい最近だが)初めてこの曲を聴いた時もそうだった。
この曲のサビに接した瞬間に、、、拳を天に高々と掲げたのは言うまでもない!!
(よくぞ「必殺仕事人」な旋律を~~!)寒気に似たぷつぷつ鳥肌が…。
秋らしいと言えば秋らしい雅な歌メロを響かせる…ポップ&エクスリームな哀愁佳曲に武者震いしてしまったものであったっ。
◆「A DISCORD ELECTRIC」
![]() | Discord Electric (2010/10/12) Raunchy 商品詳細を見る |

※RAUNCHY⇒myspace
あとちょいとだけ、ほんとにちょっとですが、曲紹介を。(後日またもや…)
“Ire Vampire”は文句の付け様がなさそう?な展開とヘドバン必至のフックを備えた激系チューンであり。エキサイティング!
“Big Truth”はあっかるくて!サワヤカシくて!ピュアで…!
(その純真無垢さ加減に胸打たれてしまう…)
爆音のバンドでこの手の曲でこの感動>は中々出せないんでは…という気がするのだが、終始コーラスも綺麗であり、「明るいけれどうっすら泣けてくる」というやつだろうか。
ほぼメタルで埋め尽くされている音楽生活の現状なのではあるが、
(告白すると)実の所、私はラウンチーを「広義の洋楽好き」という感性で聴いてるかもしれず。
今作はロマンチックだったりもするので、以降の季節にもハマるんではないかと。
(ラウンチーは過去にWHAM!のLast Christmasをカバーしていたりするし。)
メロディ職人ぶりを改めて見せつけられた思いであるが、15年選手である当バンドの生き生きとしたサウンド・クリエイションには…
(興奮の留まりを知りません…!!!)
P.S.
次こそ御大の新作に纏わる記事を!
…と王冠と南瓜と(再び)墓堀人>どこぞかの時点で必ずや!と考えております~。
2010.09.14 (Tue)
Desecrated/THE CRIMSON ARMADA
USのオハイオ州出身のデスコアバンド、
THE CRIMSON ARMADAの“Desecrated”。
1st「GUARDIANS」より。
私は去年の段階よりこちらを聴かせて頂いていたのだが、心に留めたままずっと温存状態となり…(面目無く。。。)
だが、いつぞや記事に>と構想していたのは本当中の本当でアリマス。
(今、時を逃してはならない>と唐突に?決意しました。)もう昨年話題になっていたやも分からないが。。。
myspaceに挙がっている新曲だけを視聴する限りは随分様変わりしてる予感?(跳躍感↑アップ?)というキモチなのだが、この前作「GUARDIANS」は冷静沈着な面持ちの良作品だと思う。
個人的には【脳内真っ皿(真っ平化)】に効用テキメンかもしれないという。
(いや、「アタマん中ゴチャゴチャなう」>で困り果ててる訳ではないが…。)
それはテクニカルに整理された音の帰結かもしれない。(事実、ヒヤっとしている方ではないかと。)
赤いバンド名(「真紅の艦隊?」)なのに、ジャケ画は寒色というのがその辺を象徴的に物語る?
この盤は、ヒスなスクリームと下水道ガテラルの相乗で引っ張っていくボーカル、且つ、エキゾチックなdeathメタルの片鱗やTHE BLACK DAHLIA MURDERといったメロ味あるメタルコア/デスコア、それに交響暗黒バンドの影響も感じられるという(楽曲によって)シンフォ成分含有のテクニカルめなデスコアでせうか。
(切れたヒスっぽいvoがブラック・ダリア・マーダーを思い出せるのだろか。)
因みに、当作は後半に進む程に魅力が増していく様に思う(竜尾?)。
当曲は中東風ニュアンスを混ぜ混ぜした技術的な向きが濃い?曲だと思うが、纏まりがあるのと随所に仕掛けが用意されている為、ダレずに一気に聴かせる印象。
後半での上&下ボーカルのバトルも映えまくっており。
(「意中」の曲だというコトです…!)
◆1st「GUARDIANS」
※THE CRIMSON ARMADA→myspace
当曲以外にも、ピロピロとした冒頭を過ぎてからの猛攻勢が芳しい“Revelations”、また「オペラ座の怪人?」な交響曲風introの麗しなデスコア“The Architect”が特級オキニで。
(昨今の流れで捉えるならば)めちゃんこ斬新とか目新しいサウンド・メイキングではないかもしれないが、安定した演奏、バランス良さ、クールな音感覚が(じわじわと)頭と身体に響いてくる…、、、
何とゆうのでしょうか、「相性いいかな?」>というオモイがございます。
P.S.
昨日は所謂月曜日らしい月曜日だったので、予定ズレ込んでしまい。。。
(悔しいかつたが)でも、ブログは愉しいと思いますm(_ _)m
THE CRIMSON ARMADAの“Desecrated”。
1st「GUARDIANS」より。
私は去年の段階よりこちらを聴かせて頂いていたのだが、心に留めたままずっと温存状態となり…(面目無く。。。)
だが、いつぞや記事に>と構想していたのは本当中の本当でアリマス。
(今、時を逃してはならない>と唐突に?決意しました。)もう昨年話題になっていたやも分からないが。。。
myspaceに挙がっている新曲だけを視聴する限りは随分様変わりしてる予感?(跳躍感↑アップ?)というキモチなのだが、この前作「GUARDIANS」は冷静沈着な面持ちの良作品だと思う。
個人的には【脳内真っ皿(真っ平化)】に効用テキメンかもしれないという。
(いや、「アタマん中ゴチャゴチャなう」>で困り果ててる訳ではないが…。)
それはテクニカルに整理された音の帰結かもしれない。(事実、ヒヤっとしている方ではないかと。)
赤いバンド名(「真紅の艦隊?」)なのに、ジャケ画は寒色というのがその辺を象徴的に物語る?
この盤は、ヒスなスクリームと下水道ガテラルの相乗で引っ張っていくボーカル、且つ、エキゾチックなdeathメタルの片鱗やTHE BLACK DAHLIA MURDERといったメロ味あるメタルコア/デスコア、それに交響暗黒バンドの影響も感じられるという(楽曲によって)シンフォ成分含有のテクニカルめなデスコアでせうか。
(切れたヒスっぽいvoがブラック・ダリア・マーダーを思い出せるのだろか。)
因みに、当作は後半に進む程に魅力が増していく様に思う(竜尾?)。
当曲は中東風ニュアンスを混ぜ混ぜした技術的な向きが濃い?曲だと思うが、纏まりがあるのと随所に仕掛けが用意されている為、ダレずに一気に聴かせる印象。
後半での上&下ボーカルのバトルも映えまくっており。
(「意中」の曲だというコトです…!)
◆1st「GUARDIANS」
![]() | Guardians (2009/07/07) Crimson Armada 商品詳細を見る |
※THE CRIMSON ARMADA→myspace
当曲以外にも、ピロピロとした冒頭を過ぎてからの猛攻勢が芳しい“Revelations”、また「オペラ座の怪人?」な交響曲風introの麗しなデスコア“The Architect”が特級オキニで。
(昨今の流れで捉えるならば)めちゃんこ斬新とか目新しいサウンド・メイキングではないかもしれないが、安定した演奏、バランス良さ、クールな音感覚が(じわじわと)頭と身体に響いてくる…、、、
何とゆうのでしょうか、「相性いいかな?」>というオモイがございます。
P.S.
昨日は所謂月曜日らしい月曜日だったので、予定ズレ込んでしまい。。。
(悔しいかつたが)でも、ブログは愉しいと思いますm(_ _)m
2010.07.18 (Sun)
『Lethal Injection/SOULFLY』
マックス・カヴァレラ率いる、
SOULFLYの“Lethal Injection”。
SOULFLYの最新作「OMEN」より。
リリースされてから存分に日が経過しているのは自明だが…(要するに、時期を逸しているかもしれないが…)。
……が、書くなら今しかない……!(←?)
母国ブラジルへの愛を握り締める音楽探求者の想いの長けは、今作でも鮮烈に我々の胸へと到達した(!)と信じるが、バックグラウンドたる「三つ子の魂百まで」ブラリアン・スラッシュは元より、HC、ラウド・ロック、Nu-Metal、民族音楽(etc)にヘヴィネスとグルーヴを反響させるという従来の音楽性は継承されているだろうが、今ここで聴ける音はSOULFLY発・昇華形「快なブルータル」に間違いなく。
「トライバル」としばしば表現される生荒々しいラウド要素とそれとの摩擦を起こさない麗しのギターワークに違和感は無く、寧ろ驚異的な冴えっぷり、ハマリっぷりかと。
各曲の懇ろ(ねんごろ)で烈々たる有り様に触れるにつけ、マックス・カヴァレラの凄みを再認識するに充分であって。
この曲は…聴けば「う・おぉぉ!」で。
これを避けては通れない(通り過ぎてはならない)と確信した自分だったが?、白蛇ファンならずとも恐らく?「う・おぉぉ!」になるかもしれない。
(部分的にそうだからとて)それを私はまるで不快には感じず、粘っこさとダウナーな重々しさがこれだけ心地良いとすれば(本当の話)好感の雨あられである。
(重さと重さの間に走るギターは効果絶大で…)
◆7th「OMEN」
※SOULFLY→myspace
この機会を得たので、少々曲紹介を。
オープニングの“Bloodbath & Beyond”は(物も言わせない?)武者震い系ハードコア調・チューン。
“Rise Of The Fallen”はエクトリームでヘヴィもへヴィだが、中近東風なアレンジ、SABBATHなオドロっとした感も垣間見せ。
リフの掴みが強固な“Kingdom”ものっぴきなくBODY揺らしつつの、ダークで雰囲気ある鉄な楽曲。
“Jeffery”は比較的?スパっとしたthrash然な感覚のナンバーだろか。
“Vulture Culture”は「ALL(全部)薙ぎ倒します」な気迫。←なんだけどGソロの美しさに身震いが。。
“Counter Sabotage”は内面をえぐるかの重さというか…(!)
…という訳で、「ゆらゆら身体揺らしの」「がんがん頭振りの」SOULFLY本作のテンション(緊張感)はラストまで糸が切れそうも無く。
(血管がぶちぶち唸ってました。)great!!!
P.S.
(砂漠の乾きで水の飢えを癒すべく)がむしゃらに聴いており。
…なのだけども、つい近場で昨日~今日夏祭りが。。。
「ぴーひゃら!どんどん!」に加えて、西〇ドームからは花火音(?)までも聞こえてくる。(が、大喧騒に負けずメタル聴き続け。)
SOULFLYの“Lethal Injection”。
SOULFLYの最新作「OMEN」より。
リリースされてから存分に日が経過しているのは自明だが…(要するに、時期を逸しているかもしれないが…)。
……が、書くなら今しかない……!(←?)
母国ブラジルへの愛を握り締める音楽探求者の想いの長けは、今作でも鮮烈に我々の胸へと到達した(!)と信じるが、バックグラウンドたる「三つ子の魂百まで」ブラリアン・スラッシュは元より、HC、ラウド・ロック、Nu-Metal、民族音楽(etc)にヘヴィネスとグルーヴを反響させるという従来の音楽性は継承されているだろうが、今ここで聴ける音はSOULFLY発・昇華形「快なブルータル」に間違いなく。
「トライバル」としばしば表現される生荒々しいラウド要素とそれとの摩擦を起こさない麗しのギターワークに違和感は無く、寧ろ驚異的な冴えっぷり、ハマリっぷりかと。
各曲の懇ろ(ねんごろ)で烈々たる有り様に触れるにつけ、マックス・カヴァレラの凄みを再認識するに充分であって。
この曲は…聴けば「う・おぉぉ!」で。
これを避けては通れない(通り過ぎてはならない)と確信した自分だったが?、白蛇ファンならずとも恐らく?「う・おぉぉ!」になるかもしれない。
(部分的にそうだからとて)それを私はまるで不快には感じず、粘っこさとダウナーな重々しさがこれだけ心地良いとすれば(本当の話)好感の雨あられである。
(重さと重さの間に走るギターは効果絶大で…)
◆7th「OMEN」
![]() | Omen (2010/05/25) Soulfly 商品詳細を見る |
※SOULFLY→myspace
この機会を得たので、少々曲紹介を。
オープニングの“Bloodbath & Beyond”は(物も言わせない?)武者震い系ハードコア調・チューン。
“Rise Of The Fallen”はエクトリームでヘヴィもへヴィだが、中近東風なアレンジ、SABBATHなオドロっとした感も垣間見せ。
リフの掴みが強固な“Kingdom”ものっぴきなくBODY揺らしつつの、ダークで雰囲気ある鉄な楽曲。
“Jeffery”は比較的?スパっとしたthrash然な感覚のナンバーだろか。
“Vulture Culture”は「ALL(全部)薙ぎ倒します」な気迫。←なんだけどGソロの美しさに身震いが。。
“Counter Sabotage”は内面をえぐるかの重さというか…(!)
…という訳で、「ゆらゆら身体揺らしの」「がんがん頭振りの」SOULFLY本作のテンション(緊張感)はラストまで糸が切れそうも無く。
(血管がぶちぶち唸ってました。)great!!!
P.S.
(砂漠の乾きで水の飢えを癒すべく)がむしゃらに聴いており。
…なのだけども、つい近場で昨日~今日夏祭りが。。。
「ぴーひゃら!どんどん!」に加えて、西〇ドームからは花火音(?)までも聞こえてくる。(が、大喧騒に負けずメタル聴き続け。)
タグ : SOULFLY マックス・カヴァレラ
2010.05.23 (Sun)
『The Great Fall/THE FALLEN WITHIN』
ギリシャのメロデス/メタルコアなメタル、
THE FALLEN WITHINの“The Great Fall”。
ギリシャ出身のバンドによる日本お初盤「INTOXICATED」から。
えーと…。聴き初めで(間髪入れず?)落とされた…っぽいデス。
(ギリシャ経済破綻の報道、その原因究明に関する情報が入って、、、)
最近ではバンド名や曲名に“WITHIN”をしのばせる流れがあるのだろうか?と(そろそろ)考え始めたりしているが、THE FALLEN WITHINは03年にバンドの基本形が形成されたとの事で(※現在は6人体制の模様)、昨年初頭のフィンランドに於けるフルレングスアルバムの制作に当たってはFIREWINDのBob Katsionis<key>といった方々と共同で行われたそうで。
説明書きにある「米メタルコアとスカンジナビアmelodicメタルの影響をオモムロに?受けて…」という辺りは>そうかもしれないと思うが、(同じお国で考えれば)ギター巧者のコンスタンティン(帝)在籍のDESCENDINGと接近する感性がある様でいて、総じて言うと「industrialなソリッドさ」とか「near future的オシャンティーな質感」、「heavyなウネるノリ」が手前に迫っているのだろかと。
(※「オシャンティー」:元意の通りデス。)
(※「ウネるノリ」:SOULFLYといったバンド達から感じる様な。)
但し、掴みが好い歌メロを据え置いたり、ほのかに琥珀色?の哀愁美も創出するという所はDESCENDINGとも相通じるかとも。
この曲、トライバルな烈々さで進んで行くだけでなく、哀歓極まる旋律のサビとギターのラインが主張的なインスト部でぎゅっと!引き締めを図っているんでは(!)と考えられる曲で。
◆日本お初盤「INTOXICATED」
※THE FALLEN WITHIN→myspace
工業的な“Sound Of Destruction”は肌触り滑らかな?主メロも映えており、行き届いた構成にも当バンドの特徴が如実に出ているかとも。(ギターもKeyも腕っぷしを披瀝~)
introのごつごつしたGリフが激好ましい“I Am Hate”はリズム的に熱っちくて…好きですねぇぇ。ちょーべりーぐっど。
“Extinction”も口ずさむで然りだろうサビメロで、ツインギターの間奏などもあって大変聴き易く。
最後まできっとムーディなムードでと想像された“Endless Reality”は(油断出来ず?)中盤~終盤から俄然攻むべし!な展開になるので要注意か。
タイトルの“Intoxicated”はクールなモダン・ヘヴィネス調かっちょよさで突き通すかと思いきや(うっすら?)交響曲なSEも盛り込んでいた(!)。
当作>『ギリシャ神話に新しい章を付け加えねばならない。』のコピーがまばゆいが。
…という訳で、アレンジもめっきり?具合がいいのだけど(地中海の美と適度な攻撃性を混じえた)メロウとアグレの配分が秀逸なのではないか!と感じ入り。
P.S.
本日、何かとしっかり聴けたのが…(溜飲が下がる思い。)
ううう…こんな時間か…
す、すみません…!また伺わせて頂きますっ
(しかも、昨晩は訪問後もコメントも残せずじまいで。。。)
改めて>と思っとります m(_ _)m
※【5/24】一部、文言変更しました。
THE FALLEN WITHINの“The Great Fall”。
ギリシャ出身のバンドによる日本お初盤「INTOXICATED」から。
えーと…。聴き初めで(間髪入れず?)落とされた…っぽいデス。
(ギリシャ経済破綻の報道、その原因究明に関する情報が入って、、、)
最近ではバンド名や曲名に“WITHIN”をしのばせる流れがあるのだろうか?と(そろそろ)考え始めたりしているが、THE FALLEN WITHINは03年にバンドの基本形が形成されたとの事で(※現在は6人体制の模様)、昨年初頭のフィンランドに於けるフルレングスアルバムの制作に当たってはFIREWINDのBob Katsionis<key>といった方々と共同で行われたそうで。
説明書きにある「米メタルコアとスカンジナビアmelodicメタルの影響をオモムロに?受けて…」という辺りは>そうかもしれないと思うが、(同じお国で考えれば)ギター巧者のコンスタンティン(帝)在籍のDESCENDINGと接近する感性がある様でいて、総じて言うと「industrialなソリッドさ」とか「near future的オシャンティーな質感」、「heavyなウネるノリ」が手前に迫っているのだろかと。
(※「オシャンティー」:元意の通りデス。)
(※「ウネるノリ」:SOULFLYといったバンド達から感じる様な。)
但し、掴みが好い歌メロを据え置いたり、ほのかに琥珀色?の哀愁美も創出するという所はDESCENDINGとも相通じるかとも。
この曲、トライバルな烈々さで進んで行くだけでなく、哀歓極まる旋律のサビとギターのラインが主張的なインスト部でぎゅっと!引き締めを図っているんでは(!)と考えられる曲で。
◆日本お初盤「INTOXICATED」
![]() | イントキシケイテッド (2010/04/14) ザ・フォールン・ウィズイン 商品詳細を見る |
※THE FALLEN WITHIN→myspace
工業的な“Sound Of Destruction”は肌触り滑らかな?主メロも映えており、行き届いた構成にも当バンドの特徴が如実に出ているかとも。(ギターもKeyも腕っぷしを披瀝~)
introのごつごつしたGリフが激好ましい“I Am Hate”はリズム的に熱っちくて…好きですねぇぇ。ちょーべりーぐっど。
“Extinction”も口ずさむで然りだろうサビメロで、ツインギターの間奏などもあって大変聴き易く。
最後まできっとムーディなムードでと想像された“Endless Reality”は(油断出来ず?)中盤~終盤から俄然攻むべし!な展開になるので要注意か。
タイトルの“Intoxicated”はクールなモダン・ヘヴィネス調かっちょよさで突き通すかと思いきや(うっすら?)交響曲なSEも盛り込んでいた(!)。
当作>『ギリシャ神話に新しい章を付け加えねばならない。』のコピーがまばゆいが。
…という訳で、アレンジもめっきり?具合がいいのだけど(地中海の美と適度な攻撃性を混じえた)メロウとアグレの配分が秀逸なのではないか!と感じ入り。
P.S.
本日、何かとしっかり聴けたのが…(溜飲が下がる思い。)
ううう…こんな時間か…
す、すみません…!また伺わせて頂きますっ
(しかも、昨晩は訪問後もコメントも残せずじまいで。。。)
改めて>と思っとります m(_ _)m
※【5/24】一部、文言変更しました。